社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2023.05.11

令和5年度 5月号

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開園から1か月…。子どもたちも、職員や友達の名前も覚え、園生活に慣れ始め、登園時、大好きな保護者の方との別れに涙する子もおりますが、「いってらっしゃい」と手を振る様子も見られ、皆で遊びを楽しみながら過ごしています。
この3~4週間の中では、まず、新しい環境に慣れる、園での集団の生活に慣れることを主とし、過ごしてまいりました。戸外活動では、セントラルスクエアのビルを出て、ミッドタウン周辺、新幹線の見える鍛冶橋交差点方面、八重洲通り沿いの散歩など、戸外で手をつないで歩くこと、横断するときは、「右、左、右」の確認をすることなど約束を伝えています。歩道も人が多く、工事中の場所もあり、細心の注意を心掛け、安全安心の戸外活動をできる限り進めていきます。
新緑の季節、思う存分、風を感じ、体を動かしたいと思いますが、場所の課題があります。今月は、少し足を延ばして、4,5歳児は皇居外苑、3歳児も丸の内側へ、また1,2歳児も含め、EDO日本橋保育園方面にも行けたらと考えています。いずれも無理のないように、少しずつを脚力をつけていきます。おすすめポイントなど、ございましたら、お声がけいただけると幸いです。
園内では、インナーテラスで、ダンスをしたり、よーいどん!と走ったり体を動かしています。
また、花を活けたり、みそづくりや野菜のちぎりなど食育活動、手洗いの仕方の健康教育なども始まっています。たくさんの体験を積み重ね、心と体がすこやかに育まれるよう遊びの充実を図ってまいりたいと思います。また、集団の中で、友達とのかかわりにお互いの思いが通じず、困ってしまうこともみうけられます。子どもたちに、「どうしたらよいか」「こうしたらよいかな」など会話をしてまいります。保護者の皆様と様子を共有し、育ちを見守っていきましょう。

~一日の生活について~ 
保護者の方に「いってらっしゃい!」のあいさつの後、以下のような流れで過ごしています。
①手を洗う  幼児クラスは、シール帳にシール貼りをします。
②好きな遊びのコーナーへ
1・2歳児:かたはめ、つみき、ブロック、ままごとなど人気です
幼児:ブリオの電車、パズル、折り紙、ままごとが人気です
③主活動  お集まりなど行い…出席の確認をします
園内:制作や体操、コーナー遊び、絵本の読みきかせなど
戸外:ビル周辺、ミッドタウン周辺の散歩
④食事
1,2歳児:少人数ずつ、食べています @現在一時保育室
幼児:3歳児から少しずつ、ランチルームでいただきます
⑤午睡 優しくトントンとしながら体を休めます @現在2歳児室(1,2歳児)5月歳児室(幼児)
⑥おやつ 食事と同様、少人数で落ち着いて食べれるようにしています
⑦好きな遊び
⑧お迎え

~今年の保育テーマ「元気いっぱい、笑顔いっぱい つながる」の取り組み~
地域の子どもたちとのつながりとして、5歳児は、EDO日本橋保育園の友だちと関わりを持ったり、一緒に坂本町公園、バス散歩で木場公園に行きました。今月は、どんな「つながり」ができるか、楽しみです。

~城東小学校の校庭について~
5月は城東小学校の運動会が開催され、校庭を使うことが多いことから、午前中に訪問することが困難となりました。しかし、月、火、木曜日は12:20~13:00まで、校庭をお借りできるため、食後、幼児クラスで計画を立ててまいります。
また、5月29日は、小学校は振り替え休日のため、1,2歳児の初訪問日として予定を立てます。

