社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2023.08.03

<東京都足立区>扇こころ保育園 令和5年度 8月号 園だより こころだより

width=81

社会福祉法人東京児童協会 扇こころ保育園
〒123-0873 足立区扇1-22-28
TEL 03-3898-3919
園長 松山俊介

 

園長挨拶

 

日々に変化と彩りを

 

7月8日(土)に行った七夕夏祭り会にご参加いただきありがとうございました。親子で楽しむ時間の提供と、保育園での様子を少しでもお伝えできればとねがいを込めて行いました。先日ご回答いただいたアンケートには、保育園での様子や友だち同士の関わりが見られたこと、行事を親子で楽しめたこと、さらには職員へのねぎらいの言葉など、本当に多数のご意見をいただき嬉しく思います。また、7月28日(金)にはアツキヨの2人に来ていただき、歌とギターという聴覚的魅力と、サインボーカルという視覚的魅力が融合したコンサートを実施していただきました。0歳児から5歳児クラスまで全身を使って楽しみ、アツキヨと扇こころ保育園のみんなで楽しい時間を共有しました。

保育園は生活体験の場です。日常を大切にしながらも、このように、変化と彩りを与えられる活動も楽しみながら行っていきたいと思います。

 

いかのおすし

夏は、いつもと違うお楽しみとしてレジャーなどを体験するご家庭もあるかと思います。普段と違う場所、例えば旅行先などで、思わぬ事故に巻き込まれてしまわないよう【いかのおすし】をお子さまに伝えておきましょう。

 

①(知らない人に)ついていかない

②(知らない人の車に)らない

③(何かあったら)おごえをだす

④(何かあったら)ぐにげる

⑤(何かあったら)らせる

 

不審なもの、場所、人に近づかないようこの機会に親子で確認をしてみてください。

width=773

width=94

<はな・ほし・つき組 今月のめやす>

・さまざまな活動を通して友だちや保育者との関わりを楽しむ。

・水分補給や休息を取りながら夏の過ごし方を知る。

<はな・ほし・つき組 お楽しみ>

・すいか割りや寒天遊びなど、夏ならではの遊びを楽しもう!

 

氷遊びでは、大きな氷に目を輝かせ「たのしい!」「このこおりは、まるでおたからのようだ!」「きらきらのほうせき、ダイヤモンドだ」と、あらゆるものに例えながら、友だちと

嬉しそうに遊んでいました。また、氷を割り時間が経つと溶けてくる氷の様子を見て「このこおり、ちいさくなってきたね」「むしめがねみたいに、のぞくとむこうがわがみえるよ」「こおりのなかって、しろいおひげみたいなもようがあるんだ!」「われたらサメのおびれみたいに、かっこいいかたちになったよ!」などと、友だちと見せ合いながら、氷の形の変化を楽しんでいました。さまざまなものに例えている姿、変化を楽しむ姿、友だち同士で考えながら遊んだり、譲り合ったりしながら遊び込む姿に年長児さんらしさを感じました。

今月も氷に色を付けてみたり、飾りを加えたりしながら夏ならではの遊びを楽しんでいきたいと思います。

width=105

気温の高い日が続きますが、室温に気を付けながら、室内でさまざまな集団遊びを楽しんでいます。集団遊びを始める前には、リズム体操や準備体操を行い「たいそうをしっかりしないと、けがしちゃうよ!」「ともだちとぶつからないように、ひろがるよ!」と、子どもたち同士で声を掛け合う姿が見られていました。転がしドッジボールでは、チーム戦であることを理解し始め「がんばれ~!」と友だちに声援を送ったり、ボールを譲ったりする姿も見られるようになっています。また、「ぼーるをもったら、すぐなげる!」と相手チームに逃げられないようにしたり、ジャンプして上手にボールを避けたりと、工夫しながら行っていました。負けると悔し涙を流す姿も見られていますが、「つぎは、かてるようにがんばる!」と少しずつ気持ちの切り替えもできるようになってきています。

これからも勝つ喜び・負ける悔しさなど、子どもたちが感じるさまざまな気持ちに寄り添いながら、活動を楽しめるようにしていきたいと思います。

width=101

 

体育指導では、さまざまな動物になりきって綱渡りや鉄棒、跳び箱などさまざまな運動に取り組んでいます。講師の先生の話をよく聞き「タッチしてから、ジャンプするんだよね」「ここは、くまさんになっていくんだよ」と保育者や友だちと確認しながら運動を楽しむ姿が見られていました。活動を行う中で「はやくやりたい」「おともだちよりさきにやりたい」という気持ちから順番を守れず先に行おうとする姿が見られていますが、保育者が「どうやって並んだらいいかな」といった問い掛けをすると、友だちの後ろに並び直そうとしたり、気づいた友だちがどこへ並ぶか伝えようとしたりする姿も見られています。

今後もさまざまな言葉掛けをし、時には問い掛けながら子どもたち自身で考え少しずつ守ることができるようにしていきたいと思います。

 

width=94

<今月のめやす>

・保育者との信頼関係の中で、自分の気持ちを安心して伝えようとする。

・友だちとのやり取りを楽しみながら関わることを楽しむ。

<お楽しみ>

・パネルシアターや大型絵本などを通して、さまざまなお話を楽しもう!

