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東京児童協会からのお知らせ
2020.02.25
「第7回保育実践発表会」の実施報告
2020年1月25日(土)開催
「第7回保育実践発表会」の実施報告を致します。
2020年1月25日(土)日経ホールにて、「大人も子どもも支え合い育ちあう今 ~大きなおうちの中で一人ひとりの主体性を育む~」をテーマに、子どもの主体性を育む日々の保育実践を発表する会として「第7回保育実践発表会」を開催いたしました。
今年度は、法人内の保育や取り組みを広く一般に公開し、保育士や保育を志す方、保育士への復帰希望の方をはじめとする多くの方々に保育の学べる場を社会貢献として提供する同時に、保育の楽しみを知ってもらう試みとして開催いたしました。
当日はオープニングアクトとして、東京児童協会の職員で構成する現代組踊サークル 美らてぃーだより、「肝高の阿麻和利(キムタカのアマワリ)」の演舞から始まりました。続いて法人理事も務めてくださっている白梅学園大学名誉教授無藤隆先生から『幼児教育・保育の基本:保育の領域と資質・能力を育てるには』というテーマで基調講演をしていただきました。
後半はテーマ毎の分科会に分かれ、法人園の発表を行い、最後は歌の研修チームによる季節の歌のメドレーなど、様々な活動報告を行いました。
今回初の取り組みとして、各園が保育における5領域から1つを選択し、そのテーマから日々の実践内容をまとめ、発表を行いました。また、実践内容の助言者として保育士養成校の先生方にご協力をいただき、発表会の当日まで助言をいただきながら準備をすすめ、当日は5分科会に分かれて発表会を行いました。各園の発表の後、助言者の先生からのご講演やフィードバック、グループディスカッションを通して学びを深める時間をとることができました。
【分科会詳細】
養成校の先生方にもお越しいただいた他、他法人の保育者の方や令和2年度より入職予定の内定者のみなさんにもご参加いただき、法人が培ってきた保育を共有する機会となりました。
今回の保育実践発表会を通じて法人内園が互いに園のことを知り、保育を知り、日々情熱を持って切磋琢磨できるような学びにつなげることができるのではないかと考えております。
今後も日々を振り返り、日々学び続ける姿勢を大切にし、専門性・質の向上を図る機会を継続し、今回のような「保育を学べる場所を提供」できるよう社会貢献をしていきたいと思います。