社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2023.05.01

<東京都足立区> 扇こころ保育園 令和5年度 5月号 園だより こころだより

width=81

社会福祉法人東京児童協会 扇こころ保育園
〒123-0873 足立区扇1-22-28
TEL 03-3898-3919
園長 松山俊介

 

園長挨拶

五節句

新年度を迎え、早くも1か月が過ぎました。園庭を彩っていた桜も 散り、青々とした葉が生い茂っています。5月5日は端午の節句です。端午の節句は、無病息災を祈願する行事として、五節句の1つとされています。五節句とは、1月7日の七草の節句、3月3日の桃の節句、  7月7日の七夕の節句、9月9日の菊の節句、そして、端午の節句  です。端午の節句である「こどもの日」には、子どもの成長を願い、

鯉のぼりや五月人形などを飾ります。園でも、製作や食事を通じて、子どもたちにも由来や意味を伝えていきます。

 

2類から5類へ

さて、来る5月8日より新型コロナウィルスが5類へと引き下げられます。子どもたちの安全を守るのは、変わらず、園でのルールなども少しずつ見直してまいります。まずは、マスクについてです。お子さまや保護者の皆さまは、現在も自由となっておりますが、職員も同じように個人の自由とさせていただきます。なお、感染症流行時には、従来同様マスクを着用し、子どもたちそして職員の感染拡大防止に努めます。

また、保護者の方々が、園内でのお子さまの様子が見られる機会を増やしていきたいと考えております。直近では、5月20日の懇談会を、懇談と交流を合わせた親子運動交流会として、お子さまと一緒に園内で交流できる場を設けます。ささやかではありますが、少しでも楽しんでいただければと思います。また、七夕夏祭りを、土曜日に開催し、保護者の皆さまと楽しい思い出を作りたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

width=773

width=300

<はな・ほし・つき組 今月のめやす>

・散歩先や園庭で春の自然を見つけて楽しむ。

・身の回りのことを丁寧に行えるようにする。

<はな・ほし・つき組 お楽しみ>
・散歩先で花や虫を見つけたり、身体を動かしたりして遊ぶことを楽しもう!

つき組

つき組に進級し、1ヶ月が経ちました。

待ちに待った青色のバッジを園長先生に付けてもらい年長児であることの喜びを表情や言葉といったさまざまな表現で見せています。また慣れない環境に戸惑うはな組の友だちに対して「いっしょにあそぼう!」と遊びに誘ったり「これは、こうやってあそぶよ」「○○はここにあるよ」などと知っていることを教えたりして、積極的に関わりを持つ姿が見られていました。時にどう接していいか悩む姿も見られますが、必要に応じて保育者が仲立ちをしながら異年齢の友だちと関わる楽しさや嬉しさを感じられるようにしています。引き続き子どもたちの様子を見守りながら、年長児としての自覚や意識を持って行動できるように伝えていきたいと思います。

width=300

ほし組に進級し色鉛筆でのお絵描きやラキューなどを好んで行う姿が多く見られています。構成遊びでは、ラキューを使って年上児の遊ぶ姿を真似て、作り方の本を見たり自分で作りたいものをイメージしたりしながら作っています。完成した作品を使って遊ぶことを楽しんでいました。また、制作コーナーに行くと嬉しそうに色鉛筆を選び「○○ちゃん、いっしょにつかおう!」などと友だちと共有したり、自分の名前や好きな絵を描いては「みてー!○○かいたんだ!」と友だちや保育者に見せたりして、お絵描きを楽しむ姿が見られていました。

そして、はな組の友だちを迎え、ひとつお兄さんお姉さんになった子どもたちは玩具の遊び方を教えてあげたり、泣いている姿を見かけると「どうしたの?」と優しく声を掛けてあげたりと、自ら関わろうとする姿も見られています。これからも異年齢の友だちと一緒に過ごしていく中で、年上児への憧れの気持ちや、

年下児への思いやりの気持ちが育まれるようにしていきたいと思います。

 

width=300

園長先生から名札とおはようブックを貰い「みてみて!ばっじもらったよ」「おにいさん、おねえさんになった!」と、はな組に進級したことを喜ぶ姿が見られています。

ブロックやおままごとも、乳児クラスで遊んでいた物よりも種類が増え、細かくなったことでさらに興味が湧き「これ、たのしいね」「つぎは、なにをつくろうかな」とやり取りをしながら楽しんでいました。また、遊び方が分からない場合は年上児に聞いてみたり、真似たりしながら遊び方を見つけようとする姿も見られています。新しい環境でああっても、異年齢で関わりながら少しずつ幼児クラスへ慣れてきたように感じます。

これからもさまざまな活動の中で、たくさんの友だちとの関わりを大切にしていきたいと思います。

 

width=300

<今月のめやす>

・保育者と一緒に簡単な身の回りのことを行ってみようとする。

・戸外で身体を動かすことを楽しみ、さまざまな遊びに興味を持つ。

<お楽しみ>

・散歩先で自然に触れながら身体を動かすことを楽しもう!

