社会福祉法人 東京児童協会

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忍岡こども園 12月園だより

忍岡こども園だより         
令和4年度 12月



いよいよ師走に入り、皆様方におかれましてはますますご多用のことと存じます。本格的に気温も下がり冬の訪れを感じます。体調には十分お気を付けください。
新型コロナウイルス感染症も増加傾向ではありますが、制限等がない年末年始が訪れ帰省やお出かけ等も多くなると思います。引き続きご家庭でも基本的な感染予防対策に取り組んでいただき、お子様の体調変化に気を付けていただければと思います。また、今シーズンはインフルエンザの同時流行も危惧されております。
 こども園でも引き続き予防対策を行って参りますので、ご理解ご協力お願いいたします。

【クリスマス会】
子ども達が楽しみにしているクリスマス。こども園でもクリスマスにちなんだ制作や活動を行っていきます。また、こども園にもクリスマスツリーが飾られました。子ども達もツリーを見上げてプレゼントをお願いすることでしょう。
昨年同様、クリスマス会の日には各クラスに、クラスで遊ぶ玩具等をプレゼントしていきます。子ども達は自分たちのプレゼントを毎年楽しみに待ってくれていることと思います。

【年末年始の保育について】
忍岡こども園では、例年通り12月29日(木)から1月3日(火)まで一斉休園となります。その他の日については通常通り保育を行ってまいります。

【第三者評価アンケートについて】
先日は、第三者評価アンケートへのご協力ありがとうございました。多数のご協力をいただきました。今後評価機関が取りまとめを行います。いただいた厳しい意見や、温かいお言葉等を今後の運営に生かせていければと思います。
 
早いもので今年も師走を迎えました。振り返ってみますと、今年度は様々な行事やイベントを一部制限付きではありましたが再開することができました。新型コロナウイルスへの取り扱いは大分変化してきているように感じます。引き続き感染者数は高く推移していますが「できる形を考える」で活動していければと考えます。
我々保育者は子ども達にとっての「初めてが」混乱であってはならないと考えます。色々な「はじめて」を体験しながら夢を持てる未来を迎えること、それを実現させることが使命と感じております。

新たな年が皆様にとって輝かしい1年になることを、職員一同心よりお祈り申し上げます。
園長 金澤信仁


11月の様子と12月の目標

あひる組
早いもので入園してから8か月が過ぎました。少しずつ身の回りの事にも興味を持ち始め、ズボンに足を入れて履こうとしたり袖を引っ張って脱ごうとしたりと自分でやろうとする姿が多く見られるようになってきていて日々の成長を感じます。
家庭でも自分でやろうとする姿が見られた際には温かく見守っていただければ幸いです。
朝夕の合同保育やあひる組に来てくれるお兄さんお姉さんが遊んでいる様子に刺激を受け、子ども達の遊び方も大きく変化してきました。スプーンやフォーク、食べ物のおもちゃを手に取ると保育者やお友だちの口元へ持っていき「あーん」と言いながら食べさせたり、紐を引っ張ると付いてくるおもちゃを使って部屋の中を散歩したりと
日常の中でやってもらっていることや目にしていることを模倣し楽しんでいます。来月はクリスマス会もあるので季節の歌を楽しみながら色々な楽器に触れ、クリスマスの雰囲気を楽しめるようにしていきたいと思います。

今月の歌
・あわてんぼうのサンタクロース
・赤鼻のトナカイ
・おもちゃのチャチャチャ

今月の目標
・身の回りの事に興味を持ち、簡単な事は自分でやってみようとする。
・保育士等と一緒に人や動物等の模倣をして楽しむ。
・季節の歌や楽器遊びを通して、音楽に親しみを持つ。

