社会福祉法人 東京児童協会

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2022.12.20

忍岡こども園 令和4年11月号園だより

忍岡こども園 園だより 11月号

園長挨拶
朝晩の気温はだいぶ下がり秋を感じる日が多くなりましたが、日中はまだ暑さを感じる日もみられます。夏の疲れが出る季節ですので、規則正しい生活を心掛け秋を満喫しましょう。
先日は「運動会」に多数の参加をいただきまして、誠にありがとうございました。皆様のご協力をもちまして、大変有意義な運動会を開催することができました。子ども達は日頃の活動の中で学んだことを表現し、また競うことで色々な気持ちを育んでいったことと思います。私も、成長著しく輝いている姿に大変感動いたしました。
さて、今年度も半年が経過し後半の活動に入っております。年度当初は慣れない環境で不安になる姿も見られましたが、現在では楽しい響きに変化し、この半年での成長が目に見えて感じられます。後半の活動についても、子ども達の興味関心や気付きに、保育者が目を向けられるよう行ってまいりますので、引き続きご理解ご協力をお願いいたします。
また、先日は、つき組さんが姉妹園の「神田淡路町保育園」「EDO日本橋保育園」と合同で、川越市の荒畑農園さんで「いもほり遠足」を行いました。子ども達はさつま芋の収穫体験を十分に楽しんでおりました。合同に行うにあたり、事前にZOOMを利用して子ども達の交流会を行ったり、バスの座席を姉妹園のお友達と一緒にしたりと交流も楽しみました。距離的に近隣の姉妹園ですので、今後の活動でも交流ができればと考えております。
2日(水)には、ほし組さんが「上野動物園」に遠足に出かけます。こども園で上野動物園を利用するのは3年ぶりとなります。今回は一般入場で利用しますが、今後団体利用が解禁されれば、忍岡こども園の特徴でもあった上野動物園散歩も実現する日がくると思います。

【第三者評価アンケートについて】
本園では、毎年第三者評価を受審しております。お手元に配布しているアンケート用紙に記入し、玄関の回収ボックス又は郵便ポストへの投函をお願いいたします。厳しいご意見や、温かいお言葉により園の運営を更に良くしていく指標となりますので、お忙しいとは存じますが記入のご協力をお願いいたします。なお、期限が11月8日(火)となっておりますが、一定期間(後日ポスター掲示)は提出期間を延長いたします。その際回収ボックスは撤去いたしますが郵便ポストへ投函すれば提出が可能となっておりますので、より多くの提出をよろしくお願いいたします。

<10月の様子と11月の目標>
◎あひる組
〇先日は運動会ありがとうございました。いつもと違う雰囲気の中でも一生懸命身体を動かしてゴールを目指す子ども達の姿がまた一つ、大きく成長したように思います。
歌が大好きな子ども達はよく聴いている曲だけでなく新しい曲にも敏感に反応し、音楽をかけると自然と保育者の元へ集まってきます。「まつぼっくり」や「どんぐりころころ」、「大きな栗の木の下で」等、季節の歌で手遊びをすると、手の動きを観察しながら真似をしてみたり掴まり立ちをしながら腰を揺らしたりと楽しんでいました。手の動きや歌詞が段々と覚えられてくるとやりたい時に手を動かして見せてくれたり自分で歌ったりしていて、驚きを感じると共にできることが増えてきているのを感じます。
今月は戸外での活動を積極的に取り入れ、滑り台を楽しんだり発見した生き物を追いかけたりと元気いっぱい体を動かしながら、健康に過ごせるようにしていきたいと思います。
〇今月の目標
・身近な人や物に興味を示し、保育士等に見守られながら一人遊びや探索を楽しむ。
・戸外遊びを楽しみ、全身を動かして遊ぶ。
・簡単な身の回りの物事に対して興味を示す。

◎うさぎ組
〇肌に触れる風もだんだんと冷たくなり、晩秋の気配が感じられるようになりました。運動会では沢山の応援ありがとうございました。10月での室内では、運動会に向けて運動遊びやリズム体操などの活動を多く取り入れ、練習を頑張ってきた子どもたち。練習では堂々と楽しそうに一本橋を渡ったり、様々な音楽に合わせて踊ったりしながら「まま、ぱぱにみせる!」との声が何度も聞こえ、運動会当日を楽しみにしていました。当日は、保護者と楽しく踊る姿や障害物レースで一生懸命一本橋を渡る姿など、子どもたちの成長した姿を見ていただけたかと思います。また、最近では少しずつ身の回りの事に興味を持ち始めました。散歩に行く際には、自分で靴下や靴を履こうとする姿や着脱の際にはズボンだけでなく上衣も一生懸命着ようとする姿が見られてきました。子どもたちのやりたい気持ちを大切にしながら見守っていき、難しい時には子ども一人ひとりに合わせた援助をしていきたいと思います。
〇今月の目標
・気温や体調に配慮しながら、健康的に過ごせるようにする。
・秋の自然に触れ、季節の変化を感じながら散策を楽しむ。
・身の回りのことを保育士等に手伝ってもらいながら、できる喜びを味わえるようにする。