~法人・園で大事にしたい保育~
① 自発的な遊びを大切にする保育
発達に合うコーナー遊びを充実させ、自発的に遊べる環境づくりを大切にしています。子どもたち同士が関わりを自然にもてるようにし思いやり、生きる力、夢、学びに向かう力を育みます。
② 大人の声が目立たない保育
子どもに寄り添いながら声をかけています。また日々の活動を見通せるようにし、子どもたちが自ら活動できるように指示ではなく伝えています。
③ 子どもの今を大切にする保育
私たちは、今子どもたちがなにに興味を持ち、どんな気持ちなのか、どんな援助が必要か、常に学びの姿勢を持ち理解できるようにしています。
④ 子どもの体力を伸ばす保育
戸外でたくさん体を動かし、散歩では少しずつ距離を伸ばし歩ける子どもの育成を大事にしています。幼児クラスでは5月から始まる運動プログラムでの活動を日々の中でも行い、乳児クラスでは、リズム体操、遊戯など楽しみながら体を動かすことを行います。
⑤ 全職員が全園児を見守り、ひとりひとり丁寧に保育します。
異年齢のかかわりを多く持ち、遊びの中でお手伝い、お世話などかかわりを多くしています。
ありがとうの感謝の気持ちを伝えたり、自信につながる機会を多く持ち自己肯定感を育みます。

~5月予定~
2日(火) 端午の節句お楽しみ会    /2歳児・幼児クラス
10日(水) 夏野菜苗植え            /4,5歳児クラス
12日(金) 青空ランチ@インナーテラス /幼児クラス
16日(火) 避難訓練(地震)           /全クラス
17日(水) 1歳児健診         /1歳児クラス
18日(木) 誕生会           /全クラス
29日(月) 城東小学校 校庭      / 1,2歳児
運動プログラム        /幼児クラス
*上旬に身体測定の予定です

~5月のご入園~ ご入園おめでとうございます。
2歳児 1名 計 8名
3歳児 1名 計14名
5歳児 1名 計 4名
全体で43名となります。

~お願い~
新型コロナウイルス感染症も5類となりますが、引き続き、体調チェックを行います。保護者の皆様も体調管理、手指消毒など、皆が健康で過ごせるようご協力お願い申し上げます。
ご心配、ご不明な点等ございましたら、
いつでもお声がけください。保護者の皆様と対話を大事にしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。私たちも、様々な発信をしてまいります。健康にご留意されお過ごしください。

 

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うさぎ組は11名の友達が入園し、園での生活が始まり、はじめは寂しくて泣いてしまう姿があったものの、今ではすっかり園での生活に慣れ、朝から元気に登園してくれるようになりました。部屋の中を探索して好きな玩具を見つけ保育者等と一緒に遊んだり、友達と一緒の場所でブロックをして遊んだりしながら楽しんでいます。また、バギーに乗って園周辺の散歩に出かけたり、廊下に模造紙を貼ってみんなでなぐり描きをしたり、シール貼りもしました。みんなで描き、シールで飾った大きなこいのぼりが完成しました。
これからも安心できる環境の中、様々な遊びを楽しめるようにしていきたいと思います。(西)
<今月の目標>
◇一人ひとりの生活リズムに合わせながら、保育士等と信頼関係を築き、安心して過ごせるようにする。
❖保育士等が見守る中で、安心して遊ぶことを楽しむ。

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入園から早くも1か月が経ちました。初めは不安から、涙を流す姿もありましたが、日に日に慣れ、1日を通して笑顔で元気いっぱい遊ぶ姿が見られようになってきました。室内では、好きな玩具を見つけて保育者や友達と一緒に遊んだり、「ジャンボリミッキー」や「からだダンダン」など音楽に合わせて身体を動かしたりして遊ぶ姿が見られます。体を動かすことが好きなようで「せんせい、だんすしよ!」と話しながら笑顔で楽しんでいます。また、戸外活動ではバギーに乗ったり、歩行をするなどして外周散歩にも行っています。手を繋ぐことなど戸外の約束を伝えると「はーい!」と元気いっぱい返事をし、歩行時にはしっかりと友だちや保育者と手を繋いで歩いています。
これからも、戸外活動やインナーテラスでの運動遊びなど、様々な活動を通して体を動かすことを楽しみたいと思います。(清水)
<今月の目標>
◇ 自分の気持ちを受け止めてもらいながら保育士等と信頼関係を築くことができるようにする。
❖体を十分に動かして健康に過ごす