 

新しく4名の友だちが加わり、ひよこ組での生活が始まりました。新しい環境にも少しずつ慣れて、笑顔で遊ぶ姿が見られています。

こいのぼり制作では、タンポ遊びとクレヨンで目を描くことに挑戦しました。「ぴんくがいい」「あお!」などと、好きな色を選んで行っています。保育者が見本を示すと「ぽんぽんだよね?」「(やって)いい?」と、目を輝かせながら画用紙に色をつけることを楽しんでいました。また、こいのぼりの目の部分は丸を描いたり、色を塗ったりしてそれぞれ個性豊かなこいのぼりが完成しました。子どもたちも「さかなさんできた」「まま、ぱぱにみせる!」と嬉しそうにする姿が見られました。

今後も制作を通して、さまざまな素材に触れて楽しみたいと思います。

width=300

<今月のめやす>

・安心できる保育者が見守る中で、好きな遊びや探索を楽しむ。

・保育者と共に生活リズムを知り、身支度に興味を持つ。

<お楽しみ>

・さまざまな感触遊びを楽しもう!

 

新しく2名の友だちが加わり、1ヶ月が経ちました。新しい環境にも慣れ、シール遊びやブロック遊びなどを楽しむ姿が見られています。

戸外では、花や虫などに興味を示してじっと観察をしたり触れてみたりして楽しんでいます。ダンゴムシを見つけ「いた!」と指を差しながら追いかける姿や、お花を見て「おはな!」「きれきれ!(きれい!)」と撫でながら観察する姿が見られました。また、プランターの花の水やりでは友だちと順番に楽しみ、ジョウロに入っていた水が無くなるとあれ?水が出ないと不思議そうな表情を浮かべる可愛らしい姿も見られました。

これからも戸外活動では、季節ならではの自然物に触れることを楽しめるようにしていきたいと思います。

width=300

<今月のめやす>

・ゆったりとした雰囲気のなかでの保育者との関わりを通し、安心して園生活を過ごす。

・保育者と一緒に、好きな遊びを見つけ楽しむ。

<お楽しみ>

・バギーに乗って、園周辺の散歩を楽しもう!

 

保育園での初めての集団生活にも少しずつ慣れ、たくさんの笑顔が見られるようになってきました。室内では、さまざまな玩具に興味を示し、手を伸ばしてみたり、友だちに興味を示して顔を覗き込んで微笑みかけたりとさまざまな表情を見せてくれています。音の鳴るおもちゃでは、保育者と一緒に音楽に合わせて手を叩いて、音楽が終わると「ったい!(もういっかい!)」と何度も楽しむ姿が見られました。

また園庭では、保育者が手に乗せていた花や虫に興味を示し、触ってみようと手を伸ばそうとする姿がありました。

これからも一人ひとりの成長に寄り添いながら、楽しく過ごせるようにしていきたいと思います。

width=773

過ごしやすい季節になりましたが、5月は前日との気温差が10℃以上あるなど、1日のうちでも、朝夜と日中では温度差が激しい季節です。着脱しやすい衣服で半・長袖の調節をしましょう。

また、引き続き、汗拭き用のタオルを園にご準備ください。

手洗いについて

手洗いで予防できる病気はたくさんあるため、園では大切な習慣としています。

戸外から帰ってきた後や排泄の後、食事の前などに、親指や指の間、指先などを丁寧に洗い、健康に過ごせるようにしましょう。

 

width=687

○乳児懇談会(親子運動交流会)について

以下の内容で懇談会を実施いたします。

対象 0~2歳児クラス

日時 5月20日(土) 午前中(クラスごとに行います)

場所 扇こころ保育園

※詳細は、別途手紙にてお知らせいたします。

 

○プラネタリウム鑑賞(5歳児)について

場所    ギャラクシティ

持ち物   弁当・水筒・ハンカチ・ポケットティッシュ・マスク(雨天時:レインコート)

※持ち物にはすべて記名をし、リュックに入れてください

服装    園Tシャツ(赤)、動きやすいズボン、園帽子、名札

 

width=723

先月の食育の様子

今月は苺と筍の展示を行いました♪「おおきい いちごがすき!!」「たけのこかるいよ~!」と実物の食材に触れてみたり掲示されているクイズに挑戦してみたりと、興味を持つ姿が見られました。昼食に苺が提供された日は「ヘタが きれいに とれたよ!」ととても嬉しそうでした。

レシピ紹介

きなこお麩ラスク

4月の献立の中で、子どもたちに人気があったおやつのレシピをご紹介します。サクサクの食感やバターのいい香りが楽しめる、甘くておいしいおやつです。是非、ご家庭でも作ってみてください。

材料(4人分)

  • 小町麩     20g(約40個)
  • きな粉     5g(小さじ2)
  • グラニュー糖  12g(大さじ1弱)
  • 無塩バター   20g(大さじ2弱)

作り方

  1. バターを溶かし、小町麩となじませる。
  2. ①にグラニュー糖を混ぜる。
  3. ②を天板に並べ、180度で5分ほど焼く。
  4. きな粉をまぶして完成。
  5. ★オーブンのかわりにオーブントースターで焼いてもOKです。

家庭でできる食育

~キャベツちぎり~

キャベツには春キャベツと冬キャベツがあります。葉が柔らかく甘くてみずみずしいものが春キャベツ、葉がしっかりしていて加熱しても煮崩れしにくいものが冬キャベツです。また、切り方によっても食感が異なります。繊維に沿って千切りにするとシャキシャキと歯ごたえがよくなり、繊維に直角に切ると口あたりが柔らかくなります。

キャベツちぎりは子どもと行える食育にぴったりです。ちぎる動作は、指先の発達に繋がります。

また、匂いや触った感触を味わう事で五感の発達にも繋がっていきます。

自分でちぎったものが料理に入っていると、いつもより美味しく感じるのでぜひご家庭でも楽しく行ってみてはいかがでしょうか。