社会福祉法人 東京児童協会

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2023.04.03

令和04年度 花房山目黒駅前保育園333 3月末園だより

園だより 3月末号width=89

さんさんさんだより   width=70

SAN    SUN   SAN
令和4年度末号外
社会福祉法人東京児童協会 花房山目黒駅前保育園333
〒141-0021品川区上大崎3丁目1-1MEGURO CENTRAL SQUARE 3階
TEL 03-6721-7331 FAX 03-6721-7332  http://tokyojidokyokai.com/meguro/

今年は、桜の開花が早く、早くも葉桜も見受けられますね。今年度も5歳児が目黒の桜を楽しみ、巣立っていきます。巣立つ喜び、別れの寂しさと思いを巡らせ迎えた年度末となりました。
~卒園に向けて~
5歳児23名、保護者の皆様のご参列のもと卒園式を行いました。卒園証書を一人ずつ受け取る際は、しっかりと見つめ、右手左手と順に手を添え受け取り、挨拶をする姿は頼もしいものでした。卒園児には、自ら挨拶をしっかりすること、このことは、思いやりの気持ちに繋がることを話しました。挨拶、思いやりの気持ちを持つことは、大人になっても大切なことです。「LOVE&PEACE」で過ごした333で体験し育まれた力を小学校生活に活かし、子どもたちが大人になるころには、皆が平和で心豊かに過ごせる社会づくりの一員であってほしいと願います。この5年間で70名の卒園児が巣立ちました。小学校の様子を見ると、皆元気に過ごしている様子で、うれしい限りです。これから、感染症も落ち着き始めましたら、卒園児として、保育園の子どもたちの世話をする体験を持ち、中学校の職場体験、保育園の仕事の認識、また大人になって子育てに興味がもてるようにつながっていくことができればと思います。

~退園のお知らせ~
3歳児2名、4歳児1名、転居、転園等で退園します。

~ご意見箱~
ご意見箱でのご意見・苦情はありませんでした。口頭では、アルコール消毒液の機械が作動しなかった、非接触型体温計に触っている保護者がいて不衛生を感じる、ともだちとのトラブル、汚れものの返却忘れ、引き渡し後の保育者の保育のありかた、保育者からの引き渡し時1日の様子の情報の少なさ、感染症の情報開示や感染源の公開、園でのケガにおける保護者同士の交流、などについてご意見をいただきました。それぞれのご意見を真摯に受けとめ、よりよい園づくりを行ってまいります。今後とも、皆様の声を伺い、寄り添い、語り合える園でありたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

今年度も様々なご理解とご協力ありがとうございました。来年度も引き続きよろしくお願いいたします。園児の皆さま、新型コロナウイルスが終息を迎え、ボランティアなどで遊びに来れる日を楽しみにしております。小学校生活、元気に歩んでください。

 

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今月もたくさん散歩に出かけています。歩ける距離も伸び、散歩先の公園まで歩いて行くようになりました。友だち同士で手を繋いで歩くことにも慣れ、「〇〇ちゃん、てて」と自ら手を差し出し、嬉しそうに手を繋いで歩く姿に成長を感じます。また、景色の中のいろやかたちへの興味が日に日に強くなっています。「でんしゃ」「わんわん」「おはな」などの言葉に「おっきい」「ちっちゃい」等の言葉が加わり、目に見えた物を言葉にしながら、春の景色を楽しみました。室内では、進級に向けて1歳児室で遊ぶことが増えました。おままごとコーナーが大人気で、野菜や果物をスプーンで混ぜたり、食べる真似をして、「おいしい」「あっつい」「つめたい」とイメージを膨らませて遊ぶ姿があります。赤ちゃん人形の世話遊びも日に日に展開され、着替えさせてあげたり、手や口を布で拭いたりと、自分の経験してきたことを遊びに繋げて楽しんでいます。4月からはうさぎ組。新しい環境に戸惑うこともあるかと思いますが、一人ひとりの気持ちを受け止め、毎日安心して笑顔で過ごせるようにしていきたいと思います。

 

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日に日に友だちとの関わりが増え「○○ちゃん、おはよう」「て、つなごう」「おにだぞ~」「いらっしゃいませ」「じゅーすやさんですよ」など簡単な言葉を用いてやり取りをしながら一緒に遊ぶことを楽しんでいます。遊びを通して、言葉のやり取りの経験が少しずつ重ねられ、自分の気持ちを言葉にして表すこともできるようになってきました。泣く、怒るといった表現で気持ちを表した際には、気持ちを受け止めながら「どうしたの?」と問いかけると「○○したかった」「○○がいやだった」など、子どもたちなりに言葉で伝えようとしています。引き続き、保育者が仲立ちしながら言葉で気持ちを表現すること、相手に伝えることの経験を重ねられるようにしたいと思います。また、春の暖かな気候の中、散歩に行くと「おはなきれいだね」「てんとうむしいるかな?」などと自然に興味を持っている様子があります。実際に触れ、感触を確かめたり、匂いをかいでみるなど、五感を使って楽しんでいます。より、様々な自然が増える季節になっていくので、戸外へ行き、たくさんの自然に触れ、遊びを広げられるようにしていきたいです。1年間、日々成長する子どもたちの姿を、保護者の皆様とともに見守れたこと嬉しく思います。ありがとうございました。

