社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2023.09.11

令和05年度 花房山目黒駅前保育園333 9月園だより

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さんさんさんだより
SAN SUN SAN
令和5年 9月
社会福祉法人東京児童協会 花房山目黒駅前保育園333
〒141-0021品川区上大崎3丁目1-1MEGURO CENTRAL SQUARE 3階
TEL 03-6721-7331 FAX 03-6721-7332  http://tokyojidokyokai.com/meguro/

 

日中は夏と変わらないような暑い日もありますが、日が落ちるのがずいぶんと早くなってきました。各クラス、夏ならではの遊びを楽しんでいた8月。日増しに日に焼けていく子ども達の姿も夏らしい風景のひとつでした。秋に移り変わり、過ごしやすくなってきた頃には、安全管理を徹底しつつ、近隣の資源を活用するなど、園外活動を盛んに取り入れていきたいと思います。

<333夏の思い出>

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夏といえば…力を合わせてすいか割り
みんなで大きなすいかを囲んですいか割り、乳児クラスも応援に来てくれました。はな組→ほし組→つき組そして最後は先生という順番で一人一人挑戦をしました。最初は遠慮がちだった応援の声も終盤にはボルテージが上がり、割れた瞬間は大歓声。目の前で切ってもらってその場で食べると、給食で出る時とまた違うとっておきの「おいしい」という笑顔を見せてくれました。

width=94 つきぐみ、出張かき氷やさん
この夏、何度か食べているかき氷。最後はつき組がブルーベリーソースを作ってくれ、各クラスへ出張かき氷屋さんをしてくれました。スプーン1杯のソースを上手にかけて全クラスの子どもたちに手渡すと、ドキドキした表情で食べる瞬間を見ていた年長児。「おいしい」と言ってもらえると、嬉しそうな表情と得意げな表情を見せていました。たくさんの人に認めてもらえた喜びがきっと年長児の自己肯定感につながったように感じました。

初挑戦、本格流しそうめん
今やなかなか経験することが少ない流しそうめん。子どもたちからは「ながしそうめんってなに?」という声からのスタートです。「竹で作られた坂道をそうめんが流れて行くからキャッチするんだよ」と説明してから挑戦を始めました。食べたら交代のワンチャンス。高い位置からつき組→ほし組→はな組で一人一人箸やフォークをもって待ち構えます。「ながすよ」という声をかけてから流してみたものの、あまりの速さで目の前を通り過ぎるそうめんに子どもたちは衝撃の表情、そして大笑いでした。2度目にはキャッチできキラキラした目で「とれたー!」と教えてくれました。自分の目の前まで流れてくるまでお椀のそばで箸を持ち待つ子、フォークを竹のそばまで近づけて待ち構える子、すでに竹の中の水に箸をセッティングして待ち構える子、それぞれどうしたらキャッチできるかを考えて挑戦していました。大人が何かを教えなくても発想できる子どもたちの生きる力はすごいと感じた瞬間でした。width=220

 

<引き取り訓練について>width=209
9月1日「防災の日」にちなみ、大規模地震がおきる可能性があるため、緊急避難命令が品川区より発令されたという想定のもと引き渡し訓練を実施いたしました。園では机を使用した緊急避難経路の確保や、お子さまを保護者の皆様に手から手にしっかりと引き渡しをすること、園にある非常食の掲示や試食、災害伝言ダイヤルの使用方法などいざという時の対応を体験していただけたかと思います。また、今年度も品川消防署の方にご協力いただきAEDの使用方法や通報訓練、消火訓練を体験していただく機会を設けることができました。さまざまな有事が起きた時の大人の行動や初動を改めて確認することができる良い機会になったのではと感じております。今ニュースでも報道されているように関東地方も含め、いつ災害が起きてもおかしくない状況にあります。今後もいざという時に子どもたちが安全に避難をすることができるよう毎月1回避難訓練を実施していくとともに、自分で身を守ることの大切さも伝えていきたいと思います。引き渡し訓練にご参加いただいた保護者の皆様におかれましては、ご多用の中ありがとうございました。

<お知らせ>
■実習生の受け入れを行っています。9月園だより
9月4日~9月8日 栄養士学生 1名 (調理実習)
■9月より看護師が産休に入ります。それに伴い看護師1名入職いたします。
※職員体制が変更となります。個人情報保護のためエントランスに掲示させていただきますので改めてご確認をお願いいたします。

