社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2023.04.21

まるのなか保育園大きなおうち 園だより3月号

《3月の保育》

3月は月組さんの卒園式があります。また、進級に向けての部屋移動も予定しています。子どもたちにとっては自分自身が大きくなったと実感する喜びと同時に一緒に過ごしてきた友だちとのお別れを経験する月でもあります。人と別れる事は悲しいことですが、相手のことを思い考える、人との関わりや絆を実感する大切な経験でもあります。

今年度は異年齢での関わりが多かったこともあり、子どもたちにとっても様々な思いが巡っている事かと思います。そんな揺れる思いをしっかりと受け止めつつ、かけがえのない今という時を楽しみ、ひとつでも良い思い出ができるようにしたいと考えています。

また、月の後半には4月からの環境に慣れてもらえるよう、部屋移動を実施いたします。新しい環境に期待が膨らむ一方で不安になる姿もあるかもしれません。大きな変化を迎える時期だからこそ、ゆったりと過ごし、子どもたちの心の声に耳を傾けながら保育をしていきたいと思います。

 

《年度末懇談会》

25日にZOOMにて行いました。お忙しい中、たくさんの方がご参加してくださり本当にありがとうございました。各クラスから一年間の保育の報告と子どもの成長について説明をさせていただきました。一年間クラス保育へのご理解とご協力ありがとうございました。皆様に配布しています入園のしおり(重要事項説明書)について、変更点や一部ルールが周知されていない、誤認されている等についてもご説明いたしました。改めてルールについてのご理解とご協力をお願いいたします。

 

《一年を振り返って》

コロナ対策をして3年が経ちました。今年はようやく保育活動を広げていけるようになりました。運動会や大きくなった会も開催できました。コロナ禍の中で数年を過ごした子どもたちでしたが、しっかりと子ども同士の強い絆を感じることが出来た一年でした。これからの時代、保育目標にある「生きる力を育む」ということが子どもの根っこに育っていることが非常に大切だと改めて思いました。何があってもたくましく生きるために、自分で考えて決める一人で越えられない壁は人と相談する間違えを恐れず、自分なりに自信をもって前に進むといったことを今後も体験できるようにしていきたいと思います。

一年間、保育へのご理解とご協力本当にありがとうございました。年間を通じて至らない点がありました事この場を持ちましてお詫びをするとともに次年度も変わらぬご協力を何卒よろしくお願いいたします。

 

園長 田仲健一

 

あひる組

寒さの厳しい日にも元気いっぱい、笑顔で登園してきてくれるあひる組のお友だち。そんなあひる組さんの姿にいつも元気をもらっています!

今月は天気の良い日も多く、たくさんお散歩に出る事が出来ました。以前は滑り台等の固定遊具で保育者と一緒に遊ぶ事が多かった子ども達ですが、最近は砂場遊びや公園内の探索をしながら自然に触れての遊びも楽しむ姿が見られ、遊びの幅や視野が広がってきた事に成長を感じています。また、自分の力で長距離を歩く事が出来る子は、散歩先の公園までの行き帰りの道のりを歩き、体力をつけています!室内では机上遊びを積極的に取り入れ、お絵描きやシール貼りを楽しみました。真剣な表情で取り組む姿も可愛らしいです。

あひる組として過ごせる日も残りわずかとなりました。この一年で大きく成長した子どもたちの姿を嬉しく、頼もしく感じている今日この頃。残りの日々も子ども達と一緒に思い切り楽しみたいと思います!

今月の歌

〇うれしいひなまつり

〇はるがきた

今月のわらべ歌

〇おはながわらった

今月の目標

○年上児に憧れを持ち真似をしてみようとする。

○衣類の着脱をしてみようとする。

○いけないことや良いこと等を理解しようとする。

 

うさぎ組

散歩に行くのが大好きなうさぎ組さん。公園では寒さに負けず、元気いっぱいに遊んでいます。最近子ども達に人気の遊びが『かくれんぼ』で、保育者が鬼になって数を数え始めると、友だち同士で「あっち!」と声を掛け合いながら隠れる場所を探し、ベンチや木の裏にしゃがみこんで隠れています。見つかった時に「きゃー」と叫びながら大笑いしている姿や、中々鬼に見つけてもらえない時にベンチの隙間からこっそりと鬼の様子を伺う姿がとても微笑ましいです。また、滑り台やブランコ等の遊具を遊ぶ中で、順番に並ぶだけでなく友だちが並んでいるから早めに代わってあげるといった場面も見られるようになっています。着々と芽生えている友だちを思いやるという気持ちを大切にしながら、うさぎ組としての残り1ヶ月を、楽しく楽しくとにかく楽しく過ごし、期待いっぱいでワクワクな気持ちで、ひよこ組に進級していけたらと思います。

今月の歌

〇さんぽ

〇チューリップ

今月のわらべ歌

〇うれしいひなまつり

今月の目標

〇進級することを喜び、楽しみにする。

〇自分の思いや要求を簡単な言葉で伝え、伝わるうれしさを感じながらともに過ごす楽しさを味わう。

 

