Letter
園だより
第94号 令和7年度 12月
社会福祉法人東京児童協会 忍岡こども園
〒110-0008 東京都台東区池之端2-1-22
TEL:03-5809-0394 FAX:03-5809-0395
園長 古澤 まどか
短い秋が足早に過ぎ去り、朝夕はめっきり冷え込むようになりました。今年は、例年よりも早くインフルエンザ感染症の流行が早く、小学校では学級閉鎖をするなどのニュースが報じられています。園内では、日々の手洗いうがいも徹底、玩具の消毒、換気、湿度調整の為加湿器の設置や各クラスに霧吹きを置き、乾燥を防ぐ工夫をしております。引き続き感染予防に留意し、衛生管理を徹底しながら、子どもたちが健康に過ごすことができるよう努めてまいります。
~姉妹園と相撲大会~
令和7年11月7日(金)に台東区リバーサイドで姉妹園の「台東区立たいとうこども園」「扇こころ保育園」と相撲大会を開催しました。相撲は日本の国技であり、私たちも大切にしている競技の1つです。
扇こころ保育園の友だちとは、事前にオンラインで交流をしました。それぞれの園で読んでいる相撲の絵本の紹介や、相撲の体操を一緒にしました。
台東区立たいとうこども園の友だちとは、両国国技館の相撲博物館や本物の土俵見学をし、たいとうこども園のホールで相撲の取り組みをして交流を楽しみました。いつもと違う環境の中で過ごし、少し緊張していましたが、初めて会う友だちへ自分から声をかけ、交流をしている様子も見られました。
各園との交流もあり、当日は「あ!たいとうのこだ!おうぎのこだ!」など知っている顔を見て安心する姿がありました。当日は、忍・扇の混合2チーム、たいとう2チームで相撲の取り組みをし、はじめは同じ園の友だちを応援していた子どもだちでしたが、取り組みを続けていくうちに、同じチームの仲間として互いに応援する姿に成長を感じました。また、1度負けてしまい、次の取り組みに自信をもつことが難しい友だちへ手を差し伸べ、土俵まで一緒に付き添い応援する姿もあり、子どもの力の凄さを感じました。
今回の相撲を通じて「勝って嬉しい」「負けて悔しい」と言う”勝負をする気持ち”を体験し、次への意欲へとつながっていると感じました。また、負けてしまっても周りに仲間がいることで次に頑張ることができることを知る機会になったのではないかと思います。ひとり一人が相手に立ち向かう姿をみんなで応援する、一体感を感じる相撲大会でした。
~個人面談について~
令和7年11月4日〜12月4日まで個人面談を実施しております。今年度より、事前にオンラインか対面かを選んでいただき進めさせていただきました。
面談の中では、園での様子やご家庭での様子を伝え合い、困っている事や相談したことなども話をしています。現在、0歳児~4歳児クラスの半分のご家庭の個人面談が終了しているところです。お忙しい中、時間の調整をいただきありがとうございました。日々のこども園生活で何か気になったことや気づいたことがあれば気兼ねなく職員へお声掛けいただけると幸いです。また、面談を希望される方は随時お受けしております。
今年も残すところ 1 ヶ月となりました。年末に向け子どもたちが一緒に園内の大掃除を行っていきたいと思います。生活の場を整え、普段使っているものをきれいにし、新年を迎える準備をしながら、生活に必要なことを伝えていきたいと思います。年末年始は、子どもにとっても伝承行事を知る機会となります。是非、ご家庭でも、お子さまができることを一緒に行いながら、この時期ならではの経験を大切にお過ごしください。 長い休みとなりますので、保護者の皆さまもお身体にご自愛いただき、お子さまと一緒に心身ともにゆったりと良い新年をお迎えください。 今年も一年、園運営にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございました。 新たな年が皆さまにとって幸多き一年となりますよう、職員一同、心よりお祈り申し上げます。 来年も引き続き、よろしくお願いいたします。
ーーー教育保育活動の風景・今年度のテーマ「つながる」ーーー
~食育活動を通じて食への意欲につながる「生きる力を育む」~
当法人では、『3つのしょく「食・植・触」』を大切に食育活動を行っています。
毎日昼食、おやつを食べる「食」、種や苗を植え、育てる「植」、
野菜や魚など食材に触れる「触」の3つを子ども達が日常の中で体験して
います。
先日、1歳児クラスの子どもたちが、給食で使用する”白菜をちぎる”
食育活動をしました。野菜が苦手な子どもたちですが、実際に白菜に触れ
大きさや色、硬い・柔らかいなど触れることで感じたことを言葉にして指先
を使いちぎっていました。はじめは、硬くてなかなかちぎれない様子も
ありましたが、だんだんコツを掴み、ちぎることが楽しくなり、細かくちぎる子もいました。