 

初めてはさみを使った制作を行っています。保育者が作った見本を見ると「じゅーす?」「ちょきちょきやりたい!」と興味を持つ姿がありました。はさみの1回切りでは、保育者が見本を示しながらはさみの使い方を丁寧に知らせると、真剣な表情を浮かべて聞く姿が見られています。はさみを開いて閉じる際に、はさみから手が離れるなど苦戦する姿がありましたが、保育者が手を添えながら正しい持ち方や指の動かし方を伝えることで一回切りに挑戦することができました。画用紙を切ることができると「きれた!」と嬉しそうにしていました。また、切った画用紙を氷に見立ててジュースのグラスに貼ることも楽しんでいます。「ここがいい!」と好きな場所に貼り、個性豊かな作品が完成しました。

今後も制作を通してさまざまな道具の使い方を知り、制作活動の楽しさを感じられるようにしていきたいと思います。

width=98

<今月のめやす>

・水分補給をこまめに行い、快適に過ごせるようにしていく。

・夏ならではの遊びに親しみを持てるようにする。

<お楽しみ>

・氷や水風船の感触を楽しもう!

 

水遊びでは、タライに両手を入れ「あー!」「ばしゃばしゃー!」と混ぜたり水面を叩いたりしながら水の感触を楽しんでいます。他にもスプーンをぎゅっと握り、水をすくってはカップに入れて遊ぶ姿も見られます。まだ手首が上手く返せず水がカップに入らないこともありますが、何度も繰り返し夢中になって楽しんでいます。最初は水しぶきが顔に掛かるのが苦手だった子も、遊んでいく中で少しずつ慣れてきたようです。

生活面では、自分で着替えようとする姿が見られるようになってきました。その意欲を大切にしながら、難しい部分はさり気なく手伝うことで「自分でできた」という達成感を味わえるようにしています。他にもなかなか着替えられずに悔しい気持ちになった時は、その姿を受け止めながら、「やって、かな?」と言葉で伝えられるようにしています。今後もたくさん褒めながら、自信を持って取り組めるようにしたいと思います。

width=110

<今月のめやす>

・保育者と一緒にさまざまな感触に触れることを楽しむ。

・汗をかいたら着替えや清拭、沐浴を行い、暑い夏を快適に過ごす。

<お楽しみ>

・寒天や水風船に触れて夏ならではの遊びを楽しもう!

テラスや室内で、水遊びや氷遊びをして過ごしています。水遊びでは、年上児が笑顔で遊ぶ姿を見るうちに少しずつ慣れてきたようで、タライに溜めた水に手を伸ばしちゃぷちゃぷと水に触れて冷たい感触や音を楽しむ姿も見られています。氷遊びでは大きな氷をじっと見つめてなんだろう?と不思議そうにしたり、そっと指で触れてみたりと夏ならではの遊びに興味津々の様子でした。また、氷に触れた手で頬や腕に触れるとつめたい!と驚いた表情や可愛らしい笑顔を浮かべていました。

今後も、その日の気温や体調に合わせて沐浴やシャワーをしたり、こまめに水分補給をしたりすることで、暑い夏も健康に過ごせるようにしていきたいと思います。

width=773

気温の高い日が続いており、まだまだ厳しい暑さが予想されます。子どもたちは暑さの中でも夢中になって遊ぶので、水分補給や室温管理などをし、熱中症には十分に注意しましょう。暑さのため、つい冷たい物を食べ過ぎてしまうことがあります。しかし、冷たい食べ物は体を冷やし、胃腸に負担をかけ、夏バテには逆効果になることもあります。暑さに負けない体力づくりのためにも、常温や温かい飲み物、消化のよい食事を摂るようにし、しっかり睡眠をとりましょう。

 

暑い夏を乗り切るポイント

水分補給

大量に汗をかくと、脱水症状を起こし、熱中症の原因にもなります。こまめな水分補給を心がけましょう。

 