ひよこ組

寒さの中にも、少しずつ春の暖かい日差しが感じられるようになり、早いもので、今年度も終わろうとしています。大きくなった会も終わり、進級に向けて、戸外活動の際には、うみそらグループ合同で遠方の公園へ向かう日を増やしたり、年上児との異年齢活動や、制作で初めてハサミを取り入れたりしました。年上児や他児のかっこいい姿に刺激を受け、散歩時の約束事を守ろうとして、間を詰めたり端を歩けるようになってきたりしたひよこ組さん。様々なお友達とも積極的に関わろうとしたり、簡単なルールのある神経衰弱や、集団での遊びではむっくりくまさんやしっぽ取りにも興味を示したり、「いーれーて!」「ぼくもやる!」と保育者やお友達と一緒に遊ぶことを楽しむ姿が見られるようにもなりました。寂しくもあと残り1か月で幼児への仲間入り!進級への期待を膨らましながら、見通しを持って過ごしていけるよう、残り僅かの時間を一緒に楽しみたいと思います!

今月の歌

〇おはながわらった

〇春が来た

今月のわらべ歌

〇あぶくたった

今月の目標

〇幼児クラスに進級する事に期待感をもって過ごす。

〇春の自然を発見し、友達と関わりながら観察する事を楽しむ。

 

花組

時が過ぎるのは早いもので、花組として過ごすのも残り僅かとなりましたね。2月はクラス内でも感染症が流行し、「マスク付けたい!」「手洗いうがいちゃんとする!」など子どもたちの中でも健康に意識が向いている様子が見られていました。

さて、花組では先月から『おもいやりの絵本』の読み聞かせを行ってきました。始めは「おもいやりってなあに?」と首を傾げていた子どもたちも、今では絵本に描かれている内容に沿って「どうしたの?って話しかける!」「手伝ってあげる!」等の言葉が沢山上がる様になりました。日々の生活の中でも自分の気持ちをグッと我慢して相手に譲ってあげたり、「思いやりだよ!」と子ども達同士で声を掛け合ったりし、思いやりを少しずつ意識しながら行動出来るようになってきている所です。

進級まで残り1か月!思いやりの心を大切にしていきながら、毎日笑って楽しく過ごせたらと思います!

今月の歌

〇うれしいひなまつり

〇はるよこい

今月の目標

〇大きくなる喜びと、進級への期待を持って生活する。

 

〇身近な自然の変化に気付き、春の訪れを知る。

星組

冷たい風が吹く日でも元気いっぱいな子どもたち。勝敗があるゲームが大好きなみんなと、最近はドッジボールに挑戦し始めました。楽しくなってくるとルールが守り切れなくなってしまう場面もありますが、都度振り返りをしながらルールを守って集団遊びを進める楽しさを味わっています。

さて、早いものでほし組で過ごすのも残り1ヵ月となりましたね。異年齢活動や日々の自由遊びを通して月組さんへの憧れの気持ちが増していると共に、徐々に進級に向けた活動も始まり、少しずつ最年長児になる意識が芽生え始めてきているようです。3月は星組としてのまとめをしつつ、月組さんと沢山遊んで、色々なことを教えてもらって関わりを深めながら、最年長児になることへの期待感や喜びに繋げていけるようにしていきたいと思います。そして進級までの大切な期間、沢山遊んで、沢山笑って、笑顔溢れる毎日を送れるよう、みんなで元気いっぱい過ごしていきたいと思います!

今月の歌

〇春の小川

〇グッデイグッバイ

今月の目標

〇5歳児に進級することを楽しみに過ごす。

 

〇友だちの気持ちを考え、言葉の伝え方に気をつけながら関わろうとする。

月組

大きくなった会も終わり、いよいよ卒園式や就学に向けて気持ちが動いてきた子どもたち。先日、桃花小1年生のお兄さんお姉さんと交流会を行いました。小学校に持っていく物や小学校内の施設の紹介をしてもらうと真剣に聞いている姿があり、ランドセルを背負わせてもらった子どもたちは嬉しそうな表情を浮かべていました。園生活の中でも「ランドセルは〇〇色にした!」等という会話が聞こえてきます。交流会の経験も経て、少しずつ就学や卒園に向けて意識が高まっている様子が見られているので今後も活動の中で期待を持つことが出来るように話していきたいと思います!

