社会福祉法人 東京児童協会

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2023.11.10

<東京都足立区>扇こころ保育園 令和5年度 10月号 園だより こころだより

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社会福祉法人東京児童協会 扇こころ保育園
〒123-0873 足立区扇1-22-28
TEL 03-3898-3919
園長 松山俊介

 

園長挨拶

早寝早起き朝ごはん

秋といえば、運動や読書、そして味覚の秋がよく話題にあがります。当園では、おいしい食事を

心がけています。冷たいものは冷たいうちに、温かいものは温かいうちに食べられるようにしてい
ます。献立を考案し、季節に合わせた食事を提供しています。健康は、食事からです。そして、健康な身体に欠かせないのは、睡眠です。良質な睡眠のためには、適度な運動と早寝です。早寝早起き

朝ごはんをスローガンとして、子どもと一緒に取り組んでみてください。

早寝早起き朝ごはんとは、その言葉の通りです。朝ごはんを食べることは、糖分を摂取したり、顎を動かしたりして、脳の覚醒・運動を促します。そのためには、早く起きる必要があります。早起きをするには、早く寝る必要があります。日本の子どもは睡眠時間が短いと言われております。大人の時間に子どもの生活を合わせざるを得ないこともあるかと思いますが、これを機にぜひ生活を見直してみてください。

 

教育保育方針「夢を育む」

夢を叶えるというのは、目標を持ったそれぞれの人が、自分自身の力でそこにたどり着くこと
です。私たちの役目は、それを助けることです。

夢を育むとは、夢を叶える第一歩であり、夢を見つけるための土台作りです。夢というのは未来への期待です。期待を持つためには、今が満たされているそんな日々が必要です。保育園での生活体験は豊かな遊びを通じて、新たな遊びへと広がります。この広がりは、やがて遊びという実体験から、まだ見たこともない何かを想像する力へとつながります。想像した何かは、やがて夢へと形を変え
ます。私たちはそんな夢ストーリーを願っています。

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<はな・ほし・つき組 今月のめやす>

・自信を持って身の回りのことに取り組む。

・友だちや保育者と一緒に身体を動かすことを楽しむ。

<はな・ほし・つき組 お楽しみ>

・友だちと一緒に運動会を楽しもう!

・お面や衣装を作って、ハロウィンの雰囲気を楽しもう!

 

水色と黄緑色の絵の具を使って、ボディーペインティングを行っています。登園後すぐに「きょうは、えのぐやるひだね!」「えのぐなにいろかな?」などと、楽しみな気持ちを言葉にしていました。活動の時間には2グループに分かれ、安全に楽しむための約束事をみんなで確認してから行っています。タライの中にたくさんの絵の具が出されると、大喜びで両手に色を付けてみたり、タライの中へ足を入れ感触を確かめたりする姿がありました。また、壁や床に貼られた大きな模造紙に、絵の具がたくさん付いた手足で手形や足形を付けたり、左右の手に違う色の絵の具を付けて模造紙の上で色が混ざり合う様子を楽しんだりしていました。友だちや保育者の洋服や身体にも色を付け、「だいへんしんしちゃったね」と笑い合い、貴重な経験に大喜びしている様子でした。

今後もさまざまな感触に触れ、身近な素材を使った遊びを楽しんでいきたいと思います。

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運動会に向け、日々園歌や各競技の練習に取り組んでいます。園歌や新しい表現の練習を行い、歌詞や踊りを覚えることができると、大きな声で歌ったり全身を使って踊ったりして楽しみながら練習をする姿が見られていました。その反面、ピアノの音から遅れてしまうことやリズムに合わせて踊ることが難しい姿もあり、ほし組のステップとしてピアノや曲の音をよく聞いて、合わせながら表現するということを目標に取り組みました。繰り返し練習をする中で少しずつできるようになっていくと「やった!じょうずにできたね!」と喜び合う姿や、「きょうもダンスできる?はやくやりたい!」と練習に期待感を持つ姿も見られていました。その他の玉入れやかけっこでも「あかぐみにはぜったいまけないぞ!」「しろぐみが1いになろう!」などと同じ組の友だちと意気込み、力を合わせて練習を行う姿が見られています。今後もさまざまな活動や行事の中で、友だちと協力して一緒に取り組む楽しさを感じられるようにしていきたいと思います。

 