うさぎ組
あっという間に時は過ぎ、今年も残りひと月となりました。散歩後や午睡の前に排泄に行く流れが身に付いてきていて、保育者が声掛けをすると自分から「トイレいく!」と伝えてくれる子が多く見られるようになってきました。トイレに着くと、自分でズボンやオムツを脱ぎ排尿する姿がありました。
だんだんと溜められるようになってきて濡れずに成功する子もいました。自分で出来る事が増えてきて、嬉しかった事を保育者に伝えてくれています。散歩では、落ち葉や砂遊びに興味津々でバケツに落ち葉を集めたり、山を作ったりして感触を楽しみながら遊ぶ姿が見られました。
子ども達同士でアイス屋さんやサンドイッチ屋さんを開き、「いらっしゃいませ」とやり取りをしながら楽しんでいました。
今後は友だち同士や年上のお兄さんやお姉さんと手を繋いで散歩に行き年上児や友だちと一緒に冬ならではの自然を楽しんでいきたいと思います。

今月の歌
・あわてんぼうのサンタクロース
・ジングルベル
・赤鼻のトナカイ

今月の目標
・一人ひとりの生活リズムを整える配慮をし、健康に過ごせるようにする。
・戸外での探索活動を楽しみ自然に触れて遊ぶことを楽しむ。
・身の回りのことを保育士等に手伝ってもらいながら、できる喜びを味わえるようにする。


ひよこ組
日ごとに冬の訪れを感じる季節となりました。「あささむかったけど、いまはあったかいね」「うわぎ、きないよ」「きょうはさむいからきる」とその日の気温に合わせて自分で服装を考えながら散歩の準備をしている子ども達。
日々の生活の中で、保育者がすべてを決めるのではなく、子どもに問いかけながら自分で考え決めていくことが
出来るようにしています。散歩先の公園や広場では、影に興味を持ち、日の当たる所から影の中に入って見たり一生懸命に走ったり、影が追いかけてくるのを面白がって遊んでいます。
また、たくさんの落ち葉を見つけて踏んでは「ふわふわする」と耳から入る音に気が付き、感じたことを言葉で表現をする姿が見られました。落ち葉集めが大好きな子ども達は袋いっぱいに落ち葉を集め、落ち葉を棒に通して焼き芋に見立てたり枝を山のように積み上げて焚火ごっこやBBQごっこなどをしたりしてイメージを膨らませ、形にしてごっこ遊びへと発展しています。
これからも戸外の活動を通し秋から冬への移り変わる様子を体で感じたり霜や氷などに触れたりして冬の遊びを楽しんでいきたいと思います。
そしてこれからの季節は楽しい行事が待っていますので、子ども達と一緒にわくわく感を楽しんでいきたいと思います。

今月の歌
・あわてんぼうのサンタクロース
・おもちゃのチャチャチャ
・やぎさんゆうびん

今月の目標
・手洗いを正しく行い、感染症を予防して元気に過ごす。
・気温の変化を感じながら、寒さに負けず元気に遊ぶ。
・気の合う友だちとことばのやりとりなど、関わりを通しごっこ遊びを楽しむ。

はな組
子ども達それぞれが自分のペースでたくましく成長してきた一年を振り返るこの頃。あっという間に年内最後のひと月となりました。生活の中では朝の支度や活動の準備、着替えなど自分の身の回りのことを進んで行えるようになってきました。
最近ではリュックをきれいに並べようとしたり、乱れていることに気づききれいに直そうとしたりと、整理整頓に意欲的な姿も見られます。一方で塗り絵や折り紙をファイルに入れるのを忘れてしまったり玩具の片付けを忘れてしまったりすることもあるので、
みんなが気持ち良く生活出来るように整理整頓をする習慣を身に付けていきたいと思います。遊びでは、友だちと一緒に遊ぶ中で、イメージを共有しながらごっこ遊びを楽しんでいます。お母さん役やお姉さん役など役割分担をし、それぞれが役になりきって遊んでいます。
2月には大きくなった会も控えているので、今後も様々なごっこ遊びを一緒に経験する中で、友だちとの言葉のやり取りを行い、共通のイメージを思い描がきながら活動を進めていきたいと思います。