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気温が高く、散歩に出られない日が続きましたが、室内で元気いっぱい身体を動かしたり、様々な感触遊びを体験したりして過ごしました。水や氷、寒天遊び等の様々な感触遊びでは、最初は触れることが怖くて保育者にぎゅっとしがみついていた子も、今では自分から素材に手を伸ばし、全身で感触を楽しんでいます。1歳児クラスの友だちと一緒に遊ぶ事も増え、遊び方を良く見て真似をする姿が増えてきています。カップやおたまですくった水を友だちにかけてみたり、水面を叩いて水しぶきをあげたりして楽しみました。また、遊びの中で年上児から玩具をどうぞと譲ってもらう経験をし、少しずつ友だちにもどうぞと玩具を渡し合う姿が増えてきました。保育者との応答的なやり取りをしながら、様々な遊びを楽しむ中で、喃語や一語文での発語ができるようになってきており「まんま」や「ばーい」等の簡単なやり取りを楽しむ姿も増えています。首を振ったり、手を挙げたりしてジェスチャーで保育者とのやり取りを楽しむ子もいます。今月も気温差による体調の変化に気を付けながら、散歩にたくさん出かけ、友だちとの関わりを楽しみながら、身体を動かして元気に遊べるようにしていきたいと思います。

9月のねらい
・気温の変化に気をつけながら健康で快適に過ごせるようにする
・身近な人や物へ興味を示し、保育者等に見守られながら一人遊びや探索遊びを楽しむ

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8月も氷・水風船・寒天などを使った感触遊びや、水遊びをたくさん楽しみました。特に寒天遊びでは、子どもたちは目を輝かせて興味津々な様子でした。寒天の大きな塊のプルンとした感触が気に入り、塊を自分の顔や腕に付けて「つめたいねー」と笑顔になる子。手のひらの中やテーブルに押し付けて「ぶちゅー!」と言いながら潰していき、塊がだんだん小さくなっていく感触を楽しむ子。細かくなった寒天にさらに手のひらをパンパンと打ち付けることで飛び散る寒天を浴びながら互いに「きゃはは!」と笑い合い、全身で楽しんでいました。また、遊び方や友だちとの関わり方には変化が見られ、大きな成長を感じます。食べ物の絵本を友だちと並んで見ながら、「はい」「あむあむ」「おいしいねー」と食べさせる真似をして互いに笑顔でやりとりを楽しむ子どもたちや、マグネットフォームを友だちと一緒に積み上げて楽しむ子どもたちもいます。一方、電車を線路の上で走らせたり、人形に布を掛けてお世話したりと、それぞれ気に入った玩具で一人遊びに没頭する姿もあります。今月も、一人ひとりの気持ちを受けとめ、子どもたちが心と体を使って遊びを満喫できるように見守っていきます。

9月のねらい
・安定した一日の流れの中で自分の気持ちを身振りや言葉で表現し、安心して過ごせるようにする。
・全身を使った遊びや一人遊びを十分に楽しむ。

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8月は、ビオトープにセミやトンボを捕まえにいったり、幼児クラスの流しそうめんを見たり、つき組と一緒にブルーベリーシロップのかき氷を食べたりと、様々な所で夏を感じる活動を行いました。子どもたちも「お外太陽出ててあったかいよ!」「お散歩したらシャワーしたい!」と夏の風物に触れ元気いっぱいに過ごしている姿があります。まだまだ日中は暑い日が続きますが、過ごしやすい日には戸外に出掛けながら、夏の活動を楽しんで行けたらと思います。室内での自由遊びでは、「一緒に遊ぼう!」「これなあに?見せて!」「あれで遊ぼう!」と、友だちと会話しながら遊びを共有する様子が増えています。一方で、遊びが盛り上がっていき室内を駆けたり、玩具の使い方が危なくなっていく様子も見られます。友だちと保育室で過ごす中でも、ルールやきまりがある事を知り、守っていけるようにする。

