Letter
園だより
6月から夏のような暑さが続き、すっかり季節は夏模様となりました。今月は七夕や水遊びなど、夏ならではの楽しいイベントが盛りだくさんです。体調に気をつけながら、思い出に残る毎日を過ごしていきたいと思います。
先日、保護者の方から梅をいただきました。ありがたく頂戴し、子どもたちとの食育活動に使用させていただきました。シロップにして、夏祭りで使用したいと考えております。どうぞ楽しみにしていてください。
その梅をいただく際、保護者の方が「へたはそのままにしておきました」とおっしゃっていました。そこで、キミトミライトの子どもたちと一緒に竹串を使ってへた取りを行いました。子どもたちは両手を上手に使いながら、楽しそうでありながらも真剣な表情で取り組んでいました。このような貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
現代の私たちは、とても便利な世界で生活しています。手をかざすだけで水が流れ、通ると自動で開く扉、電子レンジのようにスイッチ一つで温められる家電製品。さらには、買い物でさえも過去の履歴からAIが商品を勧め、ボタン一つで自宅の玄関前まで届く時代です。きっと梅のへた取りも、工場では自動化されていることでしょう。
しかし、本当にそれだけでいいのでしょうか?
もちろん、これからの時代にスマートフォンやAIのない世界が訪れるとは思いませんし、それを否定するつもりもありません。ただ、子どもたちには、バーチャルな世界よりも、リアルな世界でできるだけ多くの体験をしてほしいと願っています。言い換えれば、あえて一手間を加えることの大切さを伝えたいのです。
たとえば、梅のへた取りをする場合、竹串をどのように握り、どの角度で差し込み、どのように手首を返すかによって、へたがうまく取れるかどうかが決まります。その際の力の入れ具合を学ぶことも重要です。さらに言えば、梅の成熟具合によって、へたの取れやすさが異なることに気づき、それに応じてやり方を変える必要があること、一つひとつの梅が異なるということにも子どもたちは気づくかもしれません。そうした経験を通して、子どもたちは素材の特性を理解し、自分自身の身体の使い方を学んでいくのです。
そして、もし知らない植物や虫を見つけたら、スマートフォンで調べるのではなくて、あえて図鑑や虫めがねを使って、お子さんと一緒に調べてみてはいかがでしょうか?植物や虫が一つ一つ異なることに気づいたり、両者が共生していることに驚いたり、新たな疑問や発見が生まれるかもしれません。
だからこそ私は、子どもたちにはアナログの世界でしっかりと生きてほしいと願っています。
梅をくださった保護者の方の「へたはそのままにしておきました」という一言から、ご家庭でも私たちと同じ想いでお子さんを育てていらっしゃるのだと感じ、非常にうれしく思いました。
お子さんと同じ動画を見て感想を共有することも大切な時間かもしれませんが、時には、お子さんと一緒に「ノーメディアデー」を設けてみませんか?
アナログの世界で思いがけない発見があるかもしれませんよ。
| 日付 | 内容 | クラス |
|---|---|---|
| 1日 | 水遊びはじめ | 全クラス |
| 3日 | ヒーローバス@駒沢オリンピック公園 | 4.5歳児クラス |
| 7日 | 七夕の集い | 全クラス |
| 9日 | 避難訓練 | 全クラス |
| 12日 | なつまつり | 全家庭 |
| 15日 | ヒーローバスプール@不動保育園 | 4.5歳児クラス |
| 15日 | キミトミライトひろば | 地域家庭 |
| 16日 | ヒーローバス@駒沢オリンピック公園 | 3歳児クラス |
| 17日 | 誕生会 | 全クラス |
| 22日 | 異文化交流 | 3.4.5歳児クラス |
| 23日 | ヒーローバスプール@田道保育園 | 3歳児クラス |
| 24日 | 身体測定 | 全クラス |
| 25日 | スポーツプロジェクト | 5歳児クラス |
| 31日 | ヒーローバスプール@田道保育園 | 4.5歳児クラス |
今年度もエントランスに笹を設置します。
保護者のみなさんは7月1日(火)に短冊を配布しますので、7月2日(水)~11日(金)の送迎時にお子様と一緒に飾り付けをお願いします。
