社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2024.01.18

<東京都足立区>扇こころ保育園 令和6年度 1月号 園だより こころだより

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社会福祉法人東京児童協会 扇こころ保育園
〒123-0873 足立区扇1-22-28
TEL 03-3898-3919
園長 松山俊介

 

園長挨拶

謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年も新しい年を迎えることができてうれしく思います。

2024年は辰年です。辰という言葉には、ととのう・ふるうという意味があり、草木が成長して形が整っていく様子を指します。扇こころ保育園に関わる全ての方々が、こころも体もととのう、そんな1年となればと願っております。

新しいという響きは、前へ進もうという気持ちへさせてくれるように感じます。気持ちを新たに、気持ちよく毎日を過ごせればと思います。本年もよろしくお願いします。

 

ハレとケ

日本では、古来よりハレとケを大事にしてきました。年中行事などを行う日を「ハレ」の日、普段どおりの日常を「ケ」の日とよび、日常と非日常を使い分けて生活のバランスをとっていました。当園でも、日常生活を大切にしつつ、季節にちなんだ行事を子どもたちと一緒に保育活動を通じて親しむことで、ハレとケを大事にしております。そして、行事だけではなく日常生活も大事にしております。その理由は、日々の生活が安定することで、情緒が安定していき、子どもたちの心身の健やかな成長と発達につながっていくからです。ケという日常が安定していくからこそ、ハレつまり行事が日常に変化と潤いを与えてくれると考えています。今年も1日1日を大事にしていきます。

安全対策

私たちが大切にしている「常に備えよ」という言葉があります。私たちは子どもたちの命を預かっています。だからこそ、子どもたちにとって安全な環境、保護者の方も子どもたちも安心できる保育園であれるよう今年も園運営に邁進してまいります。

最後になりますが、令和6年1月1日に石川県能登半島地震が発生しました。この地震により被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地域の皆さまの安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

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<はな・ほし・つき組 今月のめやす>

・手洗いうがいを丁寧に行い、健康に過ごす。

・異年齢での関わりを楽しむ。

<はな・ほし・つき組 お楽しみ>

・伝承遊びを楽しもう!

 

最後の大きくなった会に向け、みんなで協力して練習に取り組みました。劇ではエルマーのぼうけんという演目に挑戦し、みんなで配役を決めたり、台本の読み合わせをしたりしました。昨年度よりも台詞の量が増えたことで友だちとの掛け合いも難しくなったのですが、活動の中だけでなく昼食後や夕方の時間など、空いている時間にも「エルマーやろう!」と友だちを誘い、台詞の練習を自主的に行う姿が見られ成長を感じています。

合奏でも自分たちでやりたい楽器を選び、楽譜を見ながら練習をしました。他の楽器にも興味が引かれ羨ましそうにしていた子どもたちも、いざ練習が始まると自分の楽器に集中し、楽譜を見なくても音を鳴らすことができるようになりました。本番では緊張する様子もありましたが、自信を持って楽しみながら披露することができました。

今後もさまざまな経験を大切に卒園まで過ごしていきたいと思います。

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一人ひとりの子どもたちが練習の成果を存分に発揮し、大きくなった会を終えることができました。練習では、自分だけの台詞がある嬉しさを持ちながらも、友だちや保育者が見ている前で演じる恥ずかしさから、なかなか大きな声で台詞を言うことができずにいる姿もありました。しかし、練習を重ねていく中で「〇〇くんのこえ、きこえたよ!」「せりふ、じょうずだった!」などと子どもたち同士でも声を掛け合う姿が見られ、少しずつ人前でも自信を持って演じることができるようになっていきました。 本番では、緊張しながらも見ている人に届くようにと、大きな声で台詞を言いそれぞれの役を演じきることができていました。会後には「れんしゅうどおりに、できたよ!」「きんちょうしたけど、たのしかった!」などと、達成感や満足感に溢れた表情で話す姿も多く見られていました。

早速、来年度の大きくなった会に期待を膨らませる姿も見られているので、クラスで一丸となれるような集団活動を行っていきたいと思います。

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初めての大きくなった会に向けて、伝統遊戯や劇の練習を意欲的に行っていました。

