社会福祉法人 東京児童協会

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便

2023.03.02

令和04年度 花房山目黒駅前保育園333 3月園だより

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さんさんさんだより
令和5年3月
社会福祉法人東京児童協会 花房山目黒駅前保育園333
〒141-0021品川区上大崎3丁目1-1MEGURO CENTRAL SQUARE 3階
TEL 03-6721-7331 FAX 03-6721-7332  http://tokyojidokyokai.com/meguro/

3月を迎えます。今年度集大成の時期となりました。春を目前に、お子さまの育ちに合わせ、自然を楽しんだり、期待をもって進級に向け取り組むことができるように毎日を過ごしていきたいと思います。

~大きくなった会~
2月18日、2歳児・幼児クラスの「大きくなった会」では、子どもたち、ひとり一人が頑張った姿をご覧いただけたかと思います。緊張のある中で、大好きなお父さん、お母さんに見てもらう喜びが満ちあふれていました。行事は、当日のみの評価ではありません。ねらいに向かい、その中で、友だちとの関わり、こうしたらいいのではないかという思考力、体を使う表現力、力を合わせることの大切さなど、子どもたちが毎日を体験しながら、年齢に応じて積み重ねることが大事なことと考えています。今年は特に「LOVE&PEACE」というテーマの中で、子どもたちの思いやりの気持ち、大切にしてこうとする思いが身についたのではないかと思います。感動したという感想も多くいただいております。本来は、333の皆さんで子どもたちを支え合うという理念から、2歳児から5歳児までの発表をご覧いただき、ひとり一人の成長を喜び合い見守っていただきたいと考えますが、慣れ親しんでいる施設の中での会場設定の理由から、二部に分けています。ご覧いただきにくい、部分もあったと思いますが、改善できることを検討して次に活かしてまいります。ご協力ありがとうございました。

3月4日は初めての「プレ大きくなった会」を0歳児1歳児対象に、保護者の皆さまと1年の大きくなった姿を喜び合う温かい会にしたいと開催します。皆で楽しむ機会にできたらと願っています。

~アマゾン訪問~
念願の同ビル高層階に位置するアマゾンさんの職場訪問に5歳児が行ってきました。かねてから、ご依頼をしていたのですが、今回、可能になり、子どもたちの夢を育む機会となりました。当日は、フロアの中にアルファベットが隠れており、探したり、高層からの景色を楽しんだり、遊び心があり、おしゃれな職場を探検することができました。素敵な、居心地の良い環境に働いてみたいなど感想を持っていました。戻った後で、アマゾンごっことして、園にあるグリーンを移動させて、アマゾンコーナーを作ったり、配達ごっこを楽しんだりと、新たな経験を得て思い出に残るひとときになったかと思います。子どもたちが描いた333新聞を掲示しますので、ご覧ください。

~保育園の職員として~
昨今、保育園保育士の不適切保育等報道があり、心が痛みます。私たち法人職員は、子どもに寄り添い、一人ひとりのこどもが、いろいろな遊び、体験ができるように、理解しながら、そして共感したり、一緒に遊んだり、作業をしたり、援助したり、憧れとなるモデルとして心のよりどころとなるように、かかわっています。危ないことなどには、しっかりと伝わるように、適した指導を行い、言葉をかける、見守るなど必要な援助を引き続き行い、保護者の方々と連携しながら、子どもたちの育ちを見守ってまいります。振り返りや研修等も行い、質を高め、よりよい園づくりを行ってまいりたいと思います。先にも記載しましたが、みなで支え合う保育園です。私たち職員だけでなく、保護者の方々、地域の方々に支えられ、子どもたちが育つ環境を大切に継続していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

~ユニセフ募金、ペットボトルキャップによる支援~
「LOVE&PEACE」として大人ができること、大きくなった会でもお話しさせていただきましたが、ウクライナのみならず、世界の子どもたちへの支援、最近では、トルコ・シリア地震の発生もあり支援を強化したいと、皆様に呼びかけました。3月10日までとしたいと思います。すでに、ご家庭でもご支援されていることと思いますが、このテーマで進めてきた園として、募金箱等に、皆様の温かい支援をお願いします。すでにご協力いただいている皆様には感謝申し上げます。ユニセフに送りたいと思います。

~特養の芝生でのプランター~
今年は大根、かぶが収穫でき、種から成長を見守ってきた野菜を自ら収穫し、食することができ、喜び、感謝する心が育ったかと思います。プランターではありますが、立派なかぶや大根の収穫に、子どもたちはもちろん、私たち職員も驚きを隠せませんでした。4歳児がじゃがいものたねいもをプランターに植えました。芽が出る楽しみ、そして、年長児になり、夏収穫できることを楽しみに3つのしょく「植・触・食」の実践、食に関する興味関心、感謝の気持ちが育つよう、引き続き、行ってまいります。

