Letter
園だより
昭和こども園だより 令和8年5月
社会福祉法人東京児童協会
昭和こども園 園長 岩本 恵子
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-1-4
八重洲セントラルスクエア2-3階
TEL 03-5542-1731 FAX 03-5542-1732
https://tokyojidokyokai.com/facility/showa
5月になりました。今年はより新緑が美しく、同じ緑でも色の違いを楽しめるこの季節、子どもたちにもたくさん感じてほしいとやさしく声をかえながら、違いの発見、そして喜びへと導いていけたらと過ごしています。
新入園児たちも新しい生活に慣れ、1歳児クラスでは笑顔でおままごと、型はめ、チェーンリング落とし、車、絵本など思い思いに興味を持って遊んでいます。2歳児も元気いっぱいで散歩や室内遊びでは友だちとの言葉のキャッチボールが増えてきました。幼児クラスでは、環境、生活に慣れ、散歩や様々な活動に取り組んでいます。2026年度も子どもたちが安心の中で、「やってみたい」という気持ちをたくさん持ち続け、人、物との関わりを大事にした生活、遊びを行い、豊かな体験を通して様々な力が育まれるよう教育保育を行ってまいりたいと思います。
4月29日は昭和の日。昨年も昭和の日の由来、城東小学校との歴史について触れましたが、昭和こども園として関わりが深いこともあり、再度綴ります。今年は昭和100年の節目となりますが、昭和の日は昭和天皇の生誕の日であり、植物の造詣が深く、みどりの日に導かれています。昭和の時代、中央区の再編において、中央区立城東小学校と中央区立昭和幼稚園が一緒になりましたが、昭和幼稚園が休園となり、東京ミッドタウン八重洲の再開発により、城東小学校と隣接した子育て支援施設(公私連携保育所型認定こども園)を併設することになり、当法人が区と連携し運営を行っています。園名は地域に親しまれた昭和幼稚園の昭和を引き継ぎ昭和こども園となりました。昭和こども園として開園し4年目を迎え、引き続き城東小学校との連携をさらに図り、小学校への接続に円滑に子どもたちが過ごせるよう、また、校庭や菜園にて安全な環境として子どもたちが遊ぶことができるように深めてまいりたいと思います。また、歴史や昭和天皇のゆかりも深い植物も大切にしたいと思います。
以下を常に守り子どもたちの教育保育を行ってまいります。
家庭的で温かい「大きなおうち」
子どもが安心して自分らしく過ごせる「居場所」であることを最優先とする。信頼関係を土台に成長を丁寧に支える中で 否定せず受けとめ応援される環境で、自ら考え行動する力、挑戦する力を育む。
安全と安心の両立は、園が果たすべき不可欠な責任である。命と尊厳を最優先し、不適切な関わりをせず、危機管理を徹底し、保護者の皆様の皆様とは誠実、一貫性のある対応により、信頼関係を構築する。
環境による保育と意図的な教育
「環境を通して行う保育」を基本とし、主体性と学びを両立させる。物・空間・関わり方を事前に整え、子どもの主体性を引き出す。特別活動は日常の延長にある学びと捉える。また、自立に必要な基礎(知識・技能・約束)を丁寧に「教える」ことで、自ら選択し行動できる土台を作る。
大人の都合ではなく、子どもの以下の姿を中心に据えて関わりを選択する。子どもは 「考えているか」「気づいているか」「選んでいるか」「触れているか」「喜んでいるか」これらのもとで、昭和こども園が地域に根差し、質を高め生きる力、思いやり、夢、学びに向かう力を培ってまいります。