伝統遊戯では、立ち位置を入れ替えることが難しく苦戦する様子もありましたが、練習の中で「こっちだよ」「まえにいくよ」などと、友だちと声を掛け合う姿が見られました。劇では子どもたち自身でどの役になりたいか決め、動物になりきりながら台詞を言ったり、表現したりすることを楽しむ姿も見られていました。リハーサルでは、本番と同じ衣装を着ることで「みてみて、ずぼんかわいいね」「ようふく、かっこいいよね」と期待感を膨らませながら参加していました。大きくなった会当日は、観客を前に緊張し、声が小さくなったり、台詞を忘れたりする姿もありましたが、友だちと一緒に声を合わせて台詞を言い、お客さんに見てもらうことを喜びながら披露することができていました。

今後もさまざまなことに挑戦し、最後までやり遂げることの楽しさや充実感を感じることができるように
していきたいと思います。

 

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<今月のめやす>

・簡単な身の回りのことや片付けなどの習慣が身に付くようにする。

・冬の自然現象に興味を持ち、見たり触れたりする。

<お楽しみ>

・保育者や友だちと一緒に正月遊びを楽しもう!

 

先月はクリスマスに向けて、クリスマスツリーや帽子を作りました。クリスマスツリーは、折り紙を使って三角折りに挑戦しています。保育者が手を添えながら繰り返し行うことで折り紙の扱い方に少しずつ慣れ、折り紙の角と角を合わせて折ったり、指先を使って折り目を付けたりすることができるようになってきました。折り紙を実際に折ると自分で折ることができたことが嬉しかったようで、折り紙の角と角をゆっくりと合わせて折ることを楽しんでいました。また、折り紙を折り終えると「もっとやりたいね!」「つぎはなにつくるのかな?」と一緒に行った友だちと会話を楽しむ姿も見られています。

今後も季節の雰囲気を感じられるような活動や制作をたくさん行っていきたいと思います。

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<今月のめやす>

・冬の自然に触れながら、身体を動かして戸外遊びを楽しむ。

・ごっこ遊びを通して簡単な言葉のやり取りを楽しむ。

<お楽しみ>

・友だちや保育者と小集団遊びを楽しむ!

冬の寒さにも負けず、嬉しそうに支度をして園庭に出掛けています。自分のジャンバーを見つけると、
「あった!これ!」と保育者に持ってくる姿があります。最初は保育者が手を添えて着方を伝えていましたが、自分で着てみようと頑張る姿も見られました。袖口に手を入れて「できた!」と見せてくれましたが、
上下が逆さまになって悔しがる様子がありました。保育者が気持ちを受け止め、気を取り直して上手に着る
ことができました。これからも意欲を大切にしながら、少しずつできるようになっていけたらと思います。

クリスマス制作では、星やハート型のスタンプで帽子を飾り付けました。保育者が色や形を伝えると、それを真似して「しろ、ぺったん」「これ、はーと」と得意気に言いながら行っていました。画用紙に色が付くと目をキラキラさせて「あ!できた!」と満足そうに教えてくれました。完成した帽子を被ってクリスマス会を楽しみました。

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<今月のめやす>

・保育者に手伝ってもらいながら身の回りの事を自分で挑戦しようとする気持ちを持つ。

・自分の思いを仕草や簡単な言葉で伝えようとする。

<お楽しみ>

・季節の歌を歌ったり、絵本を見たりして楽しもう!

天気が良い日には、園庭で自然探しや落ち葉シャワーをして季節ならではの自然に触れて楽しんでいます。自然探しでは、どんぐりや落ち葉などを見つけるとみてみて!と嬉しそうな笑顔が見られ「あい!」と
保育者に渡してくれる姿がありました。保育者が落ち葉をたくさん集めると、興味津々に上に座って足を動かしたり、ハイハイをしたりして、感触やカサカサと音が鳴ることを楽しんでいました。また、落ち葉を上から降らせて落ち葉シャワーをすると、一緒に落ち葉を集め、両手を挙げて「わあ!」と繰り返し楽しむ可愛らしい姿も見られました。

今後も、保育者と一緒に季節ならではの自然に触れ、子どもたちの興味を大切に楽しめるようにしていきたいと思います。

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あけましておめでとうございます。お正月休みは楽しく過ごせましたか?今年はどんな1年になるのでしょうか?今年も子どもたちが健康に過ごすために、食事、運動、睡眠のバランスを大切にしていきましょう。

