社会福祉法人 東京児童協会

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2023.02.09

令和4年度 花房山目黒駅前保育園333 2月園だより

width=105さんさんさんだより

令和5年2月
社会福祉法人東京児童協会 花房山目黒駅前保育園333
〒141-0021品川区上大崎3丁目1-1MEGURO CENTRAL SQUARE 3階
TEL 03-6721-7331 FAX 03-6721-7332  http://tokyojidokyokai.com/meguro/

 

最近はきびしい寒さが続き、子どもたちも冬を感じていると思います。積雪は注意が必要ですが、子どもたちにとっては、楽しい経験にもなります。都心での降雪はこれからありますでしょうか…。季節を感じながら過ごしていきたいと思います。

~1年のはじめに~
年神様をお迎えすること、健康で過ごしてほしいこと、感謝する気持ちを持ち続けることなど、子どもたちに伝えています。2月の豆まきに向かい、鬼のお面を制作しています。引き続き伝承すべき事項も大切にしていきます。そして令和4年度の集大成として、「大きくなった会」(2歳児から5歳児)に向けて表現を楽しむことに取り組んでいます。0歳児から1歳児は、「プレ大きくなった会」を3月4日に予定しています。保護者の皆様と一緒に楽しむひとときになるようにと考えております。

~第三者評価 訪問調査を終えて~
皆様には、利用者アンケートのご依頼をし、先日、その結果を配布いたしました。回答率が59.8% にとどまりましたが、ご多忙の折、ご協力ありがとうございました。
綜合的に感想として、「大変満足79.6%,満足18.4% 計98.0%」でした。
評価項目として、
①「困ったときに職員以外に相談できることをわかりやすく伝えてくれたか?」69.4%
②「行事を通して地域の人たちと交流を図っているか?」77.6%   が低い数値でした。
③「活動が心身の発達に役立っているか」100%
④「清潔で整理された空間か」100%
⑤「お迎え時お子さんの話があるか、満たされている表情か?」98%  が高い数値でした。

①については、懇談会、園だより、入園説明会、掲示などでお知らせをしていますが、さらに丁寧にお伝えできるように工夫します。
②については、コロナ禍の行動の配慮はありますが、特別養護老人ホーム、公園での地域の方々への挨拶など行っています。直接積極的に、交流ができない月日が続いていますが、今後の在り方を考えてまいります。
③、④については、引き続き、発達を考慮しながら、教育保育を継続してまいります。今が良いではなく、常に、これでよいかの振り返りを行い、変えるべきところ、継続すべきところ、見直しをしてまいります。床にごみが落ちていることも、ちらほらあります。子どもたちにも、どうすべきか、また、職員自らもどう行動すべきか子どもにとっての環境はとても大事ですので、配慮し続けてたいと考えます。
⑤については「物足りない」「報告をしない人もいる」とのご意見もありました。お伝えすべき事項等、職員間でしっかりと共有していきたいと思います。

~乳児期の教育について~
①0歳児
「健やかにのびのびと育つ、身近な人と気持ちが通じ合う、身近なものと関わり感性が育つをねらいとしています。スキンシップをしながらの信頼関係の構築をしながらも、一人遊びがじっくりとできるよう、見守りも行い、集中して遊ぶことの初歩を大切にしています。
②1歳から2歳児
・自ら健康で安全な生活を作り出す力を養う
全身を使って遊びを楽しむ、安定感をもって生活する 衣類の着脱を自分でしようとするなど
・人間関係
生活の中できまりがあること、独鈷遊びを楽しむこと、保育士等の仲立ちにより他児とのかかわりを持って遊ぶこと
・環境
見る、聞く、触れる、家具、味わうなどの感覚を豊かにする
玩具、絵本などに興味を持ち遊ぶ
遊ぶ中で形、色、大きさ、、量などに 気づく
地域の生活、行事などで社会のつながりを知る
・言葉
応答的な関わり、話しかけにより自分なりの言葉で表現し聞こうとする意欲や態度を、表現をする力を養う
・表現
自分なりに感じたこと、考えたことを表現し、豊かな感性や表現する力を、創造性を豊かにするをねらいとし(保育指針に記載)上記教育5領域のカリキュラムを組み実践しています。
幼児クラスのように、特別活動はありませんが、発達・興味関心に応じて、英単語やアルファベットの遊びを取り入れたり、手作り楽器で、運動あそびの楽しみを経験するなど活動しています。

