社会福祉法人 東京児童協会

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便

2023.04.18

かさい発みらい行きほいくえん 令和5年度4月 園だより

【みらいだより4月】
令和5年4月1日
社会福祉法人東京児童協会
かさい発みらい行きほいくえん
園長 馬場与志子
●今年度のクラス目標●
【1歳児クラス・うさぎ組】
・保育士等が一人ひとりの子どもの気持ちを理解し、受容することによって信頼関係を深め子どもが安心して過せるようにする。
・保育士等からの話しかけや、やり取りによって発語を促されたり、言葉を使う事を楽しむ。
・聞く、見る、触るなどの経験を通して、耳・目・手・指などの感覚の働きを促し、豊かにする。
・食事や排泄、衣服の着脱など基本的な生活活動に興味を持ち自分でやろうとする気持ちを持つ。
【2歳児クラス・ひよこ組】
・ 一人ひとりの子どもが自分の気持ちや考えを安心して言葉で表し、心身ともに安定した生活を送れるようにする。
・保育士等に見守られ、身の周りの事(食事・排泄・着脱など)が自分で出来るようになる。
・ 友だちと関わり、一緒に行動したり、見立て遊び行をしたりする。
・ 運動あそびをとおして、活発に体を動かすようになる。
・ 保育士等を仲立ちとして、遊びの中で保育士等や友だちとの、言葉のやり取りを楽しむ。
【3歳児クラス・はな組】
・一人ひとりの子どもの生理的欲求が満たされ、安定感を持って過ごし、自分の気持ちを安心して
表すことができるようになる。
・身の周りのことが一人で出来るようになり、自信を持って生活をする。
・友だちと過ごすことの楽しさを知り、一緒に遊ぶことを楽しむ。
【4歳児クラス・ほし組】
・一人ひとりの子どもの健康増進を図り安定感を持って過ごせるようにする。
・身の回りのことを意欲的に自ら行い、健康で安全な生活に必要な生活習慣や態度を身につける。
・自分の役割を知り、友だちと協力して共通の目的に向かって最後までやり遂げようとする。
・友だちや異年齢の友だちとの関わりをとおし、思いやりやいたわりの気持ちをもって生活し遊ぶ。
・身近な社会や自然現象の関心を高め、美しさ、尊さなどに対する感性を豊かにする。
width=124 ●ほけんだより● width=124
【 1年間の保健活動 】
 年間の保健行事予定です。
  <保健行事>     < 健康教育>
4月           ・手洗いのお話
5月           ・からだのお話
6月 全園児内科健診
   全園児歯科健診      ・むし歯のお話
7月 頭位・胸囲測定      ・水遊びのお話
8月                 ・鼻のお話
9月                 ・救急のお話
10月 視力測定(星・月組)  ・目のお話
11月 全園児内科健診
         全園児歯科健診   ・咳エチケットのお話
12月 頭位・胸囲測定   ・規則正しい生活のお話
1月                 ・栄養のお話
2月                 ・耳のお話
3月                 ・一年の成長
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【 毎月】
・身体測定
→それぞれの結果はor-childにて配信いたします。
・健康教育(対象:幼児クラス)
→ 健康教育とは、毎月幼児クラスを対象に、身体
の働きや健康の保持・増進についてのお話をし
ています。
【 体調不良時やケガの対応 】
お子さんが保育時間内で37.5~38.0℃以上の発熱があった場合にはご報告の連絡をさせていただきます。その後30分後に再度検温をしてもお熱が下がっていない場合は1時間以内にお迎えに来ていただくようにお願いいたします。また、解熱後24時間は安静のため登園を控えることをお勧めします。
お熱がない場合でも、機嫌が悪い・食欲が無いなどで活動への参加が難しい場合や、嘔吐・下痢などの感染症の可能性がある症状が見られる場合にもお迎えをお願いすることがあります。
状況の報告や、お迎えのお願いは緊急連絡先にさせていただくため、必ず連絡がつくようにお願いいたします。緊急連絡先に変更などがある場合には職員へお声がけください。
また、お子さんが保育時間内にケガをした場合、基本的には園内での応急処置で対応をしておりますが、ケガの程度により医療機関への受診が必要と判断した場合には保護者の方へ連絡をした上で、医療機関への受診をする場合があります。その場合には、翌日の登園時に保険証と医療証をお預かりさせていただいております。
【 薬の預かりについて 】
保育園では、原則としてお薬の預かりしていません。やむを得ず薬を持参される場合は、事前に職員へご相談していただき、医師記入の与薬指示書を薬と一緒にご持参下さい。また、下記の要項を必ず守って下さい。
・医師の処方以外の薬はお預かりできません。
・1回分のみ持参してください。
・薬に名前を明記してください。
・登園時に必ず職員に手渡しして下さい。
(手渡しではない場合で確認がとれない時には、与薬できません)
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●食育だより●
