Letter
園だより
社会福祉法人東京児童協会
昭和こども園 園長 岩本 恵子
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-1-4
八重洲セントラルスクエア2-3階
TEL 03-5542-1731 FAX 03-5542-1732
穏やかに令和8年を迎えました。今年の書初めは「前途洋々」。未来が広々と開けて希望に満ち、明るく見通せるよう、筆をとりました。そして「順風満帆」。追い風をいっぱいに受け進む船のように、物事が順調に進むよう願いをこめました。皆様におかれましても、この新年が、幸せいっぱいの年になりますように、また子どもたちが元気で笑顔で過ごし、たくさんの力を育めるよう取り組んで行きたいと思います。令和8年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年度としては残り3か月。集大成の時期に入ります。一人一人の成長を保護者の皆様と共有しさらなる育みへと毎日を大事に過ごしてまいりたいと思います。
年末に、令和7年度の利用者アンケートの結果を配布させていただきました。総合的な感想として、大変満足66.7%、満足33.3% 満足度は昨年同様合計100% の評価をいただきました。ありがとうございました。登園時のお子さんについての把握、良いところの承認、豊かな感性を育む活動についても100% 、半面安全対策79.5%、トラブル対応53.8%、保育内容の説明79.5%のご回答でした。皆様の声からは、「職員が笑顔で優しい笑顔」「子どもが楽しいといっている」「アンケートの結果を踏まえ改善している」「立地ならではの活動」など気に入っている点、また、「こども個人の様子がわからない」「送迎時時間がかかる」「職員の離職」「独自のカリキュラムの減少」など改善を求めるご意見もいただきました。
引き続き、皆様の思いに耳を傾け、ご意見を尊重しながらご説明が足りていない点があることも踏まえ、よりよい園の運営になるよう、職員一同取り組んでまいりたいと思いますので、ご不明な点などございましたら、お声がけください。理念である大きなおうちは、皆さまと支え合い、子どもたちが笑顔で楽しんで過ごせるよう取り組みます。どうぞよろしくお願いいたします。お忙しい中、ご回答をいただきましたこと、感謝申し上げます。
乳幼児期は就学に向けての生活や学習基盤につながる主体的な生活活動や創造的な思考の基礎を培う大切な時期です。①健康・体力につながる(生活習慣・運動)、②豊かな人間性につながる(人との関わり)、③確かな学力に繋がる(学びの芽生え)の3つの部門で培いたい生きる力の基礎について記します。
また、これらは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を分類したものです。今回は①について園での様子を踏まえお知らせします。
①健康・体力につながる(生活習慣・運動)
→1歳児の子どもたちも自分でズボンを脱いだり、はこうとしたり、取り組んでいます。2歳児クラスの子どもたちも、自分の着替えなど一人で頑張ろうとする姿があります。
→1歳児クラスのポットン落とし、幼児の編み物などで指、手先を使い微細な運動であったり、走る、ジャンプ、体操、リズムダンスなど体全体を使う運動を行ったり、または友だちと楽しい気持ちを育むなど自ら楽しむあそびを充実させています。
→1歳児クラスでの、一日の流れも理解して、次に○○することが理解できている子どもたち、排せつに行くこと、くつした、帽子をかぶり出かけることなど、理解を深め見通しをもって次の行動に円滑に移行できるようにしています。
このように、5歳児からすることではなく、1歳児より、集団の中で、発達に合わせ、生きる力の基礎を培っています。
ー参考文献 2018 東京都「就学前教育カリキュラム改訂版ハンドブック」
クリスマス会では、幼児クラスが、合奏を披露しました。手作りおもちゃの楽器、タンバリン、トライアングル、カスタネットなど、真剣に向き合い、皆で気持ちを一つにして演奏していました。皆の前で発表する体験をすでに得ています。これからの「大きくなった会」表現が楽しみです。皆と気持ちをあわせ、表現する、発表することも大切な力です。少しずつ、育まれていくことでしょう。