~送迎時のお願い~
お引き渡し後、しっかりとお子さまの手を取り、エレベーター、階段をご一緒にご利用くださいますようお願いいたします。子ども一人で先に行ってしまうことは危険です。どうぞ、ご理解、ご協力お願いします。また、ビル一階、モニュメントにも、「のぼらないでね」と掲示が貼られています。地域の皆様方のご迷惑にならないようにご留意ください。

寒さを感じるものの、日差しが春めいてまいりました。少しずつ、桜や春の草花の芽も膨らんできています。幼児クラスでは、目黒川の散歩も行きたいと計画しています。
四季を感じ、喜び合う子どもたちの純粋なまなざし、大切に、この時期の教育保育、楽しみながら、進めていきたいと思います。3月の様子は、月末の園だより年度末号でお知らせいたします。

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だんだんと寒さも和らぎ、春の陽気が感じられるようになってきました。先月は、スタンプで色付けをした鬼の帽子を被って節分お楽しみ会に参加しています。保育室に現れた可愛い鬼に初めは驚いた表情をする子もいましたが、少しずつ笑顔になり年上児を真似て「えいっ」とボールを投げて豆まきを楽しんでいました。幼児クラスでの開催で大人数の中でしたが、年上児が披露した豆まきの伝統遊戯を真似て手をひらひらさせ踊る姿や一緒に歌う姿など、行事をみんなで楽しめるようになりました。遊びや生活の中では、友だち同士の関わりや発語が盛んになってきています。友だちの名前を呼んで一緒に遊びたい気持ちを伝えたり、「かーして」や「どうぞ」と簡単な言葉でのやりとりをする姿も見られるようになってきています。また、身の周りの物の名前にも興味が出てきており、図鑑や散歩先で保育者に指差しをして尋ねる姿も出てきました。今月も友だちや保育者と楽しみを共有し合いながら、元気いっぱい身体を動かして遊びたいと思います。

<今月の目標>
◇喃語や片言を優しく受け止めてもらい、発語や保育者とのやりとりを楽しめるようにする
❖進級に向けて、様々な職員や1歳児クラスの環境に慣れていく

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少しずつ暖かくなり、散歩先では元気に走り回り、自然探索を楽しんでいます。木の枝や葉っぱには冬芽やつぼみが見られ、「これはつぼみっていうんだよ」と教えてあげると、「つ・ぼ・み!」と嬉しそうに言葉に出していました。また、見つけた自然物を使ってお店屋さんごっこをし、「いらっしゃいませー」「ひゃくえんです!」と大人の真似をしながら遊んでいます。友だちとの関わりの中では、積極的に名前を呼び、同じ遊びを楽しもうと「こっちおいでー!」と声を掛ける姿が増えてきました。また、使っている玩具を「はい、どうぞ」と渡してあげ、自分が楽しんでいることを共有して嬉しそうにする姿もあります。子ども同士でやりとりする姿が可愛らしく、言葉がないときもたのしいね!という思いが伝わって、見ている保育者たちも笑顔になりました。今後も、子どもたちの伝えたい気持ちを汲み取って代弁し丁寧に関わっていく事で、伝えたい思いを表現できるようにしていきたいと思います。

<今月の目標>
◇友だちとの関わりの中で、自分の気持ちを身振りや言葉で表現できるようにする。
❖戸外での探索活動を通して、自然に触れて遊ぶ事を楽しむ。

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2月より、散歩後の「ガラガラうがい」、昼食後の「ぐちゅぐちゅうがい」の2度うがいを実施しております。初めはどうやってしたらいいのか分からず、困惑していました。上手にできる友だちを見て真似したり、保育者の声掛けを聞いたりしながら、繰り返し行うことで少しずつ出来るようになってきました。これからも生活の流れの中で習慣づくように引き続き丁寧に伝えていきたいと思います。最近、戸外ではおにごっこやかくれんぼ。室内では椅子取りゲームなど。ルールのある遊びを行っています。集団遊びの中で友だちと相談しあう姿も見られるようになってきました。最初は雰囲気を楽しむところから始めました。何度か行っているうちに負けると悔しい気持ちが芽生え、負けてしまうと悔し涙を浮かべる様子も見られるようになっています。気持ちを受け止め、安心して気持ちを表現できる環境を作りつつ、気持ちにも寄り添いながら今後もルールのある遊びを楽しんでいきたいと思います。今月は、はな組への進級に向けて、子ども1人ひとりが意欲的に活動を行えるように見守りながら、残り1ヶ月ひよこ組でたくさん遊んで楽しく過ごしていきたいと思います。

