相撲から広がる探究の旅──花房山目黒駅前保育園の子どもたちが“強さ”と“世界”を学んだ1年【2024年度まとめ】
すくわくプロジェクトについて
すくわくとは?
すくわくプロジェクト→園での子どもの探究活動に補助を出すプロジェクト
探究活動とは?
探究活動は、子どもたちの興味や関心を引き出し、主体的に取り組む活動です。テーマとして「光」「音」「植物」などを選び、それぞれの保育園や幼稚園が持つ環境や特長を活かして行います。大切なのは、子どもたちが夢中になって遊び、発見する「過程」を楽しむことです。
結果や目的(「これができるようになった」という成果)よりも、子どもたちが「どうしてそうなるのかな?」「もっと試してみたい!」と考え、行動するプロセスが重視されます。そのため、活動内容はあらかじめ決まっておらず、子どもたち自身の興味や関心をもとに、自由に進められていきます。
「おすもうさんって、どうして強いの?」「モンゴル相撲ってなに?」
「おすもうさんって、どうして強いの?」「モンゴル相撲ってなに?」──そんな子どもたちの小さな“?”が、世界をめぐる大きな探究へと変わっていきました。
花房山目黒駅前保育園333では、日々の遊びの中で自然と相撲に取り組む姿が見られていました。子どもたちは「どうすれば強くなれるのか?」を真剣に考え、筋トレを始めたり、本物の力士とのふれあいを通して憧れを抱いたりするようになります。
やがてその関心は、仕事や社会、世界の文化へと広がっていきました。勤労感謝の日をきっかけに、地域の職業を見学しながら「プロの選手も仕事なんだ!」と気づき、Amazonの訪問や英語にふれる体験を重ねるうちに、モンゴル相撲という異文化にも出会います。「服着てる?」「土俵ない!」「靴履いてる?」と、驚きながら世界の多様性に触れていった子どもたち。
相撲という一つのテーマから、「強さとは何か」「仕事とは何か」「世界にはどんな文化があるのか」を自分たちで調べ、話し合い、体験し、学びへとつなげた1年間。遊びから始まり、探究へとつながっていった子どもたちの世界をひらく学びを、詳しく紹介します。