昨年は「color」をテーマに、色について触れ、色そのもののあそびや色の段ボール電車遊びからの電車への興味につながり東京駅見学も行ったことなど東京都のすくわく事業(子どもたちがのびのびすくすく育つように探究活動で心の育ちを見守る事業を展開)の実践を行いながら過ごしてまいりました。今年は法人において、園で重点的に伸ばしていきたい領域を決めることになり、昭和では「食」について実践を深めていくことにしました。法人では3つの「しょく」を大切にしています。「植える“しょく”」「食べる“しょく”」「触れる“しょく”」この3つを昭和の子どもたちが興味関心を深められるよう計画をします。小学校での菜園での八重洲産の野菜作り、東京駅にはなにがある?と探検をしたり、親子でのクッキングもおこなっていきたいと検討しています。東京駅から出発だという目的をもち、今年のテーマを「Let's go」とし保育をすすめてまいります。同時にすくわく事業もおこなっていきます。子どもたちのワクワク(なんだろう?と好奇心、探究心を育む)がたくさん持てるよう豊かな育ちを目指してまいります。今年も「こども園での教育保育で育む力、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」も加えながら子どもたちの様子、園の思いをお知らせしてまいります。よろしくお願いいたします。
東京児童協会では、保育現場と各ご家庭、ならびに地域社会が連携し、子どもたちの健全な成長を支えることを基本理念とし、 その一環として、子育てに関する疑問や課題に対し理解を深めていただく場として、定期的にオープンセミナーを開催しております。4月(5月配信)は、玩具をテーマに、日頃東京児童協会の各園でどのような玩具を取り入れ、子どもたちの育ちを支える環境づくりを行っているかをご紹介いたします。実際の保育現場の取り組みをご覧いただける機会、また5月は、「性教育」をテーマに、日常の中で子どもたちへどのように性について伝えていくかについて、現場経験に基づいた具体的な関わり方をご紹介いたします。保護者の皆様が抱えやすい疑問や不安に寄り添った内容となっております。なお、本セミナーはこれからエントランスに掲示、KINDYにてアナウンスをいたしますので、興味のある方は是非ご参加ください。動画の視聴には各回ごとにお申し込みが必要となりますので、ぜひお早めにお申し込みください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
4歳児1名退園、5月より幼稚園機能から保育園機能転入1名、4歳児16名 園全体67名となります。
<5月の予定>
| 日にち | 行事予定 | 対象 |
|---|---|---|
| 1日(金) | 端午の節句お楽しみ会 | 全園児 |
| 7日(木) | スポーツプロジェクト(かけっこ) | 5歳児クラス |
| 11日(月) | 身体測定 | 1・2歳児クラス |
| 12日(火) | 身体測定 | 3・4・5歳児クラス |
| 13日(水) | 避難訓練 | 全クラス |
| 15日(金) | 異文化交流(異文化) | 3・4・5歳児クラス |
| 20日(水) | 全園児健診 | 全クラス |
| 21日(木) | 誕生会 | 全クラス |
| 25日(月) | 体育指導 | 3・4・5歳児クラス |
| 29日(金) | バス散歩(豊海公園) | 4・5歳児クラス |
| 31日(土) | 懇談会 ※詳細は後日お知らせします | 全クラス |
<6月の予定>
| 日にち | 行事予定 | 対象 |
|---|---|---|
| 10日(水) | 杉アート | 5歳児クラス |
| 11日(木) | 交通安全教室 | 3・4・5歳児クラス |
| 16日(火) | 体育指導 | 3・4・5歳児クラス |
| 17日(水) | 1歳児健診 | 1歳児クラス |
| 18日(木) | 誕生会 | 全クラス |
| 23日(火) | 避難訓練 | 全クラス |
| 25日(木) | スポーツプロジェクト | 5歳児クラス |
初めての保育園生活の不安から涙を見せる姿もありましたが、保育者に抱っこされたり、お気に入りの玩具を見つけたりしながら、少しずつ安心して過ごせる時間が増えてきています。天気の良い日には、バギーに乗ったり保育者と手を繋いだりして外周散歩にも出掛けたり、八重洲テラスや姉妹園にも行き、春の暖かい風を味わったり広い場所で身体を動かしたりして気分転換にもなり穏やかな表情を何度も見せてくれました。