職員の中では、「すくわく」の活動についての実践発表も控えています。「color」をテーマに、運動会での発表を展開して電車への興味を抱くようになった2歳児の様子を中心に主体的なあそびについて実践発表を行う予定です。
また、5歳児は小学校への授業の体験、相撲への取り組み、卒園遠足、卒園式と豊かな思い出に残る活動が控えています。就学に向けての学びの時間を含め一日一日を大事に、活動していきたいと思います。
その他のクラスも進級に向けて、活動範囲も広がります。無理なく、子どもにとってを考え、取り組んで参りたいと思います。
お引越し等、転園、退園のご予定がある場合、手続き等ございますので早めにお知らせください。
<1月の予定>
| 日付 | 行事予定 | 対象 |
|---|---|---|
| 5日(月) | 保育始め | |
| 身体測定 | 1・2歳児クラス | |
| 6日(火) | 身体測定 | 3・4・5歳児クラス |
| 食育活動「春の七草の話」 | 3・4・5歳児クラス | |
| 7日(水) | 新年お楽しみ会 | 全クラス |
| 8日(木) | 異文化交流 | 3・4・5歳児クラス |
| 14日(水) | 健康教育「咳エチケットについての話」 | 3・4・5歳児クラス |
| 15日(木) | 誕生会 | 全クラス |
| 19日(月) | 企業見学 | 4・5歳児クラス |
| 20日(火) | 体育指導 | 3・4・5歳児クラス |
| 21日(水) | 全園児健診 | 全クラス |
| 避難訓練 | 全クラス | |
| 22日(木) | ほがらかサロン | 4・5歳児クラス |
| 23日(金) | 阪本小学校見学 | 5歳児クラス |
| 26日(月) | 大きくなった会リハーサル | 1・2歳児クラス |
| 27日(火) | スポーツプロジェクト(相撲) | 5歳児クラス |
| 29日(木) | 大きくなった会リハーサル | 3・4・5歳児クラス |
<2月の予定>
| 日付 | 行事予定 | 対象 |
|---|---|---|
| 2日(月) | 身体測定 | 1・2歳児クラス |
| 3日(火) | 節分お楽しみ会 | 全クラス |
| 4日(水) | 身体測定 | 3・4・5歳児クラス |
| 6日(金) | 大きくなった会リハーサル | 1・2歳児クラス |
| 9日(月) | 大きくなった会リハーサル | 3・4・5歳児クラス |
| 14日(土) | 大きくなった会 | 全クラス |
| 16日(月) | 体育指導 | 3・4・5歳児クラス |
| 18日(水) | 1歳児健診 | 1歳児クラス |
| 健康教育 | 3・4・5歳児クラス | |
| 19日(木) | 誕生会 | 全クラス |
| 20日(金) | ビルの避難訓練 | 全クラス |
| 城東小学校1年生との交流 | 5歳児クラス | |
| 24日(火) | 杉アート | 5歳児クラス |
| 26日(木) | 姉妹園交流 | 5歳児クラス |
各クラスの様子
12月は手洗いや排泄、着替え等の身の回りのことに力を入れて生活してきました。12月は一段と寒くなり戸外で過ごす際には上着を着ることも多くなった為、散歩の準備物が一つ増えましたが、自分の上着を指さして、「これ!」と自慢げに保育者に教えてくれたり、自ら着てみようとする等その取り組みを楽しむ姿が多く見られました。また、手洗いからの排泄、着替えといった一連の流れを見直したことで子ども達がスムーズに動けるようになり、結果として以前よりも意欲的に取り組む姿が見られるようになりました。1月からは少しずつ進級に向けた生活導線の変更がある為、より一層やりたい気持ちを高めていけるように保育していきたいです。最近は朝に簡単な集まりを行なっており、挨拶やお返事等を保育者と一緒に声に出して遊んでおります。日々習慣的に取り組む中で、片付けの時間になると次は集まり!と言わんばかりに絵本コーナーに集まってきてくれるお友達も見られました。クリスマスの歌やリズム遊び等12月もたくさんの音楽に親み、こういった日々の遊びや取り組みを2月の大きくなった会に取り入れていき、日々の保育の姿として発表出来るようにしていきたいです。
