《園外活動で育まれる力》

先月、ひよこぐみとはなぐみが遠足に行きました。お弁当を外で食べる、友だちと遠くに行く、そんな楽しみ期待感が原動力となり、子どもが本来持っている自ら自立しようとする力を十分発揮します。

担任は「どうしたら遠足に行けるか」を子どもといっしょに話し合い、日ごろのお散歩を上手にできるようになろうと意識できるようにしていきます。最後までくじけず自ら強い意志をもって歩く心身の力も育んでいけるようにしていきます。楽しいことをしたいから、今は自分の意気持ちを抑えようとする期待感を持つことで自制する力も育まれます。最近の様子を見てみると、遠足を経て一回り大きく成長したように感じています。

《１２月の保育》

今年もお餅つきを行います。衛生面と安全性の面から今年度も食べるための餅ではなく「鏡餅」を作るため、新年を迎えるために行います。なかなか見ることのない餅つきを間近で感じ、日本の年越しを皆で体験していきたいと思います。

また、大きくなった会に向けての相談も始まり、日ごろ楽しんだ表現から応用してあれこれと考えています。大切にしたいのは失敗しない見栄えの良い舞台にすることではなく、子ども自身が考えて行動して表現をしようと試行錯誤する過程。友だちと関わる体験、トラブルになり子ども同士で解決に向かう体験、そんな様々な経験をすることでその子なりに成長をしていってほしいと願っています。

※乳児クラスは毎日楽しんでいる遊びを普段通りの形で保護者の皆さんと楽しめたらと計画しています。

《年末年始の保育について》

今年も残り１か月となりました。１２月の保育は２８日（木）が最終日となります。最終日まで子どもたちが笑顔で安心安全に過ごしていけるように引き続き保育を進めてまいります。

２０２４年の保育は１月４日（木）より開始となります。年末年始でお休みする方はわかり次第担任までご連絡お願いいたします。

田仲健一

寒さも少しずつ厳しくなり、今年も残りひと月となりましたね。最近はおままごとや机上遊びが大好きなようで毎日楽しく遊んでいます。おままごとでは、果物や野菜などの食材をバックの中に入れ、買い物をしたり、皿に盛りつけたものをまるで本当にご飯を食べているかのように食具で口に運ぶ仕草をしたりする姿がありました。机上遊びでは、指先を使う玩具に集中して取り組む姿が見られるようになり、成長を感じる日々です！友だちにも興味が出てきており、自分が使っていた玩具を友だちや保育者に「どうぞ」とプレゼントしてくれる姿や友だちが使っていた玩具を使いたい時に「か―しーて」と手振りを付けて伝える姿も少しずつ見られるようになりました。

これから友だちとの関わりの中でトラブルに発展してしまうこともあるかと思いますが、友だちと関わりながら楽しく園生活が送れるよう、見守り、援助をしていきます！

朝晩は寒さも感じるようになってきましたが、寒さに負けず元気いっぱい、お散歩が大好きなうさぎ組さん。先月は秋の自然を探しに沢山戸外へお散歩に出掛けました。お散歩に行くことが分かると、帽子と靴下を自ら手に取り、「やって」と保育者に声を掛けて来る子や、「じぶんで！」と自分で準備をしようとする子もいます。日々、出来る事が増えている姿にとても成長を感じています。

お散歩先の公園に着くと、「あった！」「見て、見て」と落ち葉やどんぐりを手にすると、嬉しそうに保育者の元まで持ってきてくれます。大人にとっては見慣れた自然ですが、子どもたちにとっては、一つ一つが大きな発見です。自然だけでなく、色にも興味津々なうさぎ組さん。「あか！」「きいろ！」等と言いながら小さな手いっぱいに秋の自然を集めて来る姿がとても可愛らしいです！今月も落ち葉や木の実を沢山見つけて楽しみたいと思います！