9月のねらい
・気温差に留意し、健康で快適な生活を送れるようにする。
・ルールや約束事などがあることを知る。

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夏祭りや水遊びを行い気が付けば9月に入りました。はな組になり5ヶ月が経ち、部屋の使い方や道具の使い方などお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら少しずつ慣れてきています。制作コーナーで折り紙や塗り絵を行い「ママにプレゼントあげるの!」と可愛い制作物を作っている姿があったので、先月の制作ではハサミを使ってクラゲを作っています。直線はズレずに切る事が出来ていましたが、曲線になると「ここ(曲線)難しいな」「どうやって切るの?」と悩む姿があり、ハサミに慣れていない子どもは一回ずつ分けて切っていました。そこで、紙の向きや反対の手の位置など保育者が切りやすいように伝えると素敵な作品が完成しました。今後も自由遊びや制作などで挑戦できるようハサミや様々な道具を使った活動を取り入れていきたいと思います。また、7月からみんなで育てていたカブトムシが成長し、図鑑などを見ながら観察している姿が見られるなど、カブトムシだけではなく他の生き物にも興味を持っている姿が見られるので今月は身近な虫に興味を持てるよう戸外に出かける機会を作っていきたいと思います。

9月のねらい
・自分の気持ちを友だちや保育者等に表しながら安定感をもって過ごせるようになる。
・自然など身近な環境に関わり、興味や関心を持つ。
・身体を動かしたり表現する楽しさを感じる

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夏祭りなど様々な体験を楽しんだ夏が終わり、段々と秋の気配が近づいてきました。8月は夏休みで休みの子どもが多かったこともあり、「今日○○くん来る?」と保育者に聞きに来る姿もありましたが、いつもと違う友だちと遊んでみたり、異年齢の友だちとも遊ぶ姿を見ることが出来ました。しかし、遊びに夢中になってしまい、水分補給を忘れてしまうこともありましたが、その都度声掛けを行っていると次第に「お茶タイム!」「水筒空っぽになったよ!」と自分たちで意識できることが多くなってきました。これから涼しくなってきますが、引き続き水分補給を行いながら楽しく過ごしていきたいと思います。活動では、集団遊びをたくさん増やしています。戸外に行くと友だちや保育者と一緒に鬼ごっこやかくれんぼを行い、どうやって鬼を決めるのか子どもたち同士で話し合うことが出来ました。しかし、時々口調が強くなってしまったり、自分の気持ちを上手に伝えられない子どもの姿も見られています。そんな時には以前行った「チクチク言葉」「ポカポカ言葉」を子ども達の間で思い出して、「それはチクチク言葉だよ」「こころにある見えないバケツが空っぽになっちゃうよ」等と話し合う素敵な姿も見られています。また、折り紙を使って鞄や携帯、パソコンなど様々の物を作る姿もあった為、グループで話し合って一つの作品を仕上げる廃材遊びを取り入れました。「なにを作ろうか」「牛乳パックでロボット作ろうよ!」と友達と一緒に協力して作り、完成したものの発表会をしました。「楽しかった!」「またやりたいね!」という声があったので、今後も身近なものを使って制作を行い、遊びに繋げられるようにしていきたいと思います。

9月のねらい
・自分の不安や葛藤の気持ちを安心して表現し、安定感を持って過ごせるようにする。
・友だちと共通の目的を持って集団で活動することを楽しむ。
・身近な素材や用具を使い自由に描いたり、遊びに使う物を作ったりする。

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猛暑が続いた8月は、暑さから戸外に出られないこともありましたが、その分思い切りやりたい遊びをたくさん行いました。
暑い日には冷たいものが食べたい!子どもたちも「かき氷食べたいなー」と、毎日のように言っていたので食育の一環として、出張かき氷や流しそうめん等、涼しさを感じながら楽しめる活動を取り入れました。かき氷シロップは旬なブルーベリーを潰してシロップにして年下児に提供しました。「美味しい!」と、行ってもらえた嬉しさやまた何かしてあげたいなと言う温かい気持ちにもなりました。また、姉妹園の昭和こども園に行き、他園との交流を深めました。みんなで電車に乗ると、気持ちも高揚し、進む度に路線図を眺めてワクワクが止まらなかった子どもたちですが、今はどういう時なのか自分で考え、公共の場でのルールも守ることが出来ました。そして今年度初めて水着を着て思い切り水遊びを楽しみ、デジタルで遊ぶ近未来な遊びも経験しました。たくさんの興味で溢れ、昭和こども園の友だちとも「一緒に遊ぼう!」と、誘う姿や「ありがとう」と、感謝の気持ちを忘れず伝えられ満足した1日になったと思います。今後も一緒に過ごす友だちと充実した遊びが出来るように、様々な機会を作っていきます。