保育者がボウルに入った小麦粉を見せると「なにこれ?」というような表情で離れた場所からそっと覗くような姿がありました。「触ってみる?」と近くで見せると首を振ったり、おそるおそるという様子で人差し指を伸ばしたりでしたが、目の前で保育者が水を足して捏ねていき、伸ばしたり丸めたりして見せると、形が変わっていくことに興味津々な様子でした。笑顔で「つんつん」と言いながら触っていたり、平たく伸ばした粘土を指差して「ぱんけーき!」と見立てたりする姿がありワクワクしている様子が伝わってきて嬉しく感じました。
また、細長く伸ばした粘土を子どもたちに渡すと「へび!」と伝える姿や、保育者の真似をして両手を使ってローラーで引き延ばす姿があり、こんなにもできるのかと驚きました。
今月は小麦粘土だけでなく、寒天遊びやスライム等の感触遊びにもしていき、夏ならではの遊びをたくさん経験していきたいと思います。
「お気に入りの玩具」
最近は、指先を使う玩具に夢中になっています。写真は職員の手作り玩具です。子どもたちはファスナーを開けたり閉めたり、お豆をおままごとに使ったりしています。繰り返し遊ぶことでファスナーがいつのまにかできるようになっていたら嬉しいですよね。
梅雨の合間に見える晴れの日のように子どもたちの笑顔がますます輝く季節となりました。汗ばむような暑さにも負けず、元気いっぱいに遊ぶ様子が見られます。
最近は、保育者と一緒に行っていた身の回りの物事などを自分たちでチャレンジするようになりました。特にうさぎ組のお友だちと一緒に活動する中で自分が「してもらう側」から「してあげる側」に気持ちが変化している姿が多く見られ、私たちも嬉しさを感じています。散歩の際には一緒に手を繋ぎたいと声に出したり、泣いている場面では頭をなでてあげたりなど優しさや思いやりの気持ちが育っている事を日々の中で実感しています。
これからも日常の関わりを通してたくさんの経験を重ねていきたいと思います。ご家庭でも子どもたちの「できた」や優しい思いやりの気持ちが見られた際にはぜひ担当にシェアしてくださると嬉しいです。
「おてつだいやさん」
6月中旬に食育活動としてそら「豆のさやとり」を行いました。調理担当者から「おてつだいありがとう」と言われ、とても喜んでいました。
その経験から最近は「おてつだいしてあげるね」と一緒に荷物を運んでくれたり、食事の為に椅子を並べてくれたりなどおてつだいブームが来ています。最後に「手伝ってくれてありがとう」と伝えるとキラキラの笑顔を見せてくれます。
ご家庭でもぜひコミュニケーションとして小さな事柄でも手伝いを頼んでみてください。
6月は机上遊びや身体を動かす運動遊びなど様々な活動を取り組むことができました。12人で過ごしている中で、子どもたちの仲も少しずつ深まってきているように感じます。
先日、自由遊びの時間に自分のリュックについているストラップを保育者に見せに来てくれた子がいました。すると他の子も「わたしもついてるよ、おなじだね!」と見せに来て、だんだん周りに友だちが集まっていきました。「それかわいいね」「かっこいいね」とお互いを褒め合いながら笑顔で会話をする姿に何だかとても微笑ましく嬉しい気持ちになりました。最近は自分の思いを伝えるだけでなく、相手の話を聞いて共感する様子も見られています。
友だちとの関わりが増えている中で、思いのぶつかり合いからトラブルになる事もありますが、保育者が仲立ちしながら一緒にいる事の楽しさ、喜び、心地良さが感じられるようにしていきたいです。
「お気に入りの絵本」
子どもたちは最近「ごめんねともだち」という絵本がお気に入りです。この絵本は、仲良しのキツネとオオカミが初めての喧嘩をし、仲直りしたくても「ごめんね」が言えない様子を描いた物語です。子どもたちが最後まで真剣に聞く様子がとても印象的でした。
是非、ご家庭でも読んでみてください。
食育活動でドレッシング作りをしました。【たまねぎ】と【にんじん】のチームに分かれ、醤油、砂糖等の調味料を1人ずつカップに入れました。材料が目の前に来るとテーブルに身を乗り出して「これはなに?」と興味津々な様子でした。匂いを嗅いで「おいしそう」「うわ、なにこのにおい!」と様々な表情が見られ、子どもたちの純粋な反応に笑みがこぼれました。みんなで協力して作ったドレッシングは大成功!「おいしいから、おかわりする」「ぜんぶたべたよ」と昼食では、嬉しい報告が続々と聞こえてきました。食事に好みが出てきたり、ムラがある年頃ですが、食育活動を通して食べられた喜びや嬉しさを経験しました。その他にもオクラの苗植えも行い、当番で水やりにも積極的に取り組んでいます。“楽しい雰囲気での食事”を大切にこれからも食べる意欲をかき立てていきたいです。たくさん食べて暑い夏を乗り切りましょう!
