こども音楽会を開こう!【2025年度活動報告】
すくわくプロジェクトについて
すくわくとは?
すくわくプロジェクト→園での子どもの探究活動に補助を出すプロジェクト
探究活動とは?
探究活動は、子どもたちの興味や関心を引き出し、主体的に取り組む活動です。テーマとして「光」「音」「植物」などを選び、それぞれの保育園や幼稚園が持つ環境や特長を活かして行います。大切なのは、子どもたちが夢中になって遊び、発見する「過程」を楽しむことです。
結果や目的(「これができるようになった」という成果)よりも、子どもたちが「どうしてそうなるのかな?」「もっと試してみたい!」と考え、行動するプロセスが重視されます。そのため、活動内容はあらかじめ決まっておらず、子どもたち自身の興味や関心をもとに、自由に進められていきます。
こども音楽会を開こう
テーマ設定の理由
歌や楽器遊びが大好きな子どもたち。自分たちで歌を作ったり、日頃から楽器遊びを展開したりする姿が多くみられている。保護者や地域の方にお披露目するために、友達と力を合わせ、実現に向けて必要なことを考え、自分だけの音作りを探求するなどの活動を取り入れたい。
探求活動の実践
年長児が行う楽器演奏に常々興味をいだいていた4歳児を対象に楽器遊びの活動を行う。和太鼓の体験や遊びの中での音作りを通して、音の大小、高低などにも興味関心が広がっていった。3月には「みんなにみせたい」という子どもたちからの言葉により園内ミニコンサートを実施した。
活動中の子供の姿・声
自由に楽器に触れることのできる環境を設定したところ、音階や音の名前に興味をもったり、友達と一緒にリズムうちとメロディを合わせて遊んだりする姿が見られた。年長児の演奏に対して憧れを持っていたことで、「どうやるの?」「教えてほしい」という言葉が自然と多く聞かれ、木琴や鉄琴で音を出すことを楽しんでいた。例年、5歳児から始める鍵盤ハーモニカにも取り組み、園内ミニコンサートに向けて得意な楽器を演奏したことで大きな満足感につながっていた。
振り返り
年長児への憧れというきっかけから、自分たちで音を出すだけではなく、奏でることへの意欲に変わったことは日頃から楽器に自由に触れることができる環境設定の効果であると思われる。何気なく自分が鳴らした楽器の音に回りがリズムを合わせたり、保育者が伴奏をつけるとたちまち音楽が奏でられる楽しさは子どもたちの「もう一度やりたい」「この楽器も鳴らしてみたい」とさらなる活動へとつながった。次年度も継続して園全体で音から音楽への発展とその過程を楽しんでいく。