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赤と黄色の絵の具でボディーペインティングを行っています。事前にみんなでいろいろいろのほんを見た際には「いろといろをまぜて、ちがういろをつくれるんだ!」「わたしも(ボディーペインティングで)いろまぜるのできるの?」と期待を膨らませていました。当日はテラスに貼られた模造紙を見て「うわぁ~、おおきい!」「ここにえのぐをつけるの?」と驚いた表情を見せながらも、タライの中の絵の具に手や足で触れ「ぬるぬるするね!」と感触を楽しんでいます。また、友だちに「(絵の具を)つけてもいい?」と聞きながら「いいよ!」「せんせいにもつけよう!」と絵の具を付け合って盛り上がっていました。色の変化にも気づき「あかときいろをまぜたら、おれんじになったね!」「あかときいろをまぜても、あかがおおいとおれんじにならないよ!」と子ども同士で言葉にし、伝え合う姿も見られました。

これからもさまざまな活動を楽しめるようにしていきたいと思います。

 

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<今月のめやす>

・戸外でのびのびと身体を動かして遊ぶことを楽しむ。

・気温の変化に応じた快適な環境で心地良く過ごす。

<お楽しみ>

・交通ルールを知り、友だちと一緒に散歩に行くことを楽しもう!

 

パネルシアターや大型絵本が始まると「なにがはじまるのかな?」「なんのおはなしかな?」と期待に胸を膨らませてパネル板の前に集まってきます。保育者がカレーライスのうたの手遊びをすると「にんじん、たま〜ねぎ!」「ぐつぐつに〜ましょう」と一緒に歌い、カレーライスのできあがりを楽しみに待つ姿が見られました。カレーライスを作るシーンではカレーライスの中には何が入っているかな?の問い掛けに「にんじんもトマトもはいってるよ!」と食材の名前を言葉にしたり「おにくもはいってるよね?」と友だちに聞いたりする姿も見られています。また、カレーライスができあがると「カレーできたね!」とお友だちと顔を見合わせながら楽しんで見ていました。

今後もエプロンシアターやペープサートなど、さまざまな方法でお話に興味を持てるようにし、興味や関心を広げていきたいと思います。

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<今月のめやす>

・秋の自然に触れながら戸外遊びを楽しむ。

・保育者に見守られながら、身の回りのことを自分でしようとする。

<お楽しみ>

・散歩や園庭遊びでの自然探索を楽しもう!

 

タンポ遊びでは、保育者がお手本を見せると「やりたい!」「する!」などと、興味を示す姿が見られました。タンポを手に取り「とんとん」と言いながら紙に絵の具を付けたり、手を添えてもらいながら保育者と一緒にスタンプをしたりして楽しんでいます。絵の具が手に付くと「あ!」「ついたった(ついちゃった)」と絵の具で染まった手をじっと見たり、触ったり指で伸ばしたりして感触を楽しんでいるようでした。また、絵の具の色の違いに気が付くと、指を差して「こっちする!」などと、仕草や言葉で使いたい色を伝える姿が見られています。

今後も子どもの発達や興味に応じて遊びや活動を取り入れ、保育者と一緒に遊びを発展していけるようにしていきたいと思います。

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<今月のめやす>

・指差しや喃語で自分の思いを表現する喜びを味わう。

・秋の自然に触れながら探索を楽しむ。

<お楽しみ>

・秋の自然に触れながら探索をしたり、身体を動かしたりすることを楽しもう!

 

気温や天候に応じてテラスや園庭に出て過ごしています。テラスでは、保育者の掛け声に合わせて「きゃー!」と楽しそうに声を出して走ったり、友だちと一緒にハイハイで競争したりしながら、たくさん身体を動かす姿がありました。トンネルを準備すると、トンネルの反対側にいる保育者や友だちと顔を合わせて嬉しそうに笑う姿が見られ、友だちとの関わりを持ちながら楽しんでいます。園庭では、季節ならではの自然物をたくさん見つけています。保育者がねこじゃらしやどんぐりを渡すと興味津々に見つめ、手を伸ばして感触を楽しむ姿も見られました。

今後もテラスや園庭で過ごすことが多くなると思いますが、安全に配慮しながらたくさん身体を動かしたり、保育者と一緒に自然に触れたりしていくなかで、さまざまなことに興味が持てるようにしていきたいと思います。

 

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夏の暑さもおさまり、秋らしくなってきました。季節の変わり目で朝夕冷え込む日がでてきます。寒暖差に合わせて調整しやすい衣服を選んだり、秋が旬の栄養豊富な食べ物を食べたりして、体調を崩さないよう心掛けましょう。