《園の食事について》
~年間目標~
『美味しく楽しく食べる子ども』
乳幼児期から豊かな食の体験を重ねる事は、生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送る基礎となります。当法人では、年間目標を基に季節や旬の食材に合わせ日々食事を提供しています。また、「植えるの植・触るの触・食べるの食」の3つのしょくを乳幼児期の「しょくいく」として日々の教育、保育に取り組んでいます。
今年度1年を通して「園と家庭をつなぐ食」を大切にしていきます。より園の食事内容を理解して頂けるよう、食事の展示・食育コーナー・おたより・ホームページ等でもお伝えしていきますのでぜひご覧ください。
~年間予定~
width=22『季節の食材旬について』width=24 width=19
 昨年度は郷土食を献立の中に取り入れて日本の様々な風土に親しみを持ち、その土地ならではの食事を子どもたちと一緒に味わってきました。そこで、今年度は各季節に旬を迎える野菜・果物・魚について子ども達に伝えながら3つの『しょくいく』に取り組んでいきます。旬の美味しい食べ物に親しみを持つだけでなく、旬を通して日本の美しい四季に親しみを持つ事が出来るような献立を1年間提供していこうとおもいます。
~4月献立の思い~width=26
今年度も園で過ごす1日1日を大切に、美味しく、安心・安全な給食を提供していきます。
★新しい環境に慣れ楽しく食事ができるよう、家庭での食事のように親しみやすい献立を取り入れています。
★子どもたちが食べやすいように食材や切り方、味付けに配慮しています。
★春野菜に親しみ、香りや味覚を楽しめるように旬の野菜を多く取り入れ、食材に興味が持てるように工夫
をし、色彩でも春らしさを感じられる献立にしています。
★青空ランチ(テラスで食事をするなど普段とは違う雰囲気の中での食事をする)を取り入れ、楽しい雰囲気
の中食事が出来るようにしていきます。
★友達と一緒に食べる楽しさや喜びを感じながら、落ち着いて食事をすることができるように家庭的なラン
チルームを心がけています。
<先月の食育の様子>
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触:・新玉ねぎ・新ごぼう洗い(1・2歳)
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・新玉ねぎ・新ごぼうの話(幼児)
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食:・キャロットクッキー作り(幼児)
《園での食事の配慮として次の事に気をつけています》
◇旬の食材を豊富に献立に取り入れています。
◇安心、安全な食材を仕入れています。
◇だしは市販だしの使用を控えています。
 かつおや昆布、野菜のくずからだしをとるなど、各園で素材の味を活用する工夫をしています。
◇味付けは薄味で素材の味を活かすように心がけています。
乳児は酸味のあるサラダや汁物などは食べやすいように配慮し、提供しています。
◇個々の喫食量を把握し、成長に見合った盛りつけをしています。
◇その他美味しく食べてもらうために、その日の天候や活動状況に見合った温度や調味、
見た目にも楽しみとなる彩り、食べやすい切り方や食具・食器の使用にも配慮しています。
《園で提供しない食材について》
誤嚥事故を防止するため、以下の食材に関しては園にて提供をしません。ご家庭でもなるべく控えることをおすすめします。
<園で提供しない食材>
<食 材> <理 由>
<煎り大豆、うずらの卵、飴、球形チーズ>・・・球形という形状が危険な食材のため
<ミニトマト、巨峰、マスカット、さくらんぼ>・・・球形という形状が危険な食材のため、大玉トマトやデラウエア等に代替する
<餅、白玉団子>・・・つるつるしているため、噛む前に誤嚥してしまう危険が高いため
<いか>・・・小さく切ることで、加熱すると固くなりかみ切れず、気道に入る危険がある食材のため
<カニ、種実類(アーモンド、ピーナッツ)、マンゴー、キウイ、そば>・・・乳幼児は食物アレルギーを引き起こしやすい食材と言われているため
<園の離乳食で提供しない食材>
<食 材> <理 由>
<えび、パイナップル>・・・乳幼児は食物アレルギーを引き起こしやすい食材と言われているため
<こんにゃく、白滝、練り製品(かまぼこ、竹輪)>・・・誤嚥を防ぐため
<チョコレート、生クリーム、プリン、カスタードクリーム>・・・乳児期に合った味(甘味)ではないため
<漬物(たくあん)>・・・乳児期に合った味(塩味)ではないため
<ココア、紅茶、ミルクティー、緑茶、ほうじ茶>・・・カフェインが入っているため
<はちみつ、黒糖>・・・ボツリヌス菌が含まれていため
<フランスパン、ベーグル>・・・固く、食べづらいため。食パンやロールパンに代替えする。
<胚芽米、雑穀米、押し麦>・・・消化に負担がかかるため
<大葉、春菊、三つ葉、茗荷>・・・風味が強いため
<小魚>・・・乳児期に合った固さでないため
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