その日の給食に、自分でちぎった白菜が出てくると「あった」と白菜を指差し自分でちぎったことを教えてくれる姿がありました。いつもは、進まない野菜も自分で作ったことでよく食べ、食への意欲につながっていると感じました。色々な言葉を習得する時期であり、自分の気持ちを伝えようと言葉をたくさん話す時期でもあります。食育を通じて、会話も楽しむことができました。
~♪~♪~♪~12月のうた~♪~♪~♪~
〇今月の歌:ジングルベル、あわてんぼうのサンタクロース、きよしこの夜、赤鼻のトナカイ
たきび
〇伝統遊戯:たきび
~・~・~・~12月の目標~・~・~・~
あひる組
・楽しい雰囲気で口をよく動かしたり、手づかみをしたりしながら意欲的に食べる。
・保育者に手を添えてもらいながら、左手をお皿に添えて食べようとする。
・戸外やテラスでの探索活動を楽しみ、身体を動かしたり、砂や自然物で遊んだり指差しで興味のあるものを知らせたりする。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
うさぎ組
・感染症に留意し、健康に過ごせるようにする。
・友だちや保育士等と簡単なルールのある遊びを楽しむ。
・行事に参加し季節感を味わえるようにする。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
ひよこ組
・手洗いを正しく行い、感染症を予防して元気に過ごせるようにする。
・戸外やごっこ遊びを通して、保育士等や友だちと一緒に遊ぶことを楽しむ。
・季節の移り変わりを感じながら、戸外遊びや散歩をして自然に触れることを楽しむ。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
はな組
・感染防止の大切さに気付き、手洗いやうがいを自ら行おうとする。
・冬の自然に触れ、秋からの変化を感じる。
・絵本の世界やお店屋さんなどのごっこ遊びを通じて、友だちとのやり取りを楽しむ。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
ほし組
・寒さに負けず、戸外で思い切り体を動かし、健康的に過ごす。
・自分の思いを伝えたり、相手の意見を聞き入れたりしながら思いを伝え合う大切さを知る。
・劇遊びの中でセリフを言ったり動きを付けたりすることを楽しむ。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
つき組
・健康な生活リズムを整え、規則正しい生活習慣を身に付ける。
・進んで身体を動かし、戸外遊びや運動に意欲的に取り組む。
・行事や活動を通して、友だちと力を合わせて一つの表現を作り上げる喜びを味わう。
今年も残すところあと1ヶ月となりました。年末年始は長いお休みに入るので生活リズムが乱れがちになります。十分な睡眠とバランスのとれた食事に加えて適度な運動を行い、元気にお正月を迎えられるようにしましょう。
冬は様々な感染症が流行する時期です。感染予防には手洗い・うがい・咳エチケットが大切です。
外出先からの帰宅時や食事前、トイレの後などこまめに手を洗っていますか?ご家庭でも手洗いの タイミングや方法を振り返っていただき、感染症予防にむけての手洗いを心がけましょう。
乾燥した空気は鼻や喉の粘膜の乾燥をまねき、細菌やウイルスを排出する機能の低下に繋がります。また、乾燥した室内環境は細菌やウイルスが活動的になるだけでなく、くしゃみなどのしぶきも飛びやすくなります。湿度計で室温・湿度を確認し、適切に調節しましょう。
・室温20%程度、湿度40~60%を保ちましょう。
・加湿器のお水は毎日取り換え、定期的に加湿器のお手入れを行い、カビなどが繁殖しないように しましょう。
くしゃみや咳の飛沫にはウイルスなど病原体が含まれている可能性があります。他の人にうつさないように咳エチケットを心がけましょう。
①マスクを着用する
くしゃみや咳が出ている間はマスクを着用し、使用後のマスクは放置せず、ゴミ箱に捨てましょう。
マスクを着用していても、鼻の部分に隙間があったり、あごの部分が出ていると効果がありません。
鼻と口の両方を確実に覆い、正しい方法で着用しましょう。
②ティッシュなどで口と鼻を覆う
口と鼻を覆ったティッシュにはウイルスなどが付着しています。すぐにゴミ箱に捨てましょう。
③他の人から顔をそらす
くしゃみや咳の飛沫は1〜2m飛ぶと言われています。飛沫が他の人にかからないように顔をそらしてから くしゃみや咳をするようにしましょう。
④こまめに手洗いをしましょう
くしゃみや咳などを抑えた手にはウイルスなどが付着しています。またドアノブなど、多くの人が触れる場 所にもウイルスが潜んでいます。こまめに手を洗うように心がけましょう。
11月の健康教育は、つき組が神田淡路町保育園で合同で行う予定でしたが、感染症の増大により各園で行う形となり、ほし組・つき組対象で法人看護師プロジェクト「いのちきらきら」のお話をしました。
