社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2023.08.03

R5 園だより7月

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園だより 

令和5年度 7月号

 

《異年齢活動》

今年も花・星・月組の子どもたちが異年齢での関わりをはじめました。グループ名は子どもたちが相談し、お兄さんお姉さんが小さいお友だちの意見も取り入れながら決めていきました。とても個性的でグループの思いが伝わる名前になりました。

7月の夏祭りに向け、各グループは出店についての相談をはじめています。(既にドキュメンテーションで各クラスに掲示)異年齢で関わりながら何かを決めていく過程の中で、自分のイメージを伝える体験、相手の話しを受け止め自分の思いとすり合わせていくという経験につながっています。クラス内での活動では見られない子どもの姿が見られるのが異年齢活動の醍醐味です。

《栽培を始めました》

月組さんが田んぼを作り、稲作をしています。星組さんは夏野菜を栽培し、小さい野菜ができてきました。花組はそらまめくんのベッドを実際に見てみたくて豆を育てています。ひよこ組さんは初めてあさがおを育てることにチャレンジします。

《七夕に向けて》

今年も七夕の短冊を年長さんが作ってくれました。短冊を作るならきれいなものを作ろうと相談し、絵の具を使ったきれいな短冊を園児全員分作ってくれました。2枚ずつお渡ししますので、一枚は園の笹に保護者と一緒に飾り、もう一枚はご自宅で飾ってください。

園長 田仲 健一

width=100 6月からまた1人新しい友だちが増え、より一層賑やかになったあひる組。先月は梅雨に突入したこともあり、室内で過ごすことが多い1ヶ月となりました。楽器遊びや感触遊びなど様々な遊びを楽しむ中で、一際子どもたちの笑顔が多く見られていたのは運動遊び!友だちの後を追いかけトンネルをくぐったり、マットの山を上り下りしたり、何度も繰り返し滑り台で遊んだりする姿が見られていました。どの遊具で遊んでいる際も笑い声が沢山聞こえ、あひる組の子どもたちは運動遊びが大好きなようです!

絵本の読み聞かせに集中して見入る姿や、友だちの持っている玩具が欲しくなり、可愛らしい喧嘩をする姿など、以前は見られなかった姿が毎日のように増えていき、成長を感じる毎日です。来月もこの暑さや雨天が続くかとは思いますが、水分補給を細目に行いつつ晴れた日には積極的に戸外へ出かけたり、沐浴や水遊びをしたりしながら夏を楽しんでいきたいと思います!

 

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気温・湿度共に上がり、夏が近づいてきましたね。園では子ども達の熱中症対策をはじめ、健康管理に十分に気を付けていきたいと思います。

入園・進級時から少しずつお集まりを始めています。最近では活動前には毎日保育者がお集まりの場所に座って手遊びを始めるとすぐに駆け寄ってきて、保育者の周りに座っています。進級したお友だちが大好きだった「りんごころころ」の手遊びも、新入したお友だちも繰り返し行っていく中で覚えてきたようで、大好きな歌の一つとなってきました。みんなで大合唱しながら楽しんで参加しています。友だちと一緒に遊ぶ姿も少しずつ見られるようになってきました。ままごとではお皿に野菜のおもちゃを乗せて「あーん」と食べさせ合っていたりコップを持って乾杯し合っていたりと微笑ましく思います。

これから水遊びも始まります。保育者や友だちと一緒に元気いっぱい楽しく遊びたいと思います。

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 晴れたり雨が降ったりと天気が不安定な日々が続くこの時期ですが、晴れた日に公園に行く事を伝えると「どこ行くの?」と楽しみにする姿が見られています。又、自分から「かくれんぼしたい」「砂場いく」など保育士にリクエストをしたり「先生来て」と誘ってくれたりしながら遊ぶ姿があります。

雨天により室内遊びが日々増えてきています。運動遊びやリズム遊びなど積極的に身体を動かす遊びや、お絵描きやシール貼りなど机上遊びが好きな子ども達が多く、一本橋を一人で渡れるようになったり丸や線を描いたりシールの枠からはみ出す事なく貼れる子が増えてきました。身体を動かす事が大好きなひよこ組さんなので、種類を少しずつ増やして簡単な集団遊びをして楽しく過ごしていきたいと思います。今後水遊びが始まります。寒暖差で体調を崩しやすいこの時期ですが、暑さに負けず元気に身体を動かして笑顔溢れる園生活を送ることが出来るようにしていきたいです。

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 6月は雨の季節ということもあり、子ども達の間では「あめふりくまのこ」が人気で歌をイメージした絵本を見ながら歌うと、その世界観をみんなで共有しながら楽しんでおりました。また「そらまめくんのベッド」という絵本を読んでいる中でお話に出てくるそらまめのふかふかのベッドに一部のお友達が興味を持ち、お部屋の図鑑等で調べている内に「ふかふかのベッド見たい!」という声があったので、クラスで豆を育てることになりました。絵本から子ども達の興味関心が膨らみ、今後も子ども達の思いがどのような展開となっていくのか見守りたいと思います。

4、5月を経て心身ともに成長してきた所も多く、特に集団での活動にみんなで取り組む楽しさとその約束の大切さを、お友達同士で伝え合おうとする姿が多く見られるようになりました。7月以降は夏本番を迎え、散歩等には出辛くなるかと思いますが、夏ならではの遊びを楽しみつつ、みんなで遊ぶ気持ちを育てていきたいです。

width=100 グループ活動を通して話し合いが上手になっている星組さん。自分の気持ちを押し通すのではなく相手の気持ちを聞いたり解決策を考えたりしようとする姿からは成長が感じられます。また、夏野菜の苗植えではグループの垣根を越えて協力し合う姿もありました!本格化した夏祭り活動では、年下児に優しく振る舞ったり自分の意見を発信したりと自己を発揮し一生懸命に取り組んでおり、クラスに戻ると「今日は金魚作ったよ!」「私はスーパーボール!すごいでしょ!?」「○○君は何屋さん?」など話が盛り上がり、行事を楽しみにしている様子が窺えます。

戸外活動では、歩行力が更に付いたことで長い遊び時間が確保され、集団遊びや自由遊びをたっぷりと楽しんでいます。

今月はプールや水遊び、七夕、夏祭りと楽しみが盛沢山ですが、梅雨から夏にかけて気候の変化を大きく感じる時期なので、子どもたちの体調管理に気を付けながら楽しく過ごしていきたいと思います。

 

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徐々に気温が高くなり、夏を感じる季節になってきましたね。6月は待ちに待った遠足を迎え、電車での過ごし方や公共施設での約束事を確認し日々を過ごしてきました。遠足で初めて電車に乗った月組の友達、慣れない人混みに緊張した表情を浮かべながら静かに過ごそうとする姿が見られていました。水族館でも、目新しい生き物に興味を持ちつつ公共施設での過ごし方を思い出し、大きな声でのお話を控えようとしていました。

7月には夏祭りがあります。最年長児としての異年齢活動が開始し、始めは小さな友達との関わりに戸惑うこともありましたが、小さな友達が困っている様子を見かけた際には「〇〇君、〇〇ちゃんこっちにおいで」と手を引いて気遣う様子が増えてきました。異年齢との関わりを通して、小さな友達に対して思いやりを育めるよう見守って行きたいと思います。