活動面では初めての協同制作に挑戦!意見のすれ違いから完成まで時間がかかるかなと思いましたが、「ここはこれでいい?」等と友だちの気持ちを聞きながら制作している姿が見られました。共同で行う活動を少しずつ取り入れていき、他者との関わりの面で子どもたちの力にしていきたいと思います。

今月の歌

○卒園式に向けての歌

○思い出のアルバム

○クラリネット壊しちゃった

今月の目標

・身近な自然と触れあう中で、数、量、文字時間などに関心を深める。

・相手の気持ちを考えて行動し会話をする。

・友だちの良いところに気付き、発信しようとする。

食育だより

先月の食育の様子

【テーマ野菜(大根)の話】

【郷土食(青森県)の話】

【炊飯・味噌汁クッキング】

3月献立について

寒さの中に少しずつ暖かさを感じることもあり、今年度も残りわずかとなりました。3月は子どもたちに人気のある献立を多く取り入れています。

また、この時期新とつく食べ物が出回り始め、獲れたてのみずみずしい野菜を献立にも使用していきます。今月のテーマ野菜は「新ごぼう」と「新玉葱」とし、旬の季節ならではの美味しさを味わい、春を感じてもらいたいと思います。

新ごぼう

通年出回るごぼうに比べ、柔らかくて食べやすくアクも少ない為、園では水にさらし過ぎないように香りを活かして調理をしていきます。給食では炊き込みご飯、牛肉のしぐれ煮といった旨味を感じられる定番献立に加え、新しくごぼうチップスを提供していきます。

新玉葱

収穫後乾燥させずにすぐ出荷されること から、みずみずしさがあり肉質が柔らかく辛みが少なく感じられます。毎月献立に多く使用 される玉葱も、今月は新玉葱を使用していき ます。ケークサレという塩味のケーキでは、 ハムと合わせて提供していきます。

ひなまつり献立

桃の節句である3月3日には、ちらし寿司や子どもたちに人気の鶏のから揚げを提供します。  健やかな成長や幸せを願い、ちらし寿司には、海老や蓮根の縁起物を入れ、生涯食べるものに   困らないといった願いも込めて数種類の具材を入れて華やかにお祝いします。また、おやつには  蒸しパンにあんこを入れ桜餅風に仕上げた、桜蒸しパンを提供し、ひなまつりを伝えていきます。

郷土食~大阪府~

今年度最後の郷土食~大阪府~では、寄せ鍋にうどんを入れた「うどんすき」や、野菜を炊く(煮る)料理である「たいたん」の中に特産である茄子を入れていきます。また、おやつにはお好み焼きを取り入れ、粉もん文化に親しんでもらう献立となっています。

 

ほけんだより

この1年間で子ども達は大きく成長しました。成長した面は、子どもにより様々ですが、子どもたちなりにそれぞれが「○○ができるようになりたい」という気持ちでがんばり、心身ともに成長してきました。保護者の皆様もお忙しい中、感染症対策など日々ご理解ご協力いただきまして、ありがとうございました。

こどもの花粉症

「くしゃみ」より「鼻づまり」が主症状・・ 子どもの鼻は小さいので詰まりやすく、詰まると花粉が入ってこないのでくしゃみが出ないが、口呼吸になるので、口をぽかんと開けているのがポイントです。

・花粉が飛ぶ時期は布団や洗濯ものを外に干さない。

・部屋に入る時は、服についた花粉をはらう

・外から帰ったら濡れたタオルで顔を拭く

・花粉のつきやすい目の粗いセーターなどは避け、ナイロンのような表面が滑らかな素材、服装を心掛ける

お知らせ

4月以降、新型コロナ対策の緩和に向けて、ランチルームのパーテーションを撤去させて頂いています。感染予防のため、食事中は大きな声で話さないように注意しながら、楽しい食事時間を持てるように見守っていきたいと思いますので、今後ともご協力の程よろしくお願いいたします。

キレた子どもを落ち着かせるには!?

きれている時は、子どもが「できない」ことで困っていることのサイン!

★ふるまいには「だめ」、気持ちには「いいよ」

気持ちにつながることで、大人のことばを受け入れる準備ができます。

例「待つのはたいへんだよね。すぐに遊びたいのに使えなかったから怒っているのね」

 

次の質問を思いながら子どもの気持ちをきいて、どうふるまったらいいのかを伝えてみましょう

1:なぜ子どもは「こんなこと」をしたのか?   2:今ここで何を教えたい?

3:どうやって教えるのがいい?

新しい環境に入る子どもが増える春。春は子どもの

交通事故が多い時期でもあります。大人が正しい交通

ルールの手本になり、安全について子どもに伝えましょう。

道路上などでの事故

1,子どもと歩くときは、手をつなぎ白線の内側を歩きましょう。また、歩道を歩くときは、大人が車道側を歩くようにしましょう。

2,道路に飛び出しをしないことなど、交通事故の危険や 交通ルールについて教えましょう。

3,道路越しに子どもに声を掛けると、飛び出しの危険があるので、声を掛けないようにしましょう。

4,駐車場はとても危険な場所です。車の乗り降りの際は特に注意を払ってください。死角も多く、飛び出す危険性もありますので、手を繋いでください。

子ども乗せ自転車での転倒

・座席に乗せる前にヘルメットを着用させ、乗せた後はシートベルトを確実に締めましょう。

子どもを乗せたまま自転車を離れないように

ましょう。

・抱っこで子どもを前抱っこしながら運転することは道路交通法違反です。

2023年4月より、年齢を問わず、自転車に乗るすべての人に

ヘルメットの着用が努力義務になります

消費者庁 子どもの事故防止ハンドブック ・ 警視庁交通部  交通安全情報