◎ひよこ組
〇先日の運動会ではたくさんの応援ありがとうございました。様々な身体の部位や感覚を使う運動遊びを楽しんできた子ども達。始めは怖くて        友だちの様子を見ていた子も回数を重ねるごとに自信がついていき、何度も挑戦するたくましい姿が見られました。保育者の援助なしに行ってい た子も、どんどん自分なりにコツを掴んでいき、全身のバネを使った高さのあるジャンプや両手で上手にバランスをとりながらのソフトブロック渡り、横向きでのはしご渡り等を見せています。運動会でもゴールに向かって頑張る子ども達の姿が見られ、また一つ大きくなった子ども達です。また、散歩では葉っぱの赤や黄色、緑に茶色などの色や大きい小さいなどの大きさ、形にも興味を持ちながら楽しみ、「大きい葉っぱあったよ!先生みて!」「小さいどんぐりあったよ!」と拾い、嬉しそうに見せてくれる子ども達でした。戸外にはどんぐり、まつぼっくり、落ち葉、木の実など秋の自然物をたくさん見つけているので、子ども達の大好きな自然物を今後は遊びの中にも取り入れていきたいと思います。
〇今月の目標
・気温の変化に留意し、健康で快適に過ごす。
・ルールや約束事があることを知りながら、友だちとの関わりを楽しむ。
・戸外で秋の自然に触れ、自然を取り入れた遊びを楽しむ。

◎はな組
〇運動会では、当日を楽しみに練習に取り組む姿がありました。年上児の踊りや競技を見て、「かっこいい」と憧れの気持ちが育まれたように感じます。いい刺激を受けて、表現のダンスをはりきって行っていました。保護者の方々に見守られて子どもたちも楽しく運動会に参加することができ、大きな成長を感じていただけたかと思います。ありがとうございました。
散歩で東大キャンパス、不忍池広場等に行き、落ち葉や、どんぐりなどの木の実を見つけ、秋探しを楽んでいました。散歩後の着替えでは、裏返しになった服の直し方や畳み方が分かるようになり、自分でやってみようとする意欲が見られ、自分で出来た際には嬉しそうに教えてくれる姿があります。友だちとの関わりが増えてきていますが、気持ちが言葉で上手く伝えられないこともあり、ぶつかることもあります。しかし、自分達で自分の思いを伝えられている場面もあり、切り替えて楽しく遊べるようになっています。今後も友だちとのやりとりを丁寧に見ていきたいと思います。
○今月の目標
・身の回りの整理整頓を自分で行う。
・友達とイメージを共有しながら、ごっこ遊びを楽しむ。
・季節の移り変わりを感じ、秋の自然物に慣れ親しみながら遊ぶことを楽しむ。

◎ほし組
〇運動会にはたくさんのご協力やご声援、誠にありがとうございました。取り組んできた活動の成果をご覧いただけたのではないかと思います。表現では5人ずつのグループに分かれ、振り付けやタイミングを声掛けし合って修正し、より良いものを目指している姿がありました。競技では年下の子を優しくリードしながらも、玉をより多く入れられるよう努力していました。つき組の表現や競技を見ている際には憧れの眼差しで見つめていて、最高学年への期待感を培う事ができたのではないかと思います。来年が楽しみですね。
今年も残すところあとふた月となり、気候の変化に伴って衣類の種類や数が増えてきました。登園時や降園時の身支度の仕方をもう一度確認し、自分の事は自分でできるようにしていきたいと思います。また運動会の経験を活かし、ルールのある遊びや競い合う遊びで団結力を強めていきます。
〇今月の目標
・生活の流れを感じ取り、見通しを持って必要な事を自分でしようとする。
・身近な自然の美しさや不思議さに気付き、興味や関心を持つ。
・ルールや約束を守りながら、競い合って遊ぶ楽しさを味わう。

◎つき組
〇先月は、運動会に向けて運動遊びや音楽に合わせて表現する事を楽しみました。身体を動かすことが大好きな子ども達は、戸外活動ではいつも「リレーをしたい」と遊び始めます。チームの中で、走る順番をみんなで考えながら遊びを進めていく姿が見られました。パラバルーンでも、練習を進めていくにつれ子ども達から「ここが上手くいかなかった」「アイロンで待つんだよ」などとみんなで話し合いながら、どのようにしたら上手くいくか考え、声を出し合い協力して取り組む姿も見られました。運動会を通して、友だちと一つの目的に向かいながら取り組む楽しさを味わう事が出来たのではないかと思います。
また、季節の変化を感じ秋の自然に触れる機会も多くなりました。まつぼっくりやどんぐりなど様々な自然物の発見を楽しみ、友だちや保育教諭と気付きを共有したりごっこあそびをする姿がありました。今後も身近な自然と触れ合う中で、友だちと一緒に工夫しながら遊びを進めていけるよう見守っていきたいと思います。
〇今月の目標
・手洗いうがいや衣服の調節を行い、健康に気を付けて過ごせるようにする。
・身近な自然と触れあう中で、数、量、文字、時間などに関心を深める。
・友だちと思いや考えを伝え合い、一緒に協力して遊ぶ楽しさを味わう。