今月の歌
・たきび
・ジングルベル
・赤鼻のトナカイ


今月の目標
・自分の気持ちを友だちや保育教諭に表しながら、安定感を持って過ごせるようにする。
・防寒着の着脱や手洗い、うがい、鼻かみなど自ら進んで行い、健康に過ごす。
・友だちと一緒に様々な遊びを体験する中で、共通のイメージを持って活動しようとする。



ほし組
冬に近づき冷え込みが増してきました。日差しのある日は暖かく、心地よい気候のなかでのびのびと散歩を楽しんでいます。みんな楽しみにしていた遠足はたいへん天候に恵まれ、楽しくじっくり探索する事ができました。動物園内はどこを取っても興味深く、時間も目も足りない!と大忙しの子ども達でした。
遠足以降上野動物園に行く機会がぐっと増えましたが、その際には他の学年の友だちに動物がいる順番や豆知識を教えている姿があり、吸収力に驚かされると共に頼もしく感じています。
 寒くなるにつれ空気が乾燥し、感染症に罹りやすくなってくるかと思います。子ども達の様子には十分に注意し、健康教育で指導を受けたばかりの手洗いうがいをしっかり行う他、咳エチケットを習慣づけられるように声掛けしていきたいと思います。

今月の歌
・ジングルベル
・あかはなのトナカイ
・あわてんぼうのサンタクロース


今月の目標
・鼻をかんだり咳エチケットを意識したりし、清潔を心掛けて過ごす。
・友だちと共通の事に取り組み、ともに活動する事を楽しむ。
・この時期ならではの遊びや行事の雰囲気を友だちや保育教諭と一緒に楽しむ。

つき組

11月になり寒い日も増えてきましたが、子ども達は元気いっぱいに遊んでいます。風邪予防のため看護師から手洗いうがいについて話を聞くと健康に対する意識が高まり、洗い方を意識しながら行おうとする姿が見られました。
就学に向けて、健康に関する身の回りのことを自分で率先して行えるよう、見守っていきたいです。また秋の季節を感じながら戸外活動することを楽しんでいます。
散歩では、落ち葉やどんぐりなどを見つけ色の変化に気付いたり、友だちと袋いっぱいに集めたり、遊びに取り入れたりと様々な自然と触れ合いました。
他にもみんなでルールのある遊びを楽しむことも増えてきて、子ども達でルールを確認しながら遊びを進めようとしている姿もあります。今後も生活や遊びの中で友だちと協力しながら、様々な表現を楽しめるようにしていきたいと思います。
今月の歌
・赤鼻のトナカイ       
・ジングルベル    
・あわてんぼうのサンタクロース

今月の目標
・保育士等に声をかけられたり見守られることで安心し、落ち着いた気持ちで生活するようにする。
・温度差や活動に応じて衣服の調節をしたり、手洗いうがいをしたりするなど健康に必要な生活習慣を身に付ける。
・生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。



今後の予定
12月                         1月
    6日(火) 身体測定                      4日(水) 保育始め
    7日(水) 歯みがき指導(5歳児クラス)              6日(金) 始業式 七草の日
    9日(金) スポーツプロジェクト(5歳児クラス)       10日(火) 身体測定
13日(火) 0歳児健診                    11日(水) 鏡開き 新年お楽しみ会
14日(水) 避難訓練 
                           13日(木) スポーツプロジェクト(5歳児クラス)
15日(木) 誕生会                    18日(水) 避難訓練
19日(月) 杉アート(5歳児クラス)             19日(木) 誕生会
23日(金) 終業式 クリスマス会                   30日(月) 杉アート(5歳児クラス)
28日(水) 保育納め   



お知らせとお願い
~つき組の午睡について~
現在就学に向けて、先月に引き続き12月も月・水・金を午睡のない日とさせていただきます。夜は早めに睡眠をとり、朝はしっかりと朝ごはんを食べて生活リズムを整えていきましょう。

