6月園だより

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６月園だより
令和5年5月31日　発行
社会福祉法人東京児童協会　大和東保育園
〒207-0011　東京都東大和市清原2-2-2
Tel：042-561-2958

先日の懇談会に多くのご参加をいただきまして、ありがとうございました。保護者の方同士、普段の送迎の中ではゆっくりと顔を合わせる・会話するという機会が少なかったかと思いますが、懇談会を通して少しでもコミュニケーションの場となって、有意義な交流の時間となっておりましたら幸いです。職員もご家庭でのかわいらしいエピソードをたくさん聞くことができ、とても嬉しく思っています。これからもお子さまの成長を共に見守り、喜び合いたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

【災害時の備えにつきまして】
保育園では毎月地震や火災が発生したことを想定した避難訓練を実施しています。
5月に予定していた避難訓練当日の朝早く、千葉県で実際に大きな地震がありました。私自身もタイムリーだなと感じている中訓練を行いました。その後訓練前に月組のみんなが「きょう、ひなんくんれんするんだよね？ちかくでおおきなじしんがあったこと、しっているよ。」と話していたということを聞きました。もちろん、職員から訓練をすることはお知らせしていませんでした。行事予定等をご家庭でしっかりと確認してくださっていたのでしょうか？
ニュース等で地震の報道をしっかりと見て毎月の避難訓練とリンクさせていることに、とても感心しました。最近も新島・神津島近海で地震が多発そして先週末は茨城南部で震度5弱の地震が観測されました。日々の生活の中で「命を守ること」を各年齢に合わせた形で伝えていけるよう努力してまいります。

地震や火災の他、不審者訓練や園舎前の冠水を想定した水害訓練を適宜行い、緊急時の職員間の連携を確認し合ってスムーズに動くことのできるよう意識しています。
ゴールデンウィーク明けには、保護者の皆さまには大変ご心配をおかけしましたこと、改めまして心よりお詫び申し上げます。

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5月のねらい
〇一人ひとりの生活リズムやペースに合わせて授乳や食事をする事で
心地よく過ごす
〇天候や体調、生活リズムに合わせて外気浴を楽しむ

晴れたり、雨が降ったりと天気の移り変わりの多いこの時期ですが天気の良い日はたくさん太陽の光を浴びながら戸外で元気よく過ごしています。
行動範囲も広がり、園庭やテラスでの活動も多くなってきています。また、保育者や友達との関わりも増えてきて、笑顔が多く見られるようになりました。名前を呼ぶと手を上げてアピールしたり、にっこりと笑ったりと表情豊かになってきたりしています。子どもたちは様々なことに興味津々で葉っぱ1枚発見すると「あーうー」と声を出して見つけたことを教えてくれたり、じっと見つめてみたりと様々な反応を見せてくれます。手で触れてみると「つん」と優しく触れたり、くしゃっと手の平全体で握って音が鳴ることを楽しんだりとそれぞれ違った反応を見せてくれることがとても面白いです。
今後も天気の良い日には積極的に戸外に出て様々な発見を楽しみたいと思います。引き続き個々の様子に合わせながらゆったりと過ごせるように丁寧に関わっていき、子どもたち一人ひとりが安心して園生活を送れるようにしていきたいと思います。

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5月のねらい
○安心して食べたり、眠ったりする
〇自然に触れ、探索遊びを楽しむ

園生活にだいぶ慣れ、子どもたちは笑顔がたくさん見られるようになりました。
戸外遊びでは、園庭と団地内にある小さな公園に出掛けて遊んでいます。園庭では四輪車に乗って足を使って前に進むことを楽しんだり、砂場でスコップを使って砂を掬ったりと道具を使った遊びを楽しんでいます。また、木の実や落ち葉を見つけると「あ！」と拾っては保育者に見せてから、カップの中に入れて遊んでいます。散歩では散歩車に乗って周りの景色を見たり、保育者と友達と一緒に手を繋いで歩いてみたりしています。公園では花や鳥を見つけると興奮気味に「ぽっぽ(ハト)」と言って夢中になって追いかける姿が可愛らしいです。公園には小さな滑り台もあり、階段を上り、勢いよく滑りすぎないように保育者に加減してもらいながら楽しんでいました。
今後も子どもの怪我には気を付けて園生活が楽しめるようにしていきたいと思います。

