収穫祭の準備

　今年も11月6日7日の2日間をかけて収穫祭を行います。

子どもたちが秋の実りを収穫し、それぞれが持ち寄ったもので給食を作って皆で食べます。また、6日には大きなサケの「あかひも」（読み聞かせで出てくるサケの名前です）を解体します。「命を頂く」という事を体験し、食べるという事に感謝の気持ちを感じてもらえたらと思っています。

　乳児クラスは落ち葉やドングリを拾ったり、豆苗やキノコを自分たちで栽培して収穫します。園の玄関先では花組星組が「カブ」「小松菜」「ブロッコリー」を栽培しています。あまりうまく育っていないようで「収穫祭どうしようか・・・」と悩んでいるようです。失敗も良い経験と考えていますので、当日までに子どもたちがどう考えて答えを出すかが楽しみです。また、月組は春から作っていた米や味噌を収穫祭でお披露目します。

　様々な食材を育て、持ち寄り、食べる事で食への興味関心と「命をいただく」ことへの感謝の気持ちを育んでいきたいと思っています。

11月の保育

　運動会以来、子どもたちはすごく自信がついた様子で、園生活の中で自分でできる事は嬉しそうに自らやる姿や、今までちょっと自信が無くて挑戦しなかったことにも「園長先生！みてみて！」とチャレンジをする姿をアピールして見せてくれます。「できるかな？」「きっと頑張ればできる！やってみよう」という気持ちが育ち、今まですぐにあきらめていた子どもたちが、できるまで頑張る、チャレンジしてみるという姿に変化してきました。

　そんな子どもたちの気持ちを大切にする思いもあり、ひよこ組、花組は遠足に出かける計画を立てています。バスに乗って遠方に行くのではなく、自分で歩いて遠方の公園に出掛け、遊び、お弁当を食べ、自分の足で園に帰ります。

　秋の遠足で、自然を感じ、楽しいひと時を過ごし、友だちと一緒に励まし合って最後までやりきる体験をすることで自立への自信をつけてほしいと願っています。各ご家庭にはお弁当の準備や登園時間など、ご協力をお願いすることになりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

ハロウィンで地域の方と交流してきました

　10月31日、子どもたちはハロウィン散歩で園周辺の地域の方々と交流を楽しみました。普段関わる園職員の大人とは違う様々な大人に温かく見守られながら楽しくハロウィン散歩を楽しむのは、人とのコミュニケーションのとても良い体験になります。今年も地元の商店街に向かうと、様々な扮装をしている地元の大人たちが歓迎してくれました。お菓子をもらいたいけど、扮装した大人にちょっとおっかなびっくりの様子もみられましたが、たくさんの人との交流はとても良い経験になりました。

　扮装をして「なりきり・ものまね遊び」を楽しむことを通じて、自分ではない他者がどう感じてどう行動するのかを体感し、人とのコミュニケーションを楽しいと感じてくれたらと思っています。

園長：田仲健一

Letter

まるなかだより 令和7年11月号

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まるなかだより令和7年11月号

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