<今月の目標>
「箸の使用について」
7月から箸の開け移し玩具を使って、箸の練習を開始します。友だちと取り組む事で意欲にも繋がっていくと思いますので、日々の様子はその都度お伝えしていきます。お子様の姿に合わせて進めていきたいと考えていますが、ご家庭でも食具の持ち方を少しずつ声掛けして頂けると幸いです。写真は、園で使用している開け移し玩具です。
週に一回【ワンルーフゼミ】という法人オリジナルのテキストを使用して新たな気付きや興味・発見をする時間を設けています。活動の始まりには「気をつけ!れい。よろしくお願いします。」と小学校の授業のような挨拶をして気持ちを切り替える事で集中して取り組めるようにしています。
「このくだものはなにからできているの?」や「このことばってどういういみ?」と、まだ知らない事への興味もどんどん広がっており、子どもたちの真剣な眼差しや吸収していく姿に毎回感心させられています。今後もワンルーフゼミだけでなく、日々の中での「小さな気づき」や「新しい発見」を大切にしながら、「知りたい」「やってみたい」という気持ちを育んでいきたいです。
「反対の言葉ってなんだろう?」
ワンルーフゼミの中で「せまいのはんたいは?」等、子どもたち同士でクイズのように反対言葉を出し合って楽しむ姿が見られました。「大きい⇔小さい」「明るい⇔暗い」等知っている言葉も増えています。ぜひご家庭でも言葉遊びとして取り入れてみてください。
うさぎ組で【じゃが芋洗い】をしました。保育者から受け取ったじゃが芋を優しく水に入れたり、洗ったじゃが芋を友だちにどうぞと渡したりする姿がとても微笑ましかったです。
ほし組とつき組で【茄子】と【オクラ】の栽培活動を始めました。プランターに植える際に、子どもたちはその匂いに顔をしかめていましたが「野菜が育つための栄養になるよ」と伝えると納得した様子でした。植えた苗に水をかけると子どもたちは葉に水をかけていました。「大きくなるのは葉っぱだけど、水を吸うのは根っこだから根っこにかけてね」と言うと「おおきくなぁれ」と目を輝かせていました。
プランターをエントランスに置いていますので、毎日の登降園でお子様と一緒に野菜の生長を見守っていただけたら嬉しいです。
7月の目標は「夏野菜を食べよう」です。
夏野菜には、紫外線から身を守るために必要な抗酸化作用をもつ栄養素が豊富に含まれています。また、水分やカリウムを豊富に含むものが多く、体温を下げる効果も期待されます。水分補給を十分に行い、夏野菜を多く取り入れて、暑い夏を乗り越えていきましょう。
7月7日の夜に願いを書いた短冊や飾りを笹の葉につるして星にお祈りをする日です。
園では七夕そぼろ丼やオクラとツナのねばねばサラダを提供します。また、七夕献立で定番のそうめんは、短冊に見立てた野菜と一緒に汁物にします。当日の献立写真も楽しみにしていてください。
「とうもろこしの皮むき」
とうもろこしは保育園の献立でも人気の食材です。まるごとのとうもろこしを1本皮をむいて、調理し(蒸す、ゆでるなど)すぐに食べられるのは夏ならではです!保育園でも子どもたちと一緒に皮むきをしています。とうもろこしの皮むきを通して、皮やひげの感触を感じることができます。スーパーや八百屋では髭が多くて黒い物の選んでみてください‼きっと甘いはずです!ご家庭でもぜひとうもろこしの皮むきをして、料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「スタミナ納豆丼」
梅雨が明けてから、暑い日々が続いています。身体が暑さに慣れず、疲れやすさを感じたり体調を崩したりした方も多かったのではないでしょうか。暑い時期は、熱中症や皮膚トラブルに注意が必要です。体調や皮膚の状態をこまめに観察し、早めの対応を心掛けましょう。
熱中症とは、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまった状態のことを言います。体温調節機能が未熟な乳幼児は熱がこもりやすいため、特に注意が必要です。
年々、夏の暑さが増し、暑さ指数(WBGT)も厳重警戒~危険に達する日がほとんどです。
園では、熱中症対策として、WBGTを参考に日々の活動を決定しています。WBGT値によっては戸外活動や水遊びなどを中止することがあります。ご理解・ご協力をお願いいたします。
乳幼児は、蚊に刺されると皮膚の炎症反応が強く出ることがあります。大きく腫れたり水疱になったりして、驚かれた経験をおもちの方もいるかもしれません。蚊に刺された時は、流水で洗って冷やし、薬を塗って様子を見ましょう。
汗腺が詰まることで皮膚に炎症が起こってできる細かな発疹です。痒みを伴うため、引っかいて皮膚に傷がついてしまうことがあります。汗をこまめに拭いたり着替えたり、シャワー浴をしたりとスキンケアをすることで予防・改善が期待できます。
虫刺されやあせも、傷などを触ったり引っかいたりすると、細菌が繁殖して皮膚の表面に付着し、皮膚がただれたり水疱ができたりします。痒みも強く、搔きむしることで更に感染が広がっていくので注意が必要です。
★いずれの皮膚トラブルも、スキンケアや適切な対応を取っても改善しない、悪化する場合は医療機関を受診し、早めに治療を開始しましょう。特に、とびひが疑われる場合は範囲が広がる前に受診することが大切です。