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5月のねらい
・保育士等に気持ちを受け止めてもらい、安心して過ごす
・園生活に慣れ、簡単な身の回りのことをしようとする
・戸外に出て自然に触れたり、体を動かしたりすることを楽しむ

～自分でやってみたい！～
着脱の場面では、「自分でやりたい」という意欲が高い子が多く、戸外活動から入室すると自ら支度棚のカゴを取り出し、ズボンや帽子、靴下、上衣を脱ごうとしています。自分で行った達成感や自信を高められるように保育者は近くで見守りつつ、必要に応じてさりげなく援助しています。脱いだ衣服は保育者と一緒に袋の中にしまう練習もしているところです。今後も子どもたちの様子を見ながら必要に応じて援助していきたいと思います。
入室後の手洗いの場面では、自ら水を出すと石鹸を手の平に乗せて手を洗おうとする姿が見られています。しかし、石鹸を手の平に乗せたまま水で洗い流そうとする姿が多い為、その都度、子どもと一緒に手を添えたり、声を掛けたりしながら丁寧な手洗いの方法を知らせています。今後も丁寧な手洗いの方法を繰り返し伝えることで丁寧に手を洗い、綺麗にした心地よさを感じられるようにしていきたいと思います。

～ルールのある遊び～
懇談会でもお伝えしましたが、うさぎ組では『椅子取りゲーム』や『かけっこ』、『おおかみさんいまなんじ』等の集団遊びを行っています。2歳児の遊びに友達との関わりは欠かせません。ルールを共有することを通して人と関わる楽しさを知ったり、コミュニケーション能力の向上に必要な力を身につけたりすることをねらいとして行っており、音を聞きながら体を動かすことで集中力を高められるようにしています。
椅子取りゲームでは曲が流れている間は椅子の周りを歩き、曲が止まると耳を澄ませながら「とまった！」と椅子に座っています。空いている席を見つけると友達に「ここあいてるよ！」「おいで」等と伝え合う姿も見られました。繰り返しゲームを行うことで徐々にルールを理解してきており、始めは人数分用意していた椅子も今では
1つ以上減らしながら行っています。勝ち負けがあるゲームの為、椅子に座ることが難しかった際に涙を見せる姿も成長していく上でとても重要で、「負けて悔しい」という気持ちを糧に再び挑戦しようとする力を身に付けているところです。保育者はその都度、子どもの気持ちに寄り添いながら再度気持ちを切り替えて楽しめるよう関わっています。今後も子どもの気持ちに丁寧に寄り添いながら、活動が楽しめるようにしていきたいと思います。

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５月のねらい
〇身の回りのことの手順を知り、保育者に見守られながら自分でやってみようとしたりする
〇遊びや活動の中で自分の好きなことを見つけ、楽しみながら安心して過ごす
〇戸外で春の生き物や植物に触れ、季節の移り変わりを感じる

～戸外遊び～
戸外に出て遊ぶ事が大好きな花組は「きょうそとでる？」「そといかないの？」と毎日、戸外に出られる事を心待ちにしています。室内で過ごす日もありますが、戸外に出られると知った子どもたちは普段の何倍もの笑顔を見せてくれます。
三輪車や砂場、追いかけっこ等、園庭で思い切り体を動かして遊ぶ事が大好きで、今はルールのある遊びを少しずつ取り入れて新しい遊びも伝えています。最近では増やし鬼、だるまさんが転んだ、むっくりくまさんが人気です。だるまさんが転んだでは保育者が鬼となり「だるまさんがころんだ」と振り返ると可愛いポーズで止まっていたり大変そうな体勢で止まっていたりと個性が発揮されていました。むっくりくまさんでは子どもたちが「いっしょにやるひと？」と一緒に遊ぶ友達を募集して遊びに誘っていました。♪むっくりくまさんむっくりくまさん穴の中♪とくまさんの周りを囲んで歌いながら歩くことも楽しんでいて歌い終わるとくま役の子が「がおー！」と言いながら追いかけ、逃げる子たちは後ろを確認しながら笑顔で捕まらないように走っています。順番にくま役や鬼役になって楽しむ姿が多く、あえて捕まろうとする姿も見られました。今後も様々なルール遊びを通して友達とたくさん関われるようにしていきたいです。