今後も一人ひとりのペースを大切にしながら「楽しい」「安心できる」「やってみたい」と感じられる毎日を積み重ねていきたいと思います。
進級してひよこ組となり、早くも1か月が経ちました。新しい環境に戸惑う姿も見られていましたが、少しずつ慣れ、「ひよこ組さん」と呼ばれることにも嬉しそうに反応する姿が増えてきました。また、新しいうさぎ組の存在に刺激を受けながら、ひよこ組としての自覚も少しずつ芽生えてきているように感じられます。
先月は散歩に出かける機会も多く、暖かな陽気の中で草木に触れたり、虫を見つけたりと、春の自然を身近に感じながら楽しむ姿が見られました。
また、室内ではリトミックにも本格的に取り組み始め、様々な音やリズムに触れながら、音楽に合わせて体を動かして、表現する楽しさを感じていました。
今月も、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせる環境を大切にしていきたいと思います。また、戸外活動や季節ならではの遊びを通して、さまざまな経験を積み重ねていけるよう関わっていきます。
初めての環境の中で不安そうな表情や保育士等を求める姿も見られましたが、日々の生活を重ねる中で好きな遊びを見つけたり、気の合う友達と関わったりしながら、少しずつ慣れてきています。幼児クラスで初めてとなる製作では、こいのぼりの製作を楽しみながら、色や形に親しんだり、のびのびと表現する姿が見られていました。さらに、兜やこいのぼりを飾る意味についても興味を持ち、「そうなんだ!」「おうちでもかざっているんだよ!」等、行事への関心が少しずつ深まっています。また、異文化交流や体育指導の特別活動にも楽しく参加し、身体を動かす心地良さを感じたり、世界の文化に触れながら興味を広げている姿が見られます。引き続き、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせる環境の中で、季節の行事や戸外活動を楽しんでいきたいと思います。
新年度がスタートして1カ月が経ち、子どもたちも新しい環境に少しずつ慣れてきました。
戸外遊びでは、友だちと一緒にバナナ鬼や大型遊具を楽しむ姿が多く見られています。「いれて」「いいよ」のやり取りがとても上手になり、円滑な交流が取れるようになってきた子どもたち。集団ゲームでは簡単なルールであれば一度で理解する力が養われており、子どもたち同士でゲームを進める様子もあります。また草花や虫にも興味を持ち、虫メガネや図鑑を手に持ちながら「この花は何て名前なのかな?」「あそこにミツバチがいたよ」と春ならではの自然を観察する姿もありました。さらに先月からワンルーフゼミも新しく始まっています。一人ひとりが集中して取り組む様子があり、個々の差はありますが自分で考えるという経験を積む様子が見受けられていました。今後も子ども達の「なぜ?」という疑問を大切に、一緒に解決しながら取り組んでいきたいと思います。
4月より、いよいよ最高学年へと進級したつき組さん。年長児になることに期待と不安が入り混じり、喜びの中で期待に応えようとするからこそ無意識にプレッシャーを感じている様子もありました。そこで保育士等とじっくりと対話し、気持ちに寄り添い共感される時間や、時には甘えたい気持ちを受容される機会を作ることで、年長としての自覚を持ちつつも安心して行動出来るようになっています。これから自分達で出来ることがより増えていくことに伴い、集団生活での約束事を守ることや、物事の善し悪しを自ら判断していくことも多くなっていくので、今後も子ども達との話し合いの場を大切にしながら過ごしていきたいと思います。また、年長になって開始された2つの新たな特別活動へも、積極的に楽しんで参加する姿がありました。中でも杉アートでは、EDO日本橋保育園の友達と共にこいのぼり製作を行っています。白梅学園大学教授の杉先生によるダイナミックかつ多様な表現活動に大喜びの子ども達。思う存分に絵の具を使って、大きなこいのぼり、小さなこいのぼりとぞれぞれ可愛らしい作品を作り上げてくれました。こども園生活最後の1年間となる今年度、新しいことへの挑戦、周囲との交流の展開、活動に対する意欲の増加、協同的学び、自分なりに思考を巡らせる、達成感を得る等、沢山の経験を重ねられるようにしていきたいと思います。
