今回は大船渡市に照準をあわせ、限られた時間でたくさんの保育園を訪問してきました。
1日目、9時半に大船渡市に到着し、翌日の午前中コンサートをさせていただく猪川保育園に挨拶をしにいき、その後盛保育園・末崎保育園・立根保育園・蛸ノ浦保育園・赤崎保育園・日頃市保育園を訪問し、コンサートや触れ合い遊びなどの交流をしてきました。
これまで何度か訪問した保育園もあり、覚えていてくれる子どもたちも多く「たのしくてファンだ~」「せんせいのうた、すき!」と声をかけてくれました。
園長先生には「小さな保育園にきてくれてありがとう!」と言っていただき励みになりました。
今も被災地には被災者がいます。
被災者という言葉が早く過去になるように…
一番最後に訪問した日頃市保育園の子どもたちがテラスに出て見送ってくれました。
「またきてね~」「あしたもきてね~」「がんばってね~」
小さな保育園の、小さな子どもたちの中に、大きな心を持っている未来の日本を造るであろう希望の光があります。
私たちは後世に残る思い出を子どもたちと共に積み上げること。
もっともっと日本が元気になるように、今できることを精一杯やっていきます。
2日目は前日も訪問した猪川保育園へ。
保育園の保護者の方々に講和、その後親子向けのコンサートを行い2部構成での講演を行いました。
講和では『子どもの心を育てるには』をテーマにお話させていただきました。
途中、保護者の方々の涙もみられ、本当に震災のなか頑張っていた親子が目の前にいるのだと感じました。
その後、子どもたちが入場し、親子のコンサートを行いました。
子どもたちとお母さんお父さんの笑顔で満ち溢れており、保育園を出るときにも手を振って見送ってくれる子どもたち。
再び…元気をもらいました。
たくさんの人の支えにより、今回もたくさんの出会いと再会がありました。この出会いから少しでも元気が生まれることを願って...