～手洗いうがい～
4月に看護師に健康教育で手洗い指導をしてもらいました。あわあわてあらいのうたに合わせて練習をして「かめさんだよね」「おおかみおっとっとっと」と確認をしたり口ずさんだりしながら手洗いをしています。戸外から戻ってきた後の手を見て「まっくろ！」「ばいきんいっぱいかな？」と言いながら手洗いうがいを丁寧にしている姿があります。あわあわてあらいのうたの歌詞が曖昧な子もいるので保育者が一緒に歌いながら手洗いをしています。鏡に貼ってある手洗い表を見ながら真剣な表情で亀、おおかみ、バイク等と正しい手洗いの仕方を教えてもらっています。
戸外から帰った後は上を向いてのガラガラうがい、食後はブクブクうがいと話をしていますが、まぜこぜになってしまう事も多くその都度、保育者に「ガラガラ？ブクブク？」と確認しながら行っています。今まではガラガラうがいの時に口の中に水を入れ過ぎてこぼすことが多かったですが、口の中に含む水の量の調節が上手くなりこぼすことが少なくなりました。今後も健康面も考慮して、楽しみながら手洗いうがいを丁寧に行っていけるようにしていきます。

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5月のねらい
・生活の流れが分かり、丁寧に身の回りの事を行おうとする
・思いやりを持って他児と関わろうとする
・身近な自然物に触れたり、植物の世話をしたりする事を楽しむ

～モリモリ食べよう！～
パーテーションがなくなった事で友達と顔を見合わせて食事をとれるようになり、とても嬉しいようで「すーぷおいしい！」「ちょうりさんつくってくれてありがとう！」と美味しさを共有したり、感謝の気持ちを伝えたりする姿が見られています。
今年度からは完食する喜びを感じられるよう子どもたちと相談し、苦手な物は減らしてから食べ始めています。
「しいたけがにがてなの、ちいさくしたらたべられる！」「えびがにがてだからへらしてください」とやりとりをする中で食材の名前や思いを伝える練習となっています。人間だれしも好き嫌いはもちろんあるので、苦手な物は小さくでもいいので一口食べ、少しずつ就学に向けて時間内に食べきるというのを目標に過ごしていきます。
次へのステップとして自分で食具を準備したり、食事のマナー(食器を持って食べる、食具の持ち方、食器に食材が残らないようにぴっかりーんする事、手を添えて食事する事等）を繰り返し伝えたりしていきたいと思います。

～ファーム活動～
星組の特別活動としてファーム活動を始めています。
1から経験してもらおうと思い、畑づくり(草むしりや土の入れ替え)から子どもたちと一緒に行っています。土の入れ替えをした際にこんな出来事がありました。集中力に配慮して10分程度で終わらせ、その後に自由遊びをする予定でしたが、「さいごまでやる！」「せんせいはてつだわなくていいよ」「やらせてくれてありがとう」と言葉が出てきて、温かい言葉すぎて思わず抱きしめてしまいました。他にも「ざっそうあるからぬかないとだね！」「はやくおはなさかないかなぁ～」と園庭でファームが見えるたびに気にしている姿が見られています。ファーム活動を通して実際に触れながら育つ過程や世話をする大変さを知ると共に自分たちで育てたという特別な気持ちを育めたらと思います。
活動を急に取り入れることがありますので、保育園に登園する際の服装は必ず汚れてもいいものでお願いいたします。

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5月のねらい
〇生活リズムを整え、健康的に過ごす
〇生活に必要な動作を身に付ける
〇相手の話を聞いたり、気持ちを知ったりする

～みんなのために～
ある日、子どもたちにこんな質問をしてみました。「お部屋(保育室)使っていて汚いな、困ったなと思うことある？」と…。
すると「あー、えほんがたまにぐちゃぐちゃ」「おもちゃが、ゆかにおちてるとかあるよね」と意見を出してくれたので「じゃあ、みんなの力で綺麗にしてみようよ」と誘うと「つきぐみだからね！」「そんなのできるよね！」と誇らしげな表情の子どもたち。誰が何を担当するのか人数のみ保育者が決めて、あとは子どもたちが集まってじゃんけんをして決めています。トイレのスリッパを揃えたり、水滴がついた鏡を拭いたり、絵本棚を整理整頓する等、行っていく中で自然と「ここわたしやるね」「こっちはぼくがもどしておくね」等と話しながら責任を持って最後まで取り組んでいます。全て終わると「きれいになったねー！」と心地よさそうにし、その日以降も定期的に行うことで、掃除ではない時間でも「花組さんや星組さんのためにやってあげよう」という気持ちが働き「あ、えほんおちてる！」と気づいて片付けるようになってきています。
いろんな保育者にも「月組さんありがとう！」と褒められて大満足の月組さんです。

