日本の文化 ~伝統を知り親しみを持つ~【2025年度活動報告】
すくわくプロジェクトについて
すくわくとは?
すくわくプロジェクト→園での子どもの探究活動に補助を出すプロジェクト
探究活動とは?
探究活動は、子どもたちの興味や関心を引き出し、主体的に取り組む活動です。テーマとして「光」「音」「植物」などを選び、それぞれの保育園や幼稚園が持つ環境や特長を活かして行います。大切なのは、子どもたちが夢中になって遊び、発見する「過程」を楽しむことです。
結果や目的(「これができるようになった」という成果)よりも、子どもたちが「どうしてそうなるのかな?」「もっと試してみたい!」と考え、行動するプロセスが重視されます。そのため、活動内容はあらかじめ決まっておらず、子どもたち自身の興味や関心をもとに、自由に進められていきます。
日本の文化 ~伝統を知り親しみを持つ~
テーマ設定の理由
地域財産に恵まれ日頃から多くの関わりをもっている。その歴史や生業に興味関心を持ち、探求を深めていくことが地域との関わりをますます深めていくことに繋がると期待するため。
探求活動の実践
地域祭礼への参加や座禅体験などから昔ながらに伝わる日本文化への興味関心が高まっていった。また、国技である相撲をテレビで観戦したことでさらに興味を持ち、両国国技館の相撲博物館で相撲にまつわる歴史などを知ることができた。そこで見た昔の風景に興味が広がっていく様子を保育者はとらえ、「下町ミュージアム見学」を実施する。子どもたちなりに今の暮らしの豊さや昔の方々への畏敬の念をいだく姿が見られた。
活動中の子供の姿・声
地域の方のご厚意により、年末には門松づくりを見学している。また、酉の市で熊手を見ると稲穂がついていることに興味を持ち、日本の伝統や歴史についてさらに調べる活動へと発展していた。知ったことや考えたことを形にして表すことも楽しみ、門松や熊手、しめ縄などを製作したり、新聞を作って他のクラスや保護者に紹介したりしていた。年度末にはおりたたみ畳を設置すると「心を落ち着けよう」と子ども自らの考えで座禅ごっこをする姿も見られた。
振り返り
日頃行き慣れた場所でも子どもたちの探求心から出る言葉を活動につなげていくことで多彩な発見をすることができた。子ども同士で一緒になぜだろう、どうしてだろうと語り合う力こそが次への探求につながる意欲の芽生えであり、その意欲に合わせた環境設定や活動計画を立て柔軟に対応することで年間を通して特色のある活動につながった。