9月のねらい
・様々な経験を通して、自分の気持ちのコントロールをしながら生活したり遊んだり出来るようにする。
・友だちと力を合わせて遊びを充実させていく。

🏥ほけん🏥
残暑の厳しい日が続いています。夏の疲れが出て体調を崩しやすい時期なので、早寝早起きやご飯をしっかり食べることを心掛け、生活リズムを整えましょう。

width=44防災週間(8月30日~9月5日)
9月1日は防災の日です。もしもの時に備え、非常食や水、ラジオ、懐中電灯などを用意しておきましょう。また、お子さまにも火災や地震が起こったらどのように行動したらよいか、煙を吸わずに逃げる方法や地震の時は机の下に隠れるなど、日頃から繰り返し話し、緊急時に備えるようにしましょう。

救急の日(9月9日)
家の中の事故を防ぎましょう
・子どもの手が届く場所に置いてはいけないもの(薬、洗剤、たばこ、ライター、ポット、炊飯器、包丁などの刃物、針、子どもが飲み込める大きさの細かい物など)
・遊び食べに注意する(喉に詰まることがある)
・踏み台になるものはベランダに置かない(柵を越えて転落することがある)
・コンセントをいたずらできないようにする(感電することがある)
・浴室には子ども1人では入れないよう工夫する(溺水することがある)

width=97救急車を呼ぶべきか迷った時は…
・お住まいの市区町村の救急相談窓口へ電話(救急相談センター「#7119」)
・総務省消防庁が提供している全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)を活用
子どもの病気やけがの相談の際には…
・小児救急電話相談「#8000」
誤飲・誤食など、中毒が疑われる時は…
・つくば中毒110番「029-852-9999」

覚えておきたい主な外傷の応急手当
●出血…
①すり傷などで砂や泥がついている場合はまず洗い流す
②出血部分にガーゼやタオルを当て、その上から手で圧迫する
※感染防止のために、直接手を触れないようにビニール袋などを使用する
③傷口は心臓よりも高い位置にする
●やけど…
①流水で冷やす
②衣服の上からやけどをした場合は、無理に脱がさずそのまま冷やす
③水ぶくれはつぶさない
④冷やした後はガーゼなどで保護し、医療機関へ

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8月健康教育~鼻の話~
8月8日の鼻の日にちなんで、鼻の話をしました。からだの構造上、鼻と耳と口はつながっているため鼻水を吸い込んでしまうと中耳炎になってしまう事、鼻水は優しく片方ずつかむ事を伝えました。また、鼻血が出た時は鼻を押さえて下を向く事、鼻は大切なので指を入れたり物を入れたりしない事を約束しました。鼻血が出た時のおさえ方を実際にやってみると、皆とても上手に押さえられていました。

 

食育だより🥄

まだまだ暑い日が続きますが、暦は秋に突入しました。秋といえば「食欲の秋」や「運動の秋」、「読書の秋」などさまざまな秋が楽しめます。そのような中で、9月はきのこやさつまいも、梨といった秋の実りを使用した心も体もほっこりできる献立となっています。また29日には十五夜献立が登場。栗おこわやお月見つくねなど、食事を通しても日本の文化に触れられる工夫をしています。

おすすめレシピ ~梨ジャムサンド~
梨の甘さを感じられる秋の人気献立です。パンの他にもヨーグルトと合わせるのもおすすめです!
☆材料(4人分)
・梨…1個(皮むきいちょう)
・グラニュー糖…50g
・レモン汁…小さじ1
・食パン…お好みで

☆作り方
①梨、砂糖1/2、レモン汁を鍋で煮る。灰汁は取り除く。
②沸いたら弱火にし、かき混ぜながら煮る。
③残りの砂糖を入れ煮詰める。
④とろみがついたら火を止め冷ます。
⑤パンに塗って出来上がり♪

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width=300家庭でできる食育width=300
さつまいもをマッシュしてみようwidth=44
秋に旬を迎えるさつまいもは食物繊維がとても豊富な食材です。切り口から出るミルク状の白い液体は「ヤラピン」と呼ばれ、胃の粘膜を保護し排便をスムーズにする効果があると言われています。蒸したさつまいもをマッシュする作業は、手軽にできて、指先を使う練習に
もなります。秋の味覚のさつまいもの感触や香りを楽しみながら、親子で楽しくクッキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。