~職員からのお知らせ~
当園栄養士の渡邉あづさが結婚をし、生田あづさになりました。
よろしくお願いいたします。

~スキンケアについて~
 空気の乾燥の続くこの時期、乳幼児の皮膚は薄くてデリケートな上、皮脂分泌量も少ないためトラブルを起こしやすい状態です。皮膚の乾燥が進むと痒みが出現し、掻きむしって傷になったり、出血してしまうなど、園活動に支障をきたしてしまうこともあります。
園ではかゆみ止めや保湿剤など塗布することはできませんので、日ごろからご家庭でクリームやローションなどでしっかりとスキンケアをしていただきますようお願い致します。また、症状がひどい場合は早めに皮膚科などを受診しましょう。


~汚れた衣類などの取り扱いについて~
血液や、吐物、排泄物が付着した衣類やシーツ類は、感染予防の観点より、園ではお洗濯はせずにビニール袋に入れてお持ち帰りいただき、ご自宅でお洗濯いただきますようお願いしております。
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

~貼るタイプのお薬について~
ホクナリンテープなど貼用タイプのお薬をお子さまに貼って登園される場合は、必ずテープに日付けとお名前をご記入いただき、登園時に職員に口頭でお伝えいただくか、健康チェックカードにご記入いただくことを徹底していただきますようお願い致します。
汗などで剥がれてしまい誰のものかが分からなくなってしまったり、剥がれて他児が口の中に入れてしまう事態も起こりかねません。何卒ご協力お願い致します。  


~職員からのお知らせ~
当園職員の大西清香保育士が一身上の都合により11月をもって退職致します。
12月より佐藤彩美保育士がひよこ組の担任となりますので、よろしくお願い致します。


保健からのお知らせ

年末年始は、家族でお祝いする楽しい行事が盛りだくさん!お休みの間は生活習慣が乱れがちとなりますが、睡眠、食事の時間を意識し、病気や事故のない、楽しい冬休みをお過ごしください。                                                      
 11月の感染症はRSウイルス感染症が1名、突発性発疹が1名の計2名でした。

RSウイルス感染症
気管支炎や肺炎などを起こすウイルス感染症で、冬場に乳幼児の多くが感染します。
終生免疫ではなく、2歳までにほぼ100%感染すると言われているため、毎年かかる子どもも多いようです。

症状が軽い場合は、かぜを引いた時と同様、水分補給、睡眠、栄養、保温に注意し、安静にして経過を見ます。脱水気味になると、たんが粘稠になって吐き出すのが困難になるので、水分をこまめに与えましょう。

症状
4~5日の潜伏期間の後、鼻水、咳、発熱などのかぜに似た症状が現れます。通常は1週間前後で回復しますが、なかには肺炎や気管支炎を発症する子どももいます。特に心肺の基礎疾患がある子は重症化しやすいので、注意が必要です。また、新生児、低出生体重児、生後6ヵ月未満の乳児も重症化しやすいと言われています。
手洗い・うがい(乳児は外から帰ったら水を飲ませる)をしっかり行い予防しましょう。

11月の健康教育
 ひよこ組、はな組、ほし組、つき組を対象に、「正しい手洗いのやり方」の健康教育を行いました。幼児さんは4月ぶりの手洗い指導です。汚れの残りやすい部分をイラストで確認し、「しまじろう あわあわてあらい」の動画を見ながらその場で汚れの落とし方を練習し、看護師が指導を行いながら実際に手洗いをしました。
これから冬の感染症やインフルエンザが流行しやすい季節がやってきます。幼児さんは指導の場では手洗いを手順の通り上手に行えますが、覚えた正しい手洗いを日々しっかり行うことが大切です。「正しい手洗いをいつも行う」という習慣を身につけてもらえるように声掛けをしていきたいと思います。

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