新年度が始まって1ヶ月が経ち、子ども達の緊張も少しずつ解けてきたようです。4月に比べ、活発に遊ぶ姿が増えてきています。この時期は、動きが活発になる反面、心身の疲れが出る頃でもあるため、例年怪我が多くなる傾向にあります。生活リズムを整えながら、疲れを残さないようしっかり休息をとりましょう。
手には目に見える汚れだけでなく、目に見えない病原体もたくさん付いています。手が汚れたときはもちろんのこと、外遊び後やトイレの後、食事の前の手洗いを習慣づけ、感染予防に努めましょう。
今年度初めての健康教育を行い、これからも昭和こども園で元気に過ごせるように3・4・5歳児を対象に手洗いについて指導を行いました。目には見えませんが遊んだ後やトイレの後などの手には多くのばい菌がついていること、手洗いを行わずにご飯を食べたりすると体調に影響を与えることをお伝えし、手洗いの大切さについて学ぶことができている様子でした。また、ビオレの『あわあわ手あらいのうた』を使用し、正しい手洗い方法を伝えたところ「この歌知ってる」「おやまで指の間もやるんだよ」など、以前から水道に掲示してあるポスターを普段から見ている子どもたちが発言する姿もありました。その日の昼食の際には、歌を歌いながら手を洗っている姿や「ちゃんと手洗いできたよ」と元気いっぱいに伝えてくれ、健康教育の内容を楽しみながら習得している様子でした。ぜひご家庭でも一緒に実施してみて下さい。
爪が伸びていると、友だちを引っかいて傷つけてしまったり、爪が割れて思わぬ怪我に繋がったりすることがあります。また、爪の間は汚れが溜まりやすく、手洗いでも洗い残しの多い部分です。特に指しゃぶりや爪を噛む癖、ささくれを剝いてしまう癖がある場合は、爪周囲にばい菌が入って膿が溜まる場合があります。事故防止や感染予防の観点からも、週に一度は爪の状態を確認し、深爪にならないよう注意しながらお手入れをしましょう。
新しい友だちや新しい場所といった環境の変化の中、元気に楽しく食事をしている子どもたちの姿にはやくも成長を感じています。4月は旬の野菜であるキャベツやじゃがいもに触れました。春キャベツとキャベツの違いやじゃがいもはどのようにして育っていくのか、目で見て、触って感じ、食べて味わい、さまざまな形で学んでいます。
進級し園生活にも徐々に慣れてきたこの時期は、「五月晴れ」という言葉があるように澄み渡った青空が広がる気候の良い季節です。5月の目標「仲良く食べよう」に向けて、園では戸外で食事をする春風ランチを実施します。友だちや保育者と心地のいい空間を楽しみながら食べる時間を設けています。また、使用する野菜の種類を増やして色彩を豊かにする事で、視覚からも食欲が湧くような工夫をしています。
端午の節句には、鯉のぼりをあげて男の子の成長を祝います。「端午」とは、月の初めの、5日のことをいい、午と五の音が同じことから5月5日が端午の節句として定着しました。園では、成長に合わせて呼び名が変わる出世魚の“ぶりの竜田揚げ”や邪気を払うとされる“ちまき”など、子どもの成功や成長と健康を願う食事を提供します。
5月から6月にかけて旬を迎える新じゃがいもは、一般のじゃが芋よりみずみずしく、薄い皮ごと食べることで食物繊維やビタミンCを多く摂ることができます。「新じゃがいも洗い」はスポンジなどで軽くこするだけで泥が落ちるため子どもでも取り組みやすく、段々と泥が落ちて白くなる様子に達成感を得ることができます。自分が関わった食材が料理に入っているといつもより美味しく感じ、食べる意欲にも繋がります。ぜひご家庭で一緒に洗ってみてはいかがでしょうか。
材料(3人分)
作り方