10月10日は目の愛護デー

私たちは、目に映し出された映像の情報を脳に伝え「モノを見て」います。ピントが合った映像信号を脳に伝えることで自然と脳が発達してモノを見る機能が発達します。「脳が刺激を受けて発達する」と「見える」ようになるのです。

視力は、「くっきり見える」機能のことで、6歳頃までに成熟します。園では、4歳児・5歳児クラスの児を対象に視力検査を実施し、必要に応じて眼科受診を勧めています。

日常生活でできること

①外遊びをしましょう。

②近くを見る作業(読書、スマートフォン・ゲーム)は目に負担がかかります。休みながら行いましょう。

③室内では明るい環境で遊びましょう。

④質のよい睡眠をとりましょう。

よく眠るため、日中に光を浴び、夜は光を落としていくなど生活リズムを整えましょう。

(スマートフォン、ゲーム機などの画面から出ているブルーライトは「体を目覚めさせる」働きがあると言われています。)

 

 

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○園内外における事故防止対策について

登降園時に、在園児、きょうだい児ともに室内を走ったり道路に飛び出したりと危険な姿が

見られています。事故防止の観点から下記の点に配慮のうえ送り迎えをお願いいたします。

➊ 園内を走らない・階段で遊ばない

0歳児~6歳児まで、さまざまな年齢のお子さまが在園しています。衝突や転倒などに

より怪我につながる可能性が高いため、室内を走ったり階段で遊んだりすることのないよう

見守ってください。

➋ 道路で遊ばない

近隣住宅の敷地や道路にて遊ぶ(高所からの飛び降り、木登り、落書きなど)姿が

見受けられています。重大な事故につながる可能性が高いため、絶対におやめください。

 

○芋ほり遠足について

対象:5歳児

場所:むさしの村

(住所:埼玉県加須市志多見1700―1 TEL:0480―61-4126)

日付:11月2日(木)

※詳しくは後日配布する手紙をご確認ください。

 

 

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先月の食育の様子

先月は旬の食材に触れる活動を行っています。

きのこが苦手な子も、自分が割いたきのこを意欲的に食べる姿がありました♪

「いただきます」「ごちそうさま」の言葉には、食べ物の命をいただくことへの感謝の意味が込められています。言葉の意味や私たちの体と心の栄養になっていることを伝え、残さず食べる気持ちや食材への感謝の気持ちを育てています。

秋は「収穫の秋」と言われ、おいしい食材がたくさん獲れます。芋類やきのこ類、根菜など秋が旬の野菜には、夏の疲れをとり、体の調子を整えてくれる栄養素がたくさん入っています。しっかり食べて、天気や気温の変化に対応できる体作りをしていきましょう。

 

おすすめレシピ~さつま芋プリン~

扇こころ保育園おすすめレシピ ~梨ジャムサンド~

梨の甘さを感じられる秋の人気献立です。

パンの他にもヨーグルトと合わせるのもおすすめです!

 

材料(ゼリーカップ2個分)

  • さつま芋      150g
  • 牛乳        200g
  • グラニュー糖    大さじ1
  • 粉ゼラチン     3g
  • 水(ゼラチン用)  大さじ2
  • メープルシロップ  小さじ1

作り方

① 皮をむいたさつま芋を一口大に切り、水にさらしておく。ゼラチンは分量の水でふやかしておく。

② 鍋にさつま芋と水を入れ茹でる。

③ やわらかくなったらお湯を切り、さつま芋を潰し、砂糖を加えてさつま芋の粒がなくなるよう練るように混ぜる。

ゼラチンは溶かしておく。

※ミキサーを使用したり、裏ごしをしたりするとなめらかに仕上がります。

④ 牛乳を少量ずつ加え、都度なじませるようによく混ぜる。溶かしたゼラチンを加え混ぜ、器に注ぎ、冷蔵庫で冷やし

固める。

⑤ メープルシロップをかけて出来上がり。

家庭でできる食育

~たくさんのきのこに触れてみよう~

エリンギ、舞茸、しめじ、えのき、しいたけなど、きのこはたくさんの種類があり、いろいろな料理に

使われています。

きのこを割いたり、ちぎったりすることで、何気なく食べているきのこの不思議な形、香りをしっかりと観察することができます。実際に自分の手で触れ、香りを感じる体験が食への興味を持つきっかけになります。

ぜひご家庭でも一緒にきのこに触れてみてはいかがでしょうか。

 

最後に


保育園の様子をinstagramにて発信しています。

良かったら覗いてみてください。

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