<今月の目標>
◇自分の気持ちや考えを安心して言葉で表し、心身共に安定した生活ができるようになる。
❖3歳児クラスへの進級を楽しみにしながら、自分のことを進んで行う。

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2月には、大きくなった会に向け、はな組一丸となって劇ごっこや表現遊びを一生懸命に頑張りました。本番までたくさんの友だちの前での発表など緊張する場面もありましたが、本番では家族の温かい笑顔とともに、朗らかにいつも以上の笑顔いっぱいでやりきった姿がありました。劇『にじいろのさかな』には、一人ひとりにそれぞれの魅力、素敵なところがあるんだ、という事を子ども達にも日々伝えてまいりました。劇ごっこを通して、普段の生活の中でも「ソフトブロック大きいの出来たね!すごい!」「かけっこ早いね!まけないぞ!」と子どもたち同士で褒め合い、姿を認める様子が少しずつ見られるようになり、子ども達の心の成長を大きく感じます。はな組の友だちと行った大きくなった会の思い出を大切に、これからも楽しく過ごせて行けたらと思います。いよいよ3月になり、子どもたちも「ひよこ組さんが来たら、お部屋の使い方教えてあげるの」「ほし組さんになったらね…」とワクワクした表情と、かっこいいほし組になるんだ!という自信が見えてきました。その一方で、もう少し頑張らなければならない事もあります。トイレで排尿、排便した際には「せんせい!拭いてくーださい!」ではなく、保育者と一緒に行い、自分で出来るように拭き方を知る事や、遊んだ玩具をきちんと自分で最後まで片付けるなど、身の回りの事はまだまだ子どもたち一人では出来ない事も見られます。改めて、はな組として最後の一か月、気を引き締めて日々過ごしていけるようにしたいと思います。

<今月の目標>
◇安定感を持って落ち着いて過ごせるようにしていく。
◇進級に向けて期待を持って生活をする。
❖身の回りの事を一人で行えるようにする。

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2月は大きくなった会に向けて、台詞を練習したり、台詞に合った身振りや、ダンスを考える、友だちと話し合いの時間が増えました。僕、私はこうしたいという意見に共感することもあれば、意見の相違もありました。話し合いの場では、相手の話を聞くことの大切さや、改めてLOVE&PEACEの心を忘れずに進めるよう伝えると、自分の気持ちを切り替えて受け入れたり、友だちとの思いを1つにしようと気付いたり、自分たちで考える力が育まれたように感じます。大きくなった会本番は、緊張等も見られましたが、今までの子どもたちの姿があったからこそ自信を持ってステージに立てたと思います。いよいよ残り1か月で1番上の学年となります。自分の身の回りのことは勿論、周りの人のことも考えて行動出来るような優しいつき組になってほしいです。子どもたち1人ひとりが今までの経験を活かし、自信を持って楽しい生活が送れるよう引き続き見守っていきます。

<今月の目標>
◇自信を持ち工夫しながら楽しく過ごせるようにする。
❖生活に必要な身の回りのことを自分から進んで行う。
❖年長になることに期待を持ち、様々な活動に進んで取り組む。

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都内でも少し雪を見ることができ、窓の外を眺めてゆきのこぼうずを歌っていたり、季節を楽しむ様子がある先月でしたが、子どもたちは大きくなった会に向けて熱気に溢れる毎日でした。1月から徐々にはじめた表現遊びに磨きがかかり、子どもたちの表現の幅もどんどん広がっていきました。友だちと協力しながら作り上げたダンスでは、音楽を聴いて「私はこうしたいけど、どう?」「こんな感じはどうかな?」などそれぞれ自分の感じたアイデアを出し合うことができていました。時には気持ちがぶつかることもありましたが、うまく折り合いをつけながら大きくなった会という1年の集大成を経て、また1つ大きく成長した子どもたちには自信がみられるようになってきました。いよいよ卒園まで残り1か月となりました。子どもたちにとって保育園で過ごす毎日が、特別なものになるよう最後まで温かく見守っていきます。また様々な面で成長を感じる子どもたちですが、今月は就学に向けて期待感を持ちながら、1人ひとりが生活の中で自信を持って行動できるように促していきたいと思います。

<今月の目標>
◇保育士等に見守られることで安心し、自信を持って行動できるようにする。
❖就学に対する期待をもって、生活する。
❖相手の気持ちを考えて行動し会話をする。

