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東京児童協会コラム
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オリンピック金メダリスト・水谷隼さんが園児に卓球の楽しさを直接指導!|ひらがなのツリーほいくえん

都内に24の保育園を運営している社会福祉法人 東京児童協会では、子どもたちに”本物”の経験をさせてあげたいという保育の一環で、一流のアスリートや元オリンピアン、世界大会出場選手などのトップアスリートの方による「スポーツプロジェクト」を実施しています。
一流のアスリートや元オリンピアン、世界大会出場選手に、実際に園にお越しいただき、子どもたちにスポーツの楽しみ方やルールなどを教えていただけるとても貴重な時間です。
今回は、公益財団法人日本卓球協会の協力のもと、園児向けの卓球体験プログラムを実施。
ひらがなのツリーほいくえんには、なんと! オリンピック金メダリストの水谷隼さんが来園し、子どもたちに直接指導してくださいました。
水谷さんへのインタビュー記事も併せてご覧ください
一流アスリートから学ぶ“挑戦する力” オリンピック金メダリスト・水谷隼さんが来園!|ひらがなのツリーほいくえん

金メダリストの登場に、子どもたちは大興奮!
「世界一の人?」「金メダリスト~?」
今日の卓球体験を楽しみにしてきた子どもたちは、水谷さんの姿を見て興奮気味に質問をしていました。
「みなさん、こんにちは! 今日、みんなと卓球をしに来た水谷隼です」

水谷さんの挨拶に、子どもたちも大きな声で答えます。
今回の卓球体験プログラムには、日本卓球協会 専務理事の宮崎義仁さん、卓球用品総合メーカー「BUTTERFLY」のみなさまも参加し、子どもたちの”初めての卓球体験”をサポートしてくださいました。
最初に、『ピンピンポンポン』という紙芝居を読んでもらいました。卓球を知って、楽しんでもらいたいという思いで作られたお話。
水谷さんも一緒に、子どもたちは真剣にお話を聞きました。

紙芝居の後は、金メダリスト水谷さんのラリーを見せてもらいます。
実際に目の前で、水谷さんの卓球姿を見ることできるのはとても貴重な体験です。

100回ラリーに成功する子も!
今日は、通常の卓球ボールのサイズでは難易度が高くなるため、子どもたちが打ちやすいように大き目のボールを用意してありました。このサイズなら、子どもたちも打ちやすそうですね。

ラケットの持ち方を教えてもらい、水谷さんとのラリーに挑戦!
ラケットは通常のサイズなので、打ち返せるかな? と思いましたが、いざ始めてみると、みんな思いきりラケットを振って、水谷さんにボールを打ち返せている子もたくさんいました。

次は、後ろに立って、一緒にボールを打ち返す練習をします。
日本卓球協会 専務理事の宮崎義仁さんは、1985年に世界選手権男子シングルスで8強入り。 86年アジア大会(ソウル)で、シングルスで銅メダルを獲得したメダリスト。
子どもたちは、2人のメダリストに教えてもらえるという特別な体験をしました。
後ろから一緒に打ち返すラリーでは、100回のラリーをした子もいました。

体験プログラムの最後には、日本卓球協会とBUTTERFLYさんから、各園にネットやラケット、ボール、絵本のプレゼントまでいただきました。

初めての卓球体験。ラリーができた! 水谷さんに会えた! 子どもたちは大興奮の中で終了しました。
最後は、水谷さんと宮崎さんとハイタッチをしてお別れをしました。

“誰でも世界チャンピオンになれる”競技
体験会の後、日本卓球協会 専務理事の宮崎義仁さんにお話を聞きました。

――保育園での卓球体験は初めてだと伺いました。
そうなんです。小学校での指導経験はありますが、幼稚園や保育園でやるのは今日が初めてでした。とにかく楽しかったですね。子どもたちの元気って、こちらもパワーをもらえます。
――卓球を始める平均的な年齢はどれくらいでしょうか?
一般的には中学校から始める子が多いですね。中学生の10人に1人が卓球部に入ると言われています。ただ、競技として一流になっていく選手は、3〜4歳から始めていることが多い。卓球は“早期専門化スポーツ”と言われていて、早く始めたほうが上達しやすい競技です。
――水谷さんなど、トップ選手は皆さん幼少期から卓球をされているイメージがあります。
そうですね。卓球・水泳・体操などは特にその傾向が強いです。
――今日の体験から「やってみたい!」と思う子もいそうですね。
一人でもそういう子が出てくれたら嬉しいです。そしてテレビで卓球を見たときに、今日の体験を思い出して応援してくれたら、卓球のファンがまた増える。そうなったらありがたいですね。
――卓球教室って全国に多いんですか?
全国に350カ所ほどあります。東京都内にも数十カ所。さらに区民体育館、市民体育館でも卓球はどこでもできます。平日の午前・午後はほとんど卓球で埋まっているところが多いんですよ。それくらい、国民に身近なスポーツなんです。
――プロを目指す子は増えていますか?
以前よりは確実に増えています。何より、卓球は“誰にでも世界チャンピオンになる可能性がある”スポーツなんです。身長・体重も関係ない。足が遅い子の方が卓球は強くなることもあるんですよ。タイプに合わせて、パワー型・技術型・変化型など戦い方が選べるのも大きな特徴ですね。
――子どもにとって、卓球が勉強にも良いという話を聞きました。
卓球をやめて受験勉強だけに集中したら成績が下がった、という話は結構あります。適度に運動した方が集中力が続くんです。実際、一流の卓球選手は成績優秀な子が多い。水谷選手も張本選手も、みんな学年上位でした。私たちは小学生向けの大会で算数と国語のテストも合わせてやるんですが、上位の選手は大体テストの点数も高いんです。
――卓球を子どもに習わせるのは良さそうですね。
良いと思います。運動としても頭のトレーニングとしても非常に相性がいいので。
――最後に、今日の子どもたちが“一流に触れた”経験についてどう感じますか?
一流に接することはとても大切です。今日の体験が、今は覚えてなくても、いつか人生のどこかで引っかかることがある。それがきっかけで何かが動き出す子が、一人でもいてくれたら嬉しいですね。
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