～大きくなあれ！～
先日、みんなで畑の雑草を抜き綺麗にしました。「うわ、むしがいる！」「みて！こんなにおおきいざっそうとれた！」と大興奮の子どもたち。「畑を綺麗にすることで大きく育つかもしれないよ」と伝えると、一生懸命雑草を抜いたり、力を込めて畑を耕し、太い根っこがあり大きなカブのように協力しながら抜いたりと面白い姿も見られていました。その後はピーマン、パプリカ、色とりどりの花を植えています。「じつはね、ピーマンきらいなんだよね」と苗を見つめている子もいましたが「たべてみようかな・・・」とつぶやく姿をみて、感動しました。
その後も園庭に行く時に畑を眺め、「のびてきてるかな？」と確かめたり、「おおきくなあれ！」と畑に向かって声を掛けたりと優しい子どもたちです。初めて観察日記を描いてみると葉の形や色の特徴をとらえて、「みて！できた！」「おおきくなったら、うえまでかかないとね」とにこにこしていました。

width=100 食育だより

～先月の食育の様子～
子どもたちの成長を祝い、これからも健やかに育ってほしいと願いを込めた「端午の節句献立」について、幼児クラスにお話をしました。集中してお話を聞き、楽しみにしていた食事を始めると、「これがブリかな？」と友達同士で話し、「とっても美味しいよ！」と笑顔で伝えてくれる姿がありました。

家庭でできる食育
～新じゃが芋洗い～
５月から６月にかけて旬を迎える新じゃが芋は、一般のじゃが芋よりみずみずしく、皮が薄く丸ごと食べられるのが特徴です。丸ごと食べることで、食物繊維やビタミンCを多く摂ることができます。新じゃが芋はスポンジなどで軽くこするだけで泥が落ちる為、子どもの力でも洗うことができ、冷たい水の感触や、段々と泥が落ちて白くなる様子を楽しむことができます。自分で洗ったじゃが芋が料理に入っているといつもより美味しく感じ、食べる意欲にも繋がります。
ぜひご家庭でも一緒に洗ってみてはいかがでしょうか。

width=100 ほけんだより

雨の降る日が多くなり、間もなく梅雨入りを迎えます。じめじめと蒸し暑い季節は汗をかきやすく、衣服の調整に悩む方も多いのではないでしょうか。特に体温調整が未熟な乳幼児は体調を崩しやすい時期でもありますので、注意が必要です。汗をかいたらこまめにタオルで拭いたり着替えたり、シャワーで汗を流したりなど、気持ちよく過ごしていきましょう。

～6月4日はむし歯予防デー～
むし歯を予防するためには、歯みがきがとても大切です。お子さまが歯みがきをした後は仕上げみがきを行い、むし歯を予防しましょう。フッ素が配合された歯みがき剤を使用するとより効果的です。
また、ご飯を食べる時はしっかりと良く噛んで食べる習慣を付けましょう。唾液がたくさん出ることで口の中を洗い流し、むし歯を防いでくれる役割があります。

～水遊びが始まります～
＊タオル・下着など、持ち物には必ず記名してください。
＊耳・鼻・喉・目・皮膚の病気は治療を済ませておきましょう。また、治療中の病気などがあれば、事前にお知らせください。
＊爪を切りましょう。長いと、怪我の原因となります。
＊後日、詳細の手紙を配布予定です。

～歯科検診～
乳児クラスを対象に、園歯科医の黒米先生による歯科検診を行います。なるべく都合欠なく、お迎えの時間にもご配慮ください。
また、当日の朝はご家庭で歯磨きを丁寧にして来ていただくようお願いいたします。

～全園児健康診断～
先月お休みだったお子さまは、0歳児健診の際に、一緒に健康診断を行います。

Letter

令和5年度8月 園だより

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