『病原体ウイルスや病気から身を守る、戦う力!免疫力』

ヒトの体はウイルスや細菌に感染しないと抗体ができません。10ヶ月前後から5歳くらいまでに感染する病原体は、およそ300種類あると言われています。

これらに順次感染し、ひとつひとつ免疫抗体を獲得していくことになります。

ある時は発熱、ある時は咳、ある時は下痢など次々にかかっていきます。

子どもに「熱を出してもらいたくない」。これは家族にとって、当然の願いです。

しかし、免疫の仕組みを考えれば、むしろ感染症に罹って早く免疫を獲得した方が社会生活する上で得策な場合も多いのです。ウイルスや細菌などによる感染をむやみに恐れ過ぎず、計画的に予防接種を受けたり医師などの助言のもと、病気をうまく克服したりすることも大切です。

 

『免疫力を高めるポイント』 

①      食事で腸内細菌を獲得する

②      規則正しい生活を心掛ける

③      外遊びさせる

④      薬は適切に使用する

⑤      予防接種を受ける

 

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 駐車場の利用について

近隣の方のご迷惑になりますので、所定の場所以外への駐輪・駐車・停車は

絶対におやめください。

※満車の場合は、近隣のコインパーキングなどをご利用ください。

 

懇談会について

以下の内容で懇談会を実施いたします。

対象 3~5歳児クラス(クラスごとに行います)

日時 1月27日(土)

場所 扇こころ保育園

※詳細は、別途お知らせいたします。

 

 

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先月の食育の様子

旬の食材の話を行いました。実際に冬の野菜を用意すると「かりふらわーさわりたい!」「はくさい、おおきい~!」「だいこんながいね!」と野菜を見て友だち同士で話す姿がありました。

今月の献立について

1月は、1年のはじまりの月です。日本は、古来から節目を大切にする風習があります。そのため、今月は
日本の伝統料理に触れる機会が多くあります。園でも『おせち料理』をはじめ『七草粥』や『鏡開き』を献立に
取り入れ、行事の由来と料理に込められた意味を子どもたちに伝えていきます。

また、旬の冬野菜を多く使用します。中でもほうれん草は、子どもたちが食べてみたいと思えるように
マフィンと組み合わせて『ほうれん草のマフィン』として提供していきます。他にも子どもたちが自分から食べ
ようと思えるような工夫をしています。

レシピ紹介

~ほうれん草のマフィン~

梨の甘さを感じられる秋の人気献立です。

パンの他にもヨーグルトと合わせるのもおすすめです!

材料(小さいマフィンカップ4個分)

  • ホットケーキミックス…70g
  • 無塩バター…10g
  • グラニュー糖…25g
  • 牛乳…25g
  • 卵…30g(約卵1/2個分)

★カラメル:砂糖6g、水6g

作り方

① 茹でてしっかりと絞ったほうれん草とバナナ、レモン果汁をミキサーにかけてペースト状にする。

② バターとグラニュー糖を白っぽくなるまで混ぜる。卵も加えて再び混ぜる。

③ ②に牛乳とホットケーキミックスを入れ混ぜる。①を入れ再び混ぜる。

④ マフィンカップに生地を流し、180℃に予熱したオーブンで20分~30分焼く。

爪楊枝をさしてべったりした生地がつかなければ完成です♪

家庭でできる食育~いろいろな柑橘を探してみよう~

さまざまな種類の柑橘類が出まわる季節となりました。園では「オレンジ」「ぽんかん」「みかん」などを提供していきます。

家庭では、親子で食材を買いに行った際などに、果物コーナーで立ち止まって会話をしてみてはいかがでしょうか。柑橘類はそれぞれ色や形、香り、味が異なります。「こんなにたくさん、みかんの仲間があるんだよ!」「色が少し違うね、どれが好きかな?」などの親子でのやり取りが果物などの食べ物に興味を持つきっかけとなります。食卓に並べ、食べ比べをして馴染みのない味を親子で共有してみるのも良いと思います。ぜひやってみてくださいね♪

最後に


保育園の様子をinstagramにて発信しています。

良かったら覗いてみてください。

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