１１月は収穫祭やお弁当遠足など色々な体験をすることが出来ました。楽しみにしていたお弁当遠足は雨天で一度延期となり、その日は室内で宝探しと椅子取りゲームを行ないました。初めて宝探しを行なうと、園内に隠れたお弁当の具材をそれぞれのグループで探し、「どこにあるかな？」と保育士やお友達と話しながら楽しんでいました。椅子取りゲームでは、座ることが出来ず泣いてしまう姿がありましたが、何度も挑戦する姿がありました。お弁当散歩当日は、ワクワクした気持ちで公園に向い、晴天の中宝探しをしたりお弁当を食べたりとにこにこ笑顔で楽しむことが出来ました。

さて最近は、手洗いや衣類を畳んで仕舞う等身の回りの事を自分で行なう事、グループ活動を日常的に行ない夕方のお茶のお片付け等の当番活動を少しずつ行なっています。子ども達同士で出来た時の喜びを共有しながら、楽しく取り組んでいきたいと思います。

朝晩の寒さも日毎に増し、冬らしい季節となりました。子どもたちはお弁当遠足に行く為、ルールを守ることの大切さを知り、電車に乗って井の頭公園まで行くことが出来ました！電車に乗るにあたり、公共ルールはもちろん、戸外活動を安全に行なう為のルールがある理由を自分たちで考える機会にもなりました。

さて、最近は友達同士のトラブルが多くなってきました。自分の気持ちを伝えることは上手になりましたが、相手の気持ちを最後まで聞くことが出来ず堂々巡りになってしまったり…。保育者の仲立ちの下で相手の気持ちを知ることも徐々に出来るようになってきているので、今後も様子を見てお互いが気持ち良く話し合いを終えることが出来るよう必要な場面で適切な援助をしていきたいと思います！

来月は大きくなった会に向けリズム遊びや劇遊び等、様々な活動に取り組みつつ、戸外で元気に身体を動かして遊んでいきます！

今年はメダカやトカゲを始め、動物園や戸外の生き物などを身近に感じてきており、自然物で作った生き物になりきる表現遊びを伸び伸びと楽しみ、葉や木の実の色形だけでなく種類や生息場所にも着目し、秋を感じると共に自然物や生き物への興味関心も更に広がっている様子です。

生き物なりきり遊びをした際には、「お父さんお母さんにも見せたい！」という声があり、大きくなった会の題材を考えてみるとスイミーが挙がりました。その意見に周りの子が賛同する形で演目がスイミーに決定！イメージしたことを共有・表現する楽しさを感じられるようにしていきたいと思います。

気温が高い日には、「暑いから半袖にする！」「暑かったら脱げるようにこれ着る！」など気温に合わせて着替える姿や先のことを予測して備えようとする姿がり、成長を感じました。

今月は年末の大掃除もあるので、少しずつ身辺を綺麗にする気持ちが持てるようにしていきたいと思います。

秋のイベントが満載だった１１月。子どもたちも季節の変化に気が付き、秋を感じながら過ごしていました。手作りの味噌やお米を使い、味噌汁・炊飯クッキングに挑戦した子どもたち。自分たちで作った味は格別だったようで、普段よりもお代わりをする子が多く見られていましたよ。

紅葉山公園で複数の園の年長児が集まった消防体験では、心臓マッサージや震度５を再現した起震車、消火器による消火などを体験しました。公園で出会った他園の年長児に声を掛け、同じ就学先のお友だちを見つけて会話を弾ませる姿もありました。

橋場保育園との交流会でも、始めは少し恥ずかしそうにする姿もあったものの、次第に打ち解けて好きな物など共通点を見つけたりして楽しむ姿が見られていましたよ。

お昼寝がなくなり、就学に向けて少しずつ生活にも変化が出てきている子どもたち。１２月もたくさんの思い出を作れるよう、一緒に取り組んでいきたいと思います。

1２月園だより全体（HP用）

Letter

R５園だより12月