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入園し、新しい環境、新しい友だち、新しい保育者に始めは戸惑いから涙を流す様子もありましたが、少しずつ慣れ、安心感を持って友だち、保育者との関わりを楽しみながら過ごしています。運動遊びやテラスでのかけっこ、外周散歩など少しずついろいろな活動に参加する中で、それぞれの遊びに楽しさを感じているようです。特にインナーテラスではかけっこやだるまさんが転んだなど公園のような感覚で遊び、室内でありながらも存分に体を動かして遊んでいました。また、外周散歩では年上児と手を繋ぎ、道の端を歩くことや、横断歩道の渡り方などをしっかりと確認し、交通ルールを学びながら歩行を楽しんでいます。引き続き様々な活動に触れながら、子どもたちが楽しく、たくさんの笑顔で、落ち着いて過ごせるようにしていきたいと思います。(四條)
<今月の目標>
◇身の回りのことなど自分で出来そうなことを保育者と一緒に行いながら知れるようにする。
❖気に入った場所、遊びを見つけ落ち着いて物事に取り組もうとする。

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入園してから1ヶ月が経ちました。園での生活にも少しずつ慣れ、遊びの時間や給食の時間と楽しんでいる姿が見られます。特に入園から変化を感じることは友だちとの関わりです。初めは友だちの名前も分からず過ごしていた子どもたちですが今では少しずつ友だちの名前を覚え、声をかけ合い、時にはトラブルになったり、仲直りをしたりして笑顔で関わる姿が見られます。また、年中ということもあり、年長のお兄さん、お姉さんから折り紙を教えてもらったり、年下児には自分なりに言葉を考えて接し、作品を作ってあげたり、一緒に積み木をしたりして異年齢の関わりも見られています。散歩では手を繋いでリードしてあげる頼もしい姿も見られました。
さて、少しずつ新しい生活に慣れ始めているほし組の子どもたち、今月はどんな素敵なことがあるのでしょうか。一緒に楽しんでいきたいと思います。(小池)

<今月の目標>
◇安心感を持って生活する中で自分の気持ちを友だちや保育士等に表現できるようにする。
❖生活の仕方が分かり、丁寧に身の回りのことを行おうとする。
❖友だちや保育者と楽しんで活動に参加する。

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早いことに入園から1ヶ月が経ちました。この1ヶ月で園生活に子どもたちはいち早く慣れ、友だちとの関わりや活動を楽しんでいる姿がたくさん見られています。特に楽しんだことは姉妹園の
EDO日本橋保育園と行ったバス散歩です。最初は緊張していた姿もありましたが、時間が経つにつれ笑顔が増え、木場公園での散策やドングリ拾いをとても楽しみました。帰り道は楽しんだからこその幸せ疲れの姿もあり思い出に残ったようです。
幼児教育活動のワンルーフゼミにも取り組み始めました。鉛筆片手に椅子に座って気分はもう小学生です。モノの大きさや、記憶の問題を解き、自分で答える嬉しさや、友だちと一緒に物事を考える嬉しさを感じられたのではないでしょうか。また園では1番のお兄さんお姉さんということもあり、年下の子に優しく接する姿も見られています。
さぁ園生活は始まったばかりです。これから待っている様々なことに協力したり、分かち合ったりしながら過ごしていきたいと思います。(小池)
<今月の目標>
◇思いや欲求を受け止められ、楽しい雰囲気の中で生活や活動を送れるようにする。
❖年下の子へ思いやりを持って接する。
❖様々な遊びに興味を持ち、考えたり協力したりして取り組む。

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過ごしやすい季節になりましたが、5月は前日との気温差が10℃以上あったり、一日のうちでも、朝夜と日中では温度差が激しい季節です。木綿の下着を着て、着脱しやすい服で半・長袖の調節をしましょう。また、汗拭き用のタオルを準備しましょう。