この時期は、○○教育を行うというよりも、集中して遊ぶこと、身近なものに関心を持ち、生活する上のきまりなどを知り、幼児期に移行できるように必要な力を培っていきます。そしてつながりがとだえない遊びの環境を整えていきたいと思います。幼児期になりますと、お伝えしている特別活動が始まります。教育面について、数字やひらがななど就学の準備の不安をお持ちの保護者のご意見もありました。教え込むことはしていませんが。遊びの中で、数字やひらがなに興味をもって自ら表現しています。、形、数量、図形、文字、標識など関心を持つ活動、ワンルーフゼミや日常の中で好奇心、探求心を持てるよう、工夫をさらに行いよりよい教育につなげていきたいと考えています。園での友だちとの生活は、ご家庭とは違うところです。他の人と支え合って、親しみあって、自立心、人とかかわる力を養うこと、この点は重要かと思います。責任を持ち、子どもたちの育ちあう活動を行い見守っていきたいと思います。

~卒園児同窓会~
1月28日、この4年間の卒園児たちを招き、初めての同窓会を行いました。ゲーム、ダンス、懐かしのスライドショーなどで楽しみました。コロナ禍、卒園児と在園児の交流が持てずでしたが、地域に根差し、いつでも帰ってこれる園でありたいと願っています。

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年末年始の長い休み明け、登園してくると友だちや保育者の顔を見てにっこり笑顔になり、嬉しそうに関わりながら好きな玩具で遊び出す姿が見られました。遊びや生活の中で友だちとの関わりがとても増えてきています。ままごとでは、重ねカップを皿に見立てて食材を入れて食べる真似をして遊び、友だち同士で「どうぞ」「あーむ」とやり取りをして笑い合う姿が微笑ましいです。また、赤ちゃん人形の世話遊びを楽しむようになり、人形を寝かせてトントンと寝かしつけをしたり、ご飯をあげたり、自分の経験を遊びに繋げる姿に成長を感じます。戸外遊びでは、体力がついてきて活動の時間も以前より長くなってきました。みんなそれぞれに「あるきたい」とアピールし、少し長めの距離を、保育者と順番に手を繋ぎ、さんぽなどの歌を歌いながら歩行を楽しんでいます。友だちと手を繋ぐことも大好きで、「てて」と言いながら、友だちの手を握る姿も見られるようになりました。手が離れてしまうこともありますが、自然と繋ぎなおし、嬉しそうに歩いています。
今月も、友だちとの関わりをたくさん楽しみながら、寒さに負けず元気いっぱいに身体を動かして遊びたいと思います。
<今月の目標>
◇自分の気持ちを安心して身振り手振りや簡単な言葉で表すことができるようにする。
❖室内や戸外で十分に四肢を動かし楽しむ。

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寒い日が続きますが、戸外や室内で元気よく遊んでいます。室内では、花紙やスライム、お絵描き等の感触遊びを楽しんでいます。一人で夢中になって遊ぶ子や、友だちや保育者と一緒に「できた!」「たのしいね」と会話をしながら遊んでいます。密になりすぎないよう遊ぶ空間を広くし、壁に向かって机上で遊べるようにする事で一人ひとりが落ち着いて遊んでいました。戸外から帰ると、保育者と一緒に身の回りの事を自分で行おうとする子が増えてきました。「自分で」とズボンや上着を脱ぎ、出来ないときは「やって」と保育者に伝えてくれています。また、鼻水が出ると「はな」と保育者に言葉で伝える姿や身振り手振りで教えてくれる姿があります。今後も、一人ひとりの体調に合わせながら、身の回りの事を自分でする楽しさを味わえるようにしていきたいと思います。
<今月の目標>
◇一人ひとりの体調に留意しながら健康で快適に過ごせるようにする。
❖保育者が見守る中で自分のできる身の回りの事を自分でしようとする。

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寒さが一段と増す時期になりましたが、室内でも、戸外でも元気いっぱい身体を動かしています。友だちと言葉での関わりが増えてきた子どもたち。環境が変わり、ままごとコーナーが広がった事でごっこ遊びが具体的なものになっています。「○○ちゃんはままで、○○くんはねこちゃんね!」と役を決めて遊ぶようになりました。時に言い合いになる事もありますが、そのたび言葉で気持ちを伝えるようにしています。伝え合う事が難しい時は、保育者も仲介に入りながら、言葉で気持ちを伝える嬉しさを知っていけるよう、見守っていきたいと思います。また、最近はルールのある遊びを楽しめるようになってきており、かくれんぼや椅子取りゲーム等を行っています。特に椅子取りゲームはルールを理解し、みんな負けじと果敢に椅子を取りに行き、負けてしまうと悔しくて涙を流す子もいましたが、その姿がとてもたくましく、成長を感じます。ルールや約束事があることを少しずつ意識出来るよう、今度も丁寧に伝えていきたいと思います。
<今月の目標>
◇感染症予防に務め、健康的に過ごせるようにする。
❖生活・遊びの中でルールや約束事があることを意識する。