【お知らせとお願い】

〇ご意見ご要望対応窓口について~
法人の相談窓口
法人事務局:社会福祉法人東京児童協会  03-5341-4661
こども園の相談・苦情対応
解決責任者 :園長 金澤信仁
苦情相談受付:主任 泉光 03-5809-0394
第三者委員会:委員 長柄光則 080-3481-0562
髙橋千香子 080-3481-0550
※より良い園づくりをご家庭や地域の皆様と一体になってすすめていく為にご活用いただけたらと思います。

〇つき組の午睡について~
11月より、就学に向けて下記の通り午睡を減らしていきます。
月・水・金:午睡なし
火・木 :午睡あり
子ども達の様子に合わせて徐々に減らしていこうと考えておりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

〇新しい職員のご紹介
(非常勤)
10月末より入職いたしました。
よろしくお願い致します。

〇自転車について
本園は駐輪場がないため、自転車登園はお控えください。特に個人住宅に無断駐輪されますと近隣からご指摘をいただきます。登園は徒歩か、公共交通機関をご利用ください。

〇第三者評価アンケートについてご協力のお願い
昨年度、沢山の方にご協力いただきました「東京都福祉サービス第三者評価」のアンケートを今年度も実施致します。より良い園運営のため、東京都が認証した評価機関による事業評価を受け、その結果を情報公開しております。今年も貴重なご意見をお聞かせいただきたく、お忙しい中恐れ入りますが、ご協力の程宜しくお願い致します。
【アンケート配布】:10月25日(火)
【アンケート締切】:11月8日(月)
【提出方法】:園に設置する専用ポストに投函もしくは郵送での提出になります。

〇IDカード提示のお願い
お子さまの送り迎えの際にインターフォンを鳴らされる時、お配りしてあるIDカードの提示の徹底をお願いいたします。また、ご提示の際にはお名前を必ずお伝えください。
不審者情報や誘拐メールなどもある中、園内に関係者以外の者を立ち入れないようにするためにとても重要となりますのでどうかご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

〇登園時のおねがい
登園時に木の実を持ってくるお子さまもいますが、誤飲等の事故に繋がりかねないため、園内には持ち込まないようにお願いいたします。

【保健からのお知らせ】
11月になり、葉っぱの色が赤や黄色へと美しく色づきはじめました。落ち葉を拾う子ども達も空気から冬への移り変わりを感じているようです。冬に向けて心も体も元気に過ごせるよう、かぜ予防をしっかりと行いましょう。
10月の感染症はRSウイルスが3件、新型コロナウイルス感染症は4件でした。

〇お風呂での注意
子どもの皮膚はとてもデリケートです。大人が気持ちよく感じるお湯の温度でも、子どもには熱過ぎることがあります。また、熱過ぎるお湯に長時間浸かると、皮膚の表面の脂が洗い流されて肌が乾燥しやすくなり、かゆみの原因にもなります。38~40℃を目安としたぬるめの温度設定にしましょう。

〇歯科衛生士による歯磨き指導があります
11月8日は日本医師会が制定した「いい歯の日」です。80歳になっても自分の歯を20本保とう、という8020運動は、口の中の健康を呼びかけています。一生自分の歯で食べ物を噛んだり、話したりしていくためにも、歯磨きや手入れをして、歯を大切にしていきましょう。
12月7日(水)にはつき組さんへ、台東区保健所の歯科衛生士による歯みがき指導を実施します。むし歯の予防について、歯と口の健康に関するお話をしてもらいます。(歯ブラシを使用しての実習は行いません)

〇10月の健康教育
つき組を対象に、「目の愛護デー」にちなんで目に関しての健康教育を行いました。栄養士からも目にちなんだ食育を受け、7日には目の愛護デー献立の給食を食べ、「目の愛護デー」のことを覚えてくれていた子どもたち。「めのはなし」の絵本を読み、目の構造や涙・まゆげ・まつげの働き、目の使い方、大切さを学びました。
みんなの大好きなクイズの中では、目が痛くなったり、目になにかが入ってしまったときの対応をあらためてお話しました。自分はもちろん、お友達にとってもかけがえのない目を大切に思い、大事にすることに繋がればと思います。
また、10月末につき組、ほし組を対象に簡易的ではありますが視力検査を行っています。結果をご確認いただき、参考にしていただければと思います。
忍岡こども園だより 11月号