手洗いについて
手洗いで予防できる病気はたくさんあるため、園では大切な習慣としています。
外出から帰ってきた後、排泄の後、食事の前などに、親指や指の間、指先などを丁寧に洗い、健康に過ごせる
ようにしましょう。
また、幼児クラスを対象に健康教育として、正しい手洗い方法を実施していきます。ぜひご家庭でもお子さまと一緒に実践していただきたいと思います。

感染症について
4月は感染性胃腸炎が流行しました。病院受診やお休みのご協力、ありがとうございました。
5月は気候変動も多く、今後も嘔吐や下痢、発熱などの症状が見られる可能性もあります。お子さまや保護者の方々の体調を守るためにも、諸症状がある場合は早めに受診していただくことをお勧めいたします。医師に感染症と診断された際は、意見書(医療機関記入)や登園届(保護者記入)が必要になります。登園時に提出をお願いいたします。

<この時期に注意したい感染症>
・咽頭結膜熱(プール熱)
・RSウイルス感染症
・手足口病 など
※いずれも意見書や登園届が必要です。

~お願い~
髪どめの選び方について
園では集団生活の中で、転倒や友達との接触による怪我が見られます。その際、髪どめに付いている飾りやピンなどが頭や顔を傷つけて、怪我につながることがあります、またシリコンのゴムは切れやすく誤飲の危険があります。登園時はピンや飾りのついたもの、シリコンゴムのものはお控えください。
また、1、2歳児クラスの子どもは、落ちているものを口にして誤飲する危険性があります。
1、2歳児クラスでは髪どめの使用はお控えください。

虫よけスプレーの使用について
虫よけスプレーは、できるだけご自宅で塗ってきてください。
園で準備しているものは、「キンチョウ お肌の虫よけ プレシャワーDFミスト」
もしくは、「フマキラー スキンベープミストイカリジンプレミアム」です。
また、蚊に刺された場合は、皮膚の状態を考慮して、「池田模範堂 ムヒベビー」を使用していきます。
「虫よけ・虫刺され対策について」の手紙をお配りしますので、アンケート提出のご協力をお願いいたします。

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東京児童協会は、食・触・植の3つのしょくを大切に食育活動を行っています。

【味噌作り】(ほし・つき組)
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ほし・つき合同で味噌作りに挑戦。
煮た大豆を潰す作業にはじめは苦戦していましたが、「楽しい」「次はなにをする?」と徐々に没頭していく姿が印象的でした。

【キャベツの話】
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旬の野菜紹介として今月はキャベツについてお話をしました。春キャベツと冬キャベツを比較すると「緑がぎゅっとしているね」「春キャベツの方が少し軽い気がする」など、それぞれの違いを感じています。

~キャベツちぎり~
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キャベツには春キャベツと冬キャベツがあります。葉が柔らかく甘くてみずみずしいものが春キャベツ、葉がしっかりしていて加熱しても煮崩れしにくいものが冬キャベツです。また、切り方によっても食感が異なります。繊維に沿って千切りにするとシャキシャキと歯ごたえがよくなり、繊維に直角に切ると口あたりが柔らかくなります。
キャベツちぎりは子どもと行える食育にぴったりです。ちぎる動作は、指先の発達に繋がります。 また、匂いや触った感触を味わう事で五感の発達にも繋がっていきます。自分でちぎったものが料理に入っていると、いつもより美味しく感じるので是非ご家庭でも楽しく行ってみてはいかがでしょうか。

~レシピ~
4月の献立の中で、子どもたちに人気があったおやつのレシピをご紹介します。
サクサクの食感やバターのいい香りが楽しめる甘くておいしいおやつです。是非、ご家庭でも作ってみてください。

■きな粉のお麩ラスク
材料(4人分)
・小町麩     20g(約40個)
・きな粉     5g(小さじ2)
・グラニュー糖  12g(大さじ1弱)
・無塩バター   20g(大さじ2弱)

作り方
①バターを溶かし、小町麩となじませる。
②①にグラニュー糖を混ぜる。
③②を天板に並べ、180度で5分ほど焼く。
④きな粉をまぶして完成。
★オーブンのかわりにオーブントースターで焼いてもOKです。