 

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2023年が明け、子どもたちも「とら年からうさぎ年になったんだよね」「333のかがみ餅、早く割りたいな」と新しい年の幕開けを日々の生活の中で感じている姿が見られました。実際に行った鏡開きでは、かちかちになった餅に触れ「うわ、食べられないぐらいかたいよ!」「お相撲さんぐらいつよくなれるかな」と季節の行事にも興味を持っています。子ども同士の関わりの中では、「今、嬉しくない気持ちだったよ」「でも私はこう思ったんだ」など言葉を通して気持ちの交換をする様子が増えてきました。以前までは「やめて」と声に出したり、話せない気持ちを泣いて発散する事もありましたが、保育者も子どもの会話に入りながら、相手と自分の気持ちを知った中で「もうしないでね」「まちがえちゃったんだ、ごめんね」などお互いが納得して前に進めるよう話しています。まだまだ自分と友だちとの気持ちの違いに葛藤する姿もありますが、保育園の中での他者との関わりを通して、様々な経験をしていけるようにしていきます。子ども達は今、2月の大きくなった会に向け劇ごっこをとても楽しんで行っています。「今日にじいろのさかなの劇する?」「ママとパパに見てもらって、かんどうしてもらうんだ」と子どもたちもだんだんと本番が近づいているのを感じている様子があります。劇の練習、ではなく表現遊びとして行う日々の活動の中で、歌に合わせたダンスでは、「ほんとのくじらもこんなに大きいよね」「くらげは触ったらびりびりするから、こんなダンスはどう?」と振付も子どもたちと話し合いながら作りました。本番では緊張も見られるかと思いますが、子どもたちのそれぞれ楽しんで作り上げた表現を見守っていただけたらと思います。
<今月の目標>
◇安定感を持って落ち着いて過ごしていく。
❖表現遊びを行い、自分なりに表現する。

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寒い日が続きますが、公園に行くと「準備体操しないと怪我しちゃうからね!」と子どもたちも積極的に行ってから遊んでいます。また、寒さに負けないように体力づくりとしてマラソンをしました。すると、「もっと走る!」「走って温かくなったから上着脱ぐ!」と子どもたちも意欲的に取り組んでいました。散歩から帰ってきた際には手洗いうがいを以前よりも意識して出来るようになってきています。今後も感染症に留意しながら、戸外でたくさん身体を動かし遊んでいきたいと思います。今月には大きくなった会があり、子ども達も劇遊びを楽しみながら取り組む姿が見られます。自分の役のセリフを覚え、自信を持ち、次第に声も大きくなってきました。同じ役の友だちと「ここはこんな動きはどう?」と一緒に考えながら、セリフに合った動きも少しずつ取り入れています。衣装や小道具が揃ってくると子どもたちも嬉しそうな表情で役になりきっていました。今後も友だちとの関わりやメリハリを大切にして取り組んでいきたいと思います。
<今月の目標>
◇自分の気持ちを安心して表現し、自信を持って過ごせるようにする。
❖自分の気持ちを切り替え、集中して活動に参加する。
❖友だちとイメージを膨らませたり、自分の考えを伝えたりする。

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長期休みが明け「あけましておめでとうございます。」「今年もよろしくお願いします!」と元気な挨拶で新しい年がスタートしました。大きくなった会に向けて本格的に動き出した先月は、台本をもとに役決めをしセリフを読み、身振り手振りで表現したり、ダンスを考えたりと友だちと協力して挑戦する場面がたくさんありました。その中で友だちのいいところや、素敵なところを見つけ「それいいね!」「〇〇ちゃんのポーズかわいいね」「〇〇くんのアイデアおもしろい」など、友だちの姿を認め合いながら活動を進めていき、互いに尊重する優しい子どもたちの様子に触れました。そういった経験を積み重ねていき、大いに褒められることで子どもたちの自信に繋がっているように感じます。就学に向けて、日常生活の中でメリハリを合言葉に過ごしていますが、それと同時に先月は姿勢も意識をして伝えました。話を聞く姿勢、話をする姿勢、食事の姿勢、学びの姿勢、など様々な場面で姿勢を整えることで一定時間集中して取り組むことができます。今後も、1日の生活の中で意識しながら心も身体も整えていきたいと思います。
<今月の目標>
◇感染症に留意し、自らの健康を守る行動がとれるようにする。
❖感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
❖季節の変化を楽しんだり、不思議な現象に興味関心を持つ。