皮膚のケア

こまめに汗をふいたり、シャワーを浴びたりして、皮膚を清潔に保ちましょう。

 

紫外線対策

外出時は帽子をかぶり、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策を忘れずにしましょう。

 

室温管理

室温は27~28℃を目安に、エアコンを上手に使いましょう。

 

8月7日は鼻の日

鼻水の色を見てみよう

緑色に近いほど症状が悪いので早めに病院へ行きましょう。また、透明の鼻水に比べてドロッとしているため、鼻の奥で溜まってしまうことがあります。その時は加湿などを行い、鼻水を出しやすくしましょう。

 

鼻かみはゆっくりと片方ずつ

強くいっぺんにかむと、鼓膜に圧力がかかり、中耳炎の原因になることもあります。

 

 

width=687

登園靴について

 

登降園時の靴は、状況に応じて緊急時の避難や活動の際に使用する場合があるため、下記の履物での登園はお控えください。

・サンダルなど肌が見えるもの(災害時ガラスの破片などで怪我をするリスクが高いため)

・ブーツなど足首が固定されているもの、自分で履くことが難しいもの(幼児)

(火災の際などに靴を履くのに時間がかかり避難が遅れる可能性があるため)

 

○引き取り訓練について

特別警戒宣言にかわる警戒宣言の発令を想定して、下記の日程で引き取り訓練を行います。

日 時:9月1日(金)16:00発令

※16:00に勤務先または自宅を出発して園に向かってください。

場 所:扇こころ保育園

持ち物:引き取りカード(紛失などの場合は事前に職員にお声掛けください)

 

Kindyによる一斉配信も予定しております。

ご協力をよろしくお願いします。

 

width=723

先月の食育の様子

~旬の食材のお話~

掲示を一緒に見ながら「この野菜知っている人?」と尋ねると「はい!」と多くの子どもたちが手をあげ、積極的に参加していました。実物のパイナップルを見せると「さわりたい!」「ごつごつしてる」と興味を示す様子がありました。

子どもたちが野菜や果物などを自分から食べたい!と思えるような食育の話をしていきたいと思います。

 

~触れる食育~

7月の触れる食育は南瓜の種取りを行いました。

スプーンで一粒一粒丁寧に種を取る子、手を使い力強くワタと種を一気に取る子とそれぞれ一生懸命に取り組む姿が見られました。食事中には「〇〇ちゃんがつくったかぼちゃおいしい!」と嬉しそうに食べていました。

8月献立について

暑さがより一層厳しくなり食欲も減退しがちな8月は、うどんや素麺、パスタなどの麺類、おやつにはゼリーなど、食べやすいメニューを積極的に献立に取り入れました。また、食欲増進効果のある大葉やみょうがなどの香味野菜や、疲労回復に効果的な梅干しなどを献立に取り入れることで、暑い夏にも負けない元気な身体づくりが出来るような工夫もしています。

夏野菜ピザ

夏野菜を食べやすく、ピザ風にアレンジしたトーストです。

親子クッキングとして、ピーマンやコーンを子どもたちと

一緒にトッピングしてみてはいかがでしょうか。

 

材料(大人2人子ども2人分)

・食パン(8枚切り) 2枚

★ケチャップ 大さじ1

★ベーコン 20g(色紙切り)

★玉葱 1/5個(みじん切り)

★茄子 1/5個(角切り)

・ピーマン 1/4個(色紙切り)

・コーン缶 20g

・マッシュルーム缶 20g

・ピザ用チーズ  適量

 

家庭でできる食育

作り方

① 野菜を切る。

② ピーマンをフライパンで炒める。

③ ★をフライパンで炒める。

④ 食パンに③を敷き、その他の材料をトッピングする。

⑤ トースターで4~5分焼く。

⑥ 粗熱を取り、食べやすい大きさに切る。

 

野菜を育ててみよう

今の時期は、ちょうど夏野菜の収穫を迎えています。

今回は、これからの季節からでも育てられる野菜を紹介したいと思います。

 

リーフレタス

結球しないレタスです。収穫の際は小さい葉を4~5枚残し、外側の葉から収穫すると長時間楽しめておすすめです。結球するレタスよりカルシウム、ビタミンCの栄養価が

3倍高いです。

 

かぶ

約2か月半で収穫でき、失敗も少なくプランターで育てやすいです。煮ものにすると胃腸をあたため、生で食べるとビタミンCが効率良く摂れて、風邪予防に効果的です。

 

はつか大根

約1か月で収穫でき、小ぶりな実の為、土量も少なく植えられてプランター向きです。間引き菜(葉の部分)は栄養価が高くサラダに向いています。