先月は戸外遊びをたくさん楽しみ、落ち葉などの自然に触れながら、寒さを吹き飛ばすほど元気に遊ぶ姿が見られました。散歩先への道中は、一気にクリスマスの雰囲気に包まれ、ピカピカと輝くクリスマスツリーなどを見つけ、リトミックでも歌っている季節の歌をみんなで歌いながら歩く姿がありました。また、東京駅やKITTEなどの立地を活かした散歩などにも行き、普段とは違う雰囲気にワクワクした様子で、子どもたちから積極的に異年齢児や駅員さんとの交流を楽しんでいました。散歩を通して電車や新幹線などへの興味がさらに広がり、室内でも図鑑を広げたり、写真を見ながら「これは〇〇線!」などと友だち同士で教え合ったりと、子どもたちの着眼点もどんどん発展していく様子が見られています。引き続き、子どもたちの興味を継続出来るような活動や遊びを取り入れながら、異年齢児や地域の方々との交流も楽しんでいけたらと思います。今月も手洗いなどの感染症予防をしっかりと行いながら、元気に過ごしていきたいと思います。幼児クラスの保育室へ遊びに行く機会も増えると思うので、様々な遊びに興味を持ちながら、年上児との交流も楽しめたらと思います。
先月は散歩で園周辺のクリスマスツリー探しや三つ編みやぽんぽん作りなどを行い、サンタの帽子の製作も楽しみました。活動を通して「クリスマスたのしみだな!」と、季節の行事に期待を持つ姿が見られました。公園では「そとのかぜつめたいね」と冬の季節を感じながら、鬼ごっこをしたり、散策をして落ち葉を拾ったりと様々な遊びに興味や関心を持ち、友だちと関わりながら遊びを広げています。また、身の周りのことを自分で行えるようになってきた様子が見られ、上着のチャックを自分で閉めたり、手洗いを進んで行ったりと、積極的に取り組んでいます。難しいところは保育士等に「やってください」と言葉で伝える様子も見られていました。引き続き子どもたちの“自分でできた”という経験を重ねられるように援助していきたいと思います。そして、大きくなった会に向けた準備も少しずつ始まりました。「どのやくにしようかな」「○○をやってみたい」と、それぞれが意欲を持ち、取り組む姿が見られています。今後も遊びや活動の中で自分の思いを伝えたり、友だちの意見を聞いたりする経験を大切にしていきたいと思います。
いよいよ2025年も最後の月となり、「1月から始まった2025年がもう12月でおしまいになりますが、どんなことが出来るようになったかな?どんな1年だったかな?思い出してみよう」という保育士の発信から、今年1年について集まりで話す機会がありました。保育士が時にはヒントを出しながらクイズ形式で、春夏秋冬の行事や特別活動、日常の活動に関して振り返りの時間をとると、嬉しそうに思い出しながら笑顔で答えていく子ども達。「名札が黄色になったんだよね!おはようブックのシールたくさん貼ったよ!」「プール!顔がつけられるようになった!」「運動会で泣かなかったの思い出した!楽しかった!」「前は出来なかったけど、難しい折り紙が折れるようになった!」等、一つひとつを振り返り、自分が出来るようになったことや感じたことを周囲に発信したり、周囲が発信を受け止めたりと、互いに成長を喜ぶ様子が見られています。さらに、「来年になったら、つき組さんになれるんだよね!」と新しい年を迎えてからの日々にも見通しを持ち、期待感をもっているような言葉も聞かせてくれました。引き続き、子ども達が安心感を持って様々な挑戦をしていけるよう、保育士が安全基地として見守りを行っていくと共に、スモールステップや小さな成功体験を大切にし子ども達の潜在能力を多く引き出せるよう関わっていきたいと思います。
日々、様々な行事や特別活動に参加し、これからも楽しい活動が沢山待っている子ども達は、風邪を引かないようにと丁寧に手洗いをしている姿が多く見られ、時には友達とも手洗いポスターの歌を口ずさみ、こまやかな部位まで洗っています。最近は午後の時間に言葉集めゲームを取り入れ、友達と一緒に言葉を探す楽しさを味わっています。「どんな言葉があるかな?」「これは使えるかな?」と考えながら、自分の知っている言葉を思い出したり、「その言葉は初めて知った!」と新しい言葉に出会ったりする姿が見られていました。また、友達が発表する言葉をよく聞き「それいいね!」「同じこと考えてた!」と共感したり、違う意見に気が付き、すり合わせるなど言葉の世界を広げています。自分の考えを言葉で伝える事や、友達の話を最後まで聞く経験を重ねることで、言葉への興味や語彙力、表現する力が少しずつ育っています。さらに皆の前で発言することに最初は戸惑っていた子も、繰り返し楽しむ中で自信がつき「言ってみよう」「聞いて欲しい」という気持ちが芽生えてきました。そして友達と一緒に言葉を集めることで、相手の考えを認め合う気持ちや協力する姿も見られるようになっています。今後も、遊びを通して言葉に親しみ自分の思いや考えを安心して表現出来る経験を積み、大きくなった会などに繋げていきたいと思います。