💉ほけん🏥

今月の保健目標
・一年間の成長を知り、喜ぶ

👂3月3日は耳の日👂
「3」は耳に形が似ていることや、語呂合わせから3月3日が耳の日として制定されました。耳は音を聴くだけでなく平衡感覚をつかさどる大切な器官です。
3月3日は電話の発明をしたベルが生まれた日、そしてヘレンケラーとサリバン先生がであった日と言われています。耳に関係した絵本やことわざもあります。耳に興味を持って大切にしましょう。

こんな様子ありませんか?
・耳をしきりに触っている
・耳を痛がる
・テレビを大きな音で見ている
・何度も聞き返す
・鼻水をかまずにすすっている

気をつけたいこと
・耳の近くで大きな音や声を出さない
・鼻はすすらず、片方ずつかむ
・耳かきをしすぎない
・耳あかが取れそうでも、取りづらい場合や、嫌がる場合は無理をせず、耳鼻科を受診する

耳の絵本・ことわざ
・「みみかきめいじん」/かがくいひろし
・「ききみみずきん」/広島県の昔話
・「きこえるきこえる」/マーガレット・W・B
・耳聞は目見に如かず
・耳を掩うて鐘を盗む など

🌸子どもの花粉症🌸
春シーズンの花粉は、2月ごろから飛散し始めます。下のような症状はありませんか?大人と子どもの花粉症では、特徴も違ってくることがあるようです。気になる場合は、耳鼻科か小児科を受診しましょう。

□くしゃみより、鼻づまりが強い
子どもの場合、鼻が小さいためつまりやすく、つまると花粉も入ってこないため、くしゃみが出にくいようです。
□サラサラ~少し粘っこい鼻水
大人とは違い、粘っこい鼻水も出やすいようです。
□目の充血やむくみ
目のかゆみから、頻繁にこする子どももいます。
□鼻のピクピク、口のモグモグ
くちや鼻のあたりをもぐもぐさせて、しかっめ面になったり、鼻血がでることも。

🌷進級・進学にむけて🌷

【こんな症状があったら要注意】
顔色⇒ぼんやり、青白い、赤っぽい
目⇒ 充血、めやに、まぶたの腫れ、涙目
鼻⇒ 鼻づまり、鼻水
唇⇒ 口の中の痛み、舌が赤い、荒れ
耳⇒ 耳だれ・痛み・聞こえ
のど⇒ 声がれ、咳
胸⇒ ゼーゼー、息切れ
皮膚⇒乾燥、発疹、出血、傷、虫刺され、あざ

【ほかにも観察してみましょう】
尿⇒回数・量・色・におい
便⇒量、色、硬さ、回数、におい、
食欲や睡眠

一年間元気に過ごせましたでしょうか?体のチェックをして新年度も、元気いっぱいで過ごしましょう。一年間お読みいただき、ありがとうございました 。

🥄食育だより🥄

3月献立についてwidth=176
寒さの中に少しずつ暖かさを感じることもあり、今年度も残りわずかとなりました。3月は子どもたちに人気のある献立を多く取り入れています。
また、この時期新とつく食べ物が出回り始め、獲れたてのみずみずしい野菜を献立にも使用していきます。今月のテーマ野菜は「新ごぼう」と「新玉葱」とし、旬の季節ならではの美味しさを味わい、春を感じてもらいたいと思います。

新ごぼうwidth=36
通年出回るごぼうに比べ、柔らかくて食べやすくアクも少ない為、園では水にさらし過ぎないように香りを活かして調理をしていきます。給食では炊き込みご飯、牛肉のしぐれ煮といった旨味を感じられる定番献立に加え、新しくごぼうチップスを提供していきます。

新玉葱width=39
収穫後乾燥させずにすぐに出荷されることから、みずみずしく肉質が柔らかく辛みが少なく感じられます。毎月献立に多く使用される玉葱も、今月は新玉葱を使用していきます。ケークサレという塩味のケーキでは、ハムと合わせて提供していきます。

ひなまつり献立width=150
桃の節句である3月3日には、ちらし寿司や子どもたちに人気の鶏のから揚げを提供します。健やかな成長や幸せを願い、ちらし寿司には、海老や蓮根の縁起物を入れ、生涯食べるものに困らないといった願いも込めて数種類の具材を入れて華やかにお祝いします。また、おやつには蒸しパンにあんこを入れ桜餅風に仕上げた、桜蒸しパンを作り、ひなまつりを伝えていきます。

郷土食~大阪府~width=55
今年度最後の郷土食~大阪府~では、寄せ鍋にうどんを入れた「うどんすき」や、野菜を炊く(煮る)料理である「たいたん」の中に特産である茄子を入れていきます。またお好み焼きを取り入れ、粉もん文化に親しんでもらう献立となっています。

 

3月園だより