1月園だより

【みらいだより1月】

令和５年１月4日
社会福祉法人　東京児童協会
かさい発みらい行きほいくえん
園長　馬場与志子

新年明けましておめでとうございます。
昨年中は、保護者の皆様にはたくさんのご理解ご協力をいただきまして感謝申し上げます。2023年は癸卯の年で、「癸」と「卯」の組み合わせから、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると考えられるそうです。

年末年始は、ゆっくり出来ましたでしょうか？子どもたちは生まれてすぐにコロナ禍を送ってきたので、このお正月に初めて会う親戚やお友達に顔を見てもらう機会になったのではないでしょうか？きっと、お互いに喜びあふれた時間を過ごせたのではないかと思います。
園の子どもたちは、お話が上手になり、遊びや運動能力もいつの間にか一人一人の個性を伸ばしながら成長しました。

保育園には、たくさんの玩具や絵本、園庭には砂場も用意しています。しかし、一番大切なのは人的な要素です。私たち職員全員の子どもを見守り、待つ眼差しや言葉、笑顔・・・に囲まれています。今「不適切な保育」が問題になっており、ご心配されている方も少なくないと思われます。我が法人では、職場環境・教育フォロー・研修・福利厚生・相互の気づきなどをヒアリングするなど様々な取り組みをしております。保護者の皆様も是非！小さい事からお声掛けいただき、私たちと一緒に子どもたちを見守り園運営にご参加いただければ幸いです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

●クラスの様子●
【うさぎ】

＜先月の目標＞
・冬の感染症や気温に留意し、一人ひとりの体調に配慮する。
「かして」「どうぞ」等、保育士等が言葉を添えて仲立ちとなり、他児と一緒に遊ぶ楽しさを伝える。

＜先月の様子＞
朝の集まりでの「おはようございます」「あそぼうね」等の挨拶やお返事「はーい」が上手になってきた子どもたち。皆の前でお返事することが恥ずかしいお友だちがいると一緒に手を挙げようとする優しい姿も見られています。
園庭遊びでは段ボールで仕切りを作り家の様にすると、みんなが集まり座ってご飯を食べるごっこ遊びが始まっていました。お料理を作ると「どうぞ！」「いただきます」等と会話を楽しみながら遊ぶ微笑ましい様子が増えてきました。また、玩具を使いたい時には「かして」と泣きながらも自分の気持ちを伝えようとする姿が見られ成長を感じる日々です。
これからも更に寒くなりますが、季節ならではの遊びを取り入れながら健康に過ごしていきたいと思います。

＜今月の目標＞
・気温の変化に留意し、健康に過ごせるよう配慮する。

【ひよこ】

＜先月の目標＞
・寒さに負けず、戸外で十分に体を動かして遊ぶことを楽しむ。
・身の周りのことを自ら行おうとする。

＜先月の様子＞
先月は集団遊びやリズム遊びを通して年上児との関わりが増え、憧れの思いから玩具の片付けや着替え等の身支度を積極的に行う姿が見られ、「〇〇ちゃんもできるよ！」「おにいさんたちと、おなじだよ」と、自信や達成感に満ち溢れていた子どもたちです。クリスマス製作では、自分で作ったマラカスを持ちクリスマスの音楽に合わせて音を出したり、お友だちと一緒に自由に体を動かしたりと、クリスマスの雰囲気を味わいながら笑顔溢れる楽しい時間を過ごしている様子が見られました。また、玄関のツリー等の装飾を見て「サンタさんくるかな？」「〇〇おねがいする」と、期待を膨らませる姿もありました。
今年も子どもたちの笑顔と成長をそばで見守りながら楽しく過ごしていきたいと思います。

＜今月の目標＞
・休み明けの生活リズムを整えながら、寒さに負けず戸外で十分に体を動かして遊ぶ。
・自分の気持ちを言葉で伝え、他児や異年齢児との関わりを楽しむ。

【はな】【つき】
＜先月の目標＞
・冬の生活の仕方を知らせ、身の回りのことを自分で出来るようにする。
・様々な遊びを楽しみながら、他児や異年齢児との関わりを深めていく。

＜先月の様子＞
１２月は季節の歌や製作を通してクリスマスを楽しみにする姿が見られました。製作では糊やはさみ、折り紙、絵の具を使い様々な技法に挑戦しました。初めは指にのりをたっぷりと付け画用紙を貼り合わせていましたが少しずつパーツの大きさに合わせてのりの量を自ら調節することができるようになりました。その後の自由遊びでは「のりはりしたい」「はさみつかいたい」「おりがみやりたい」と言う声が多く聞かれるようになり遊びの幅も広がったように感じます。また、少しずつ友だちとイメージを共有しながらブロックで動物園を作り遊んだり、徐々に集団遊びのルールを理解し、「さいしょは〇〇ちゃんがおにね」と鬼ごっこやボール当て等を楽しんでおり、毎日子どもたちの元気な笑い声がたくさん園庭に響き渡っています。
まだまだ寒い日が続きますが寒さに負けずたくさん体を動かし、食事と睡眠も大切にしながら健康的に過ごしていきたいと思います。

＜今月の目標＞
・自分で出来ることに喜びを感じ、健康的な生活習慣を身に付けられるようにする。
・ルールを守りながら、他児や保育士等と一緒に正月遊びや伝承遊びを楽しむ。

●食育だより●

＜先月の食育の様子＞
触：・かぼちゃの種取り（幼児）・きのこ割き（2歳）・白菜ちぎり（1歳）

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植：・冬野菜の収穫（幼児）

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食：・冬至の話・食具の持ち方の話

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＜1月献立について＞

新年を迎え、日本伝統料理である『おせち料理』をはじめ『鏡開き』や『七草粥』を献立に取り入れ、料理に込められた意味や由来について子どもたちに伝えていきます。また、今月は愛知県の郷土食も献立に組み込んでおり、テーマ野菜の小松菜やほうれん草などの葉物野菜も子どもたちが好き嫌いせずにバランスよく何でも食べられるよう工夫した献立を考えております。

＜ほうれん草＞
とても栄養価が高い緑黄色野菜で、貧血を予防するための鉄分、免疫を高めるビタミンCやβカロテンなどミネラル類がとても豊富です。旬の冬には、栄養価も特に高くなります。園では副菜の胡麻和えやカレーライス、おやつのマフィンに使用し提供します。

＜小松菜＞
βカロテンやビタミンC、鉄分の他、カルシウムも豊富に含まれています。植物性のカルシウムは、吸収率が19％と低めですが、肉や魚、乳製品などの動物性たんぱく質と合わせると吸収率アップが期待できます。園では卵の中華炒めやチーズのチヂミに使用し提供します。

＜おせち料理について＞
おせちとは、『お節句（おせっく）』という言葉からきていて、神様にお供えした後に私たちも頂くとその恩恵が受けることができると考えています。
子ども達には、健康や幸せを願う気持ちが食材ごとに込められていることを伝えていきます。

【園で提供する料理】
田作り　：その年の豊作を願ってたくさん実りますように
きんとん：黄金（お金）に見立て、豊かに暮らせますように

☆この他に、松風焼きと黒豆蒸しパンを提供します。

＜鏡開き＞
お正月にお供えしたお餅を木槌等で割って、無病息災を願ってお汁粉やお雑煮で食べる行事です。園ではお餅の代わりに南瓜餅を使用して提供します。
※当法人では誤嚥・窒息につながりやすい食材の為、お餅の提供は行いませんが、ご家庭で食べる際は子どもの様子に合わせて、十分に注意して召し上がるようにお願いいたします。
３歳未満へのお餅