ほけんだより
今年も子どもたちが健康で安全に園生活を送れるように健康管理に気を付けていきたいと思います。冷え込みが厳しくなり、体調も崩しやすい時期ですので、みなさまも体調管理に留意しましょう。
乳幼児期の子どもたちにとっては、「基本的生活習慣の獲得」が大きな目標の一つになります。基本的生活習慣とは、「食事」「睡眠」「排泄」「着脱」「清潔」などの、毎日の生活に必要不可欠なものをさします。早寝・早起き・朝ごはんなど、日々の生活リズムを整えることは、心身の発達の基礎となるためとても大切です。
子どもは睡眠不足を意識することは難しいです。子どもの不調は睡眠の質や量の問題と関連している可能性があります。以下のような様子があれば、睡眠不足によるものかもしれません。一度、見直しをしてみましょう。
①就寝時刻を一定にする
毎日「〇〇をしたら寝る」という習慣をつけ、同じリズムで生活できるようにしましょう。②寝前にスマホやゲームなどの使用は控える
就寝直前までブルーライトを浴びていると脳は昼間だと錯覚し、体内時計が後ろにずれてしまい、 眠気を覚えにくくなってしまいます。そのため、就寝1時間前からはできるだけ使用を控えましょう。
③朝はだいたい同じ時間に起こす
起床時間を一定にし、習慣化することで生活リズムが身につき、早起きもできるようになっていきます。「早 寝・早起き」を同時に始めるのではなく、まずは早起きから1〜2週間ほど続けると、少しずつ朝型の体内時計 に変わっていき、早起きの辛さも減っていきます。
④起床後は、太陽の光を浴びる
朝の光を浴びることで、「セロトニン」というホルモンが分泌され、体内時計が整います。
⑤目覚めて1時間以内に朝食をとる
朝食をよく噛んで食べることで、脳が目覚めます。胃腸が刺激されることで内臓も活発に働きます。
⑥平日と休日の起床時間の差は2時間以内にする
平日の生活リズムができていても、休日に崩れてしまうとまたリズムを戻すのには時間がかかります。 月曜日の朝から元気に活動できるよう、休日の生活リズムが崩れすぎないよう気を付けましょう。
年末年始の休暇に向け「早寝・早起き・朝ごはん」について、寝ている間に元気が貯まり、朝食を摂ることで日中のエネルギーになるため、規則正しい生活リズムで過ごすことが大切であることを伝えました。夜遅くまでゲームや動画を見ているイラストや寝坊をしているイラスト、朝食を摂る時間がないイラストを見せると「目が悪くなる」「朝起きられない」「夜遅くまで起きていたから」「寝坊したから」という声がありました。朝食を摂るためには早起きが、早起きをするためには早寝が必要であることを感じられる機会となりました。
食育だより
寒さが急に訪れ、冬を感じられるようになった12月。幼児クラスでは玉ねぎの皮むきや冬至の日について学んだり、足湯で柚子湯を体験し、みんなで温まりました。1・2歳児クラスでも葉物ちぎりやおにぎり作りなど、手指を使った活動をしました。寒くなり、お鍋料理もおいしくなってきた近頃、白菜ちぎりやきのこさき等で野菜に触れてみてはいかがでしょうか。
1月は、1年のはじまりの月です。日本は古来から、節目を大切にする風習があります。そのため、今月は日本の伝統料理に触れる機会が多くあります。今年も『おせち料理』をはじめ『七草』や『鏡開き』を献立に取り入れ、行事の由来と料理に込められた意味を子どもたちに伝えていきます。
正月とは本来、歳神様をお迎えする行事です。歳神様とは1年の初めにやってきて、その年の作物が豊かに実り、家族が元気で暮らせるように見守ってくれる神様です。また、おせちやお雑煮を食べて神様からのご利益をもらいお祝いします。
春の七草は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7種類で、一年の無病息災と豊作を祈願し1月7日の七草粥として食べられています。家庭では取り入れづらいと感じるかもしれませんが、今は七草セットが売っていたり、「すずな=かぶ」「すずしろ=大根」と身近な野菜もあるので、ご家庭でも出してみてはいかがでしょうか。