ほけんだより width=58

今月の保健目標
・寒さに負けず、元気に過ごす

溶連菌感染症
●どんな症状?
扁桃炎の症状が主に見られます。発熱やのどの痛み・腫れ、リンパ節炎などが生じます。

☆毎年、「冬」、「春から初夏にかけて」という二つの時期に流行がみられます。

●どんな治療をする?
抗菌薬を内服します。飲み切ることで、合併症の予防が期待できるため、症状が治まってからも、決められた期間、抗菌薬を飲み続けましょう。登園のめやすは、「抗菌薬の内服後24~48時間が経過していること」となります。治癒後、登園の際には登園届が必要となりますので、忘れずにお持ちください。

寒さに負けない身体づくり
子どもは、大人より1枚少なく、を目安に着せるようにし、外はまだまだ寒い日が続きますが、外で元気いっぱい遊ぶようにしましょう

外遊びのメリット5つ

①体力がつき、健康な体を作ることができる
②近視の発生予防、進行抑制
③骨の健康な発育
④ストレスの軽減
⑤安全能力の獲得
など

これだけでなく、日中体を動かすことで、夜ぐっすり眠れることが期待できます。それにより、翌日元気に活動することができ、よい生活リズムの獲得にもつながります。

引用:「外遊びの効能」:外遊び推進の会

看護師プロジェクト「いのちキラキラ」
今年度も二部制で実施し、つき組さんといっしょに、「いのち」について考えました。第一部では、自分やほかの人を大事に思う気持ち⇒ぽかぽか言葉を絵や文字で表現し、「ありがとう」、「だいすきだよ」、「いっしょにあそぼう」などの言葉や、ラブ&ピースのハートや、友だちの絵などで表現してくれました。

第二部では、絵本『いのちのおはなし』から、いのちはどこにある?いのちってどんなもの?について、一緒に考えました。いのちは「心臓の所にある」と答えてくれた子どもも多く、聴診器を使い、自分の鼓動をきいてもらう体験も実施。「涙が出そう……」と、感想を伝えてくれた子どももいました。少々難しいテーマでしたが、一所懸命考え、子どもたちからもたくさんの言葉があがり、いのちについて考える、とてもあたたかい時間となりました。

食育だよりwidth=95

2月献立について
2月に入りまだまだ厳しい寒さが続いています。今月のテーマ野菜は大根です。大根はビタミンCが豊富で抵抗力を高める効果があるといわれています。大根は、葉のシャキシャキとした食感が美味しい「菜飯」や皮の栄養の入った「皮入りみぞれ汁」を提供し、様々な食感や風味を味わえるようにしていきます。節分献立では「鰯の蒲焼」や大豆の入った「鬼除け汁」を提供する予定です。節分ならではの食材を取り入れ、献立を楽しんでもらいたいと思います。また冬野菜の収穫も最盛期を迎えます。現在、園では「大根」や「かぶ」が大きく成長しています。収穫した野菜は子どもたちとどんな料理にしたいか話し合い、日々の献立に取り入れています。旬の野菜を食べる日を子どもたちも今から待ち遠しいと話しています。

節分について
節分とは「季節を分ける」という意味があり、それぞれの四季に存在します。特に、2月3日の春の節分は一年の区切りとされ、大切にされてきました。現在、一般的には冬から春の変わり目の「立春」の前日を「節分」と呼び、新しい季節を迎えるために豆まきや節分飾りで鬼や邪気を払う習慣とされています。

【節分献立紹介】
鰯の蒲焼丼:鰯には、焼く時に出る煙や強い臭いで邪気を追い払うという意味があります。子どもたちが食べやすいよう甘辛い味付けにして提供します。
鬼まんじゅう:鬼の金棒のようにゴツゴツしていることから鬼まんじゅうと呼ばれています。どんな形に見えるかクイズなどしながら節分について楽しく伝えていきます。

感謝して食べよう
食事は、食べ物を育てたり収穫したりする農家・漁師・畜産家などの生産者、食べ物や食事を運ぶ運送業者、食べ物を売る小売店の人、それらを調理する人など、たくさんの人が関わっています。食事の前に言う「いただきます」には食べ物とこの人たちに対する感謝の気持ちが込められています。毎日食事がいただけることに感謝の気持ちをもって、残さず食べられるように伝えていきます。

2月 園だより