春の訪れを感じる季節となり、散歩では春探しを楽しむ様子が増えてきました。咲いている花を見つけると「この花は何て言うの?」と質問する子や「いい匂いがするね!」と実際に触れ匂いを嗅いでみるなどどの子も興味を持っていました。遊びでは、大きくなった会で身についたようで自分たちでわらべうたを行うようになりました。このような遊びが身についてくれたことを嬉しく思います。散歩では、歩き方や信号の渡り方、年下児と一緒に手を繋いで歩く時の歩き方など教えてもらったことを意識するようにもなりました。ほし組のお兄さんお姉さんに靴下入れもらい、自分のカゴに設置してからは靴下を丸めてしまう意識も出てきました。できない子も保育者の元に来て「これで合ってる?」「できないなー」と言いつつもできる部分は自ら行うことで習慣化してきているなと感じます。このようなことも含め、できるようになったことに自信を持ち、幼児クラスになることに期待感を抱き、様々なことに取り組んでいます。1年の中で生活習慣の自立、パンツで過ごせるようになった、様々なルールのある遊びができるようになった等、たくさんの成長を見ることができました。この1年間保護者の皆様のご協力があったらこそ、楽しい毎日を過ごすことができました、本当にありがとうございました。幼児クラスでもたくさんの遊びを通して、成長していくことを願っています。

 

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3月には、つき組の卒園に合わせほし組と準備したありがとうの会や、散歩や室内でもたくさん遊ぶようになったひよこ組の関わりなど、子どもたちも新しく変わっていく環境の中で日々成長していく様子があります。はな組としての一年間を振り返ると、子どもたちは友だちや保育者、他者との関わりの中で自分の気持ちを素直に伝える事、また相手に寄り添ってみようとする姿がたくさん増えました。テーマとして掲げたLOVE&PEACEからもたくさんの学びがありました。運動会や大きくなった会を通して、友だちと一緒に一つの事を成し遂げる楽しさ、協力する事の難しさ、心が通じ合わない時には優しい気持ちを持って話そうとする気持ちを、子どもたち一人ひとりが日々の中で体験出来た事は、かけがえのない大きな財産だと感じます。4月からは、幼児クラスの真ん中のクラスとして、初めは不安やドキドキもあるかもしれませんが、温かい環境の中でのびのびと子どもたちが学び、楽しんで過ごしていけるように見守っていきたいと思います。

 

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ほし組になってからの1年を振り返ると、幼児クラスとしては真ん中に挟まれた学年であり、年下児に対して優しくする、年上児には憧れの気持ちを持つ等、色々な感情が芽生え始めた時期でした。特に勝敗のあるゲームや活動をすると、負けず嫌いな性格が多いほし組は泣いたり、悔しがる姿も多く見られ、友だちとの思いに葛藤する場面もありました。しかし、そんな仲間たちと一緒に過ごしてきた日々は、今年のテーマのLOVE&PEACEからも学ぶ事がたくさんあり、1人ひとりの経験から今では相手と向き合って、支え合って保育園が楽しいと思えるようになったと思います。進級へのプレッシャーや新しい環境への不安も見られますが、つき組への期待が持てるように丁寧に関わっていきたいと思います。4月からはあっという間に最後の1年となります。最後の1年、これまでの経験を来年度は自信へと変えて、何事にも諦めずに新しいことにも挑戦し、楽しい生活が送れるように見守っていきたいと思います。

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大きくなった会を終えて、3月に入ってからは卒園式に向けての準備がスタートしました。年長児としてかっこいい晴れの姿を見てもらえるよう、姿勢や返事について繰り返し伝えてきました。卒園という節目を経験したことで、進学に向けての意識がより芽生え、自信に繋がったようにも感じました。また、クラスの移行に伴いひよこ組が幼児クラスで過ごすようになると「大丈夫?」「手伝おうか?」と進んで声を掛けるなどよりお兄さん、お姉さんの意識が見られるようになりました。つき組としての1年間を振り返ると、LOVE&PEACEというテーマに沿って子どもたちと一緒にたくさん向き合い、考えた1年でした。進学に向け気持ちが不安定になったり、成長の過程で友だちとのトラブルが増えたりと様々なことがありました。この先、子どもたちが進んでいく道で悩むことや、大変なこともあると思いますが、どんな時も思いやりの優しい心を忘れず大きくなってほしいと思います。