テーマは「プライベートゾーン~自分で守ろうこころとからだ~」です。水着で隠れる所はプライベートゾーンとよばれ、触ったり見たりしていいのは自分だけ。もし触られそうになったり触られてしまい嫌な気持ちになった時は、①「嫌だ、やめて」と伝える。②その場から逃げる。③大人の人に話す。 という行動を必ず取りましょう。これは相手が友だちや家族など知っている人ばかりではなく、知らない人の場合もあるかもしれないし、この3つの行動をとる事が自分の大切な心と体を守る事になるということ。そして、どうしてそんなにプライベーゾーンが大切なのか?動画やクイズを通して学びました。
女の子のお股の奥には、大人になって赤ちゃんが出来た時の赤ちゃんのベッドになる子宮、赤ちゃんの素となる卵がある卵巣、赤ちゃんが産まれて来る時に通る膣があるということ。男の子のお股にも精巣という、命の素となる精子が作られその通り道となるおちんちんがあるから、蹴ったりつよく叩いたりしないこと。男の子も女の子も清潔にしてきれいなパンツや肌着をつけることがとても大切であることをお話ししました。みんな終始真剣な表情で聞いてくれていました。
つき組さんは春になると小学生になり、単独で行動する事もあるかと思います。もし1人で行動している時に知らない人に「プライベートゾーンを見せて」と声を掛けられたらどうする?と質問してみました。真っ先に「にげる!」と返答がありましたが、ぜひ入学前に必ず防犯ベルの使い方や子ども110番ステッカーが貼ってある場所を、お子さまと共に確認していただきますようお願いします。何か困ったことがあれば守ってくれる大人が周りにはたくさんいて、困った時には躊躇せずに頼って助けてもらうことが自分の心と体を守る事になるという事を伝えました。
ひよこ組のみんなで、給食に使うピーマンの種取りを行いました。見慣れないピーマンの
中身に、子どもたちは「なんだこれ」「つぶつぶ!」と興味津々の様子でした。手先を器用
に使う活動は集中力も高まり、「もっとやる」と次のピーマンを嬉しそうに行う姿が見られました。自分たちで種を取ったピーマンが給食に出ると苦手な子も一口はチャレンジし食への切興味にもなりました。
12月の目標は「冬野菜を食べよう」です。冬に旬をむかえる〝冬野菜〞は、寒さで凍らないように水分量を減らし、細胞に〝糖〞を蓄えるため、甘味が強いのが特徴です。また、冬野菜にはビタミン類やカロテンが豊富に含まれ、免疫力を高め風邪予防にも効果があるといわれています。園では身体が芯から温まり、野菜の栄養がしっかり溶け出す煮物や鍋、スープなどの温かい料理、南瓜グラタンやぽかぽか生姜スープなどを取り入れています。ご家庭でも旬の冬野菜を使った料理をぜひ味わってみてください。
冬至は、1年で最も昼の時間が短い日です。この日を「一陽来復(いちようらいふく)」ともいい、冬の寒さを乗り越えて春がやってくることや、悪いことが続いた後に幸運へ向かうことを表しています。昔から「ん」が2つ付く食べ物(かぼちゃ・れんこん・にんじんなど)を食べると、健康に過ごせて運気も上がると言われています。ご家庭でも旬の野菜を取り入れながら、寒い冬を元気に過ごしていきましょう。
日本でよく食べられている『西洋かぼちゃ』は、ほくほくした食感と強い甘味が特徴です。抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eが含まれていて、野菜の中でも栄養価が高い食材の一つです。
園では、食育の一環として「かぼちゃの種取り」を行っています。手で種やワタを触るのが苦手なお子さんでも大きめのスプーンをつかうと楽しくかき出すことが出来ます。是非親子で挑戦してみてください。
(材料 大人2人幼児2人分)
牛肩ロース 250 g
玉葱 300g(2個)
にんじん 1/2本
しめじ 1/2袋
マッシュルーム缶 50g
エリンギ 1本
食塩 適量
精白米 2合
バター 20g
パセリ 適量
グリンピース、コーン 適量
星型にんじん 適量
★ホールトマト缶 200g
★トマトピューレ 大さじ2
★トマトケチャップ 大さじ2
★赤ワイン 大さじ2
★デミグラスソース 100g
★ウスターソース 大さじ1
★顆粒コンソメ 小さじ1
1.玉ねぎは薄切り、にんじんは短冊切り、きのこは食べやすくほぐす。
2. 鍋に油を熱し牛肉を炒めて取り出す。
3. 鍋に玉葱、にんじん、きのこを加えて炒める。
3. ★と牛肉を加え弱火で20分ほど煮込み、塩で味を整える。
4. 精白米にバターを加えて炊飯し、バターライスを作る。
5.バターライスを盛り付けてパセリをちらし、完成したハッシュドビーフを盛る。
6. 茹でたグリンピースやコーンをちらし、クリスマスリースに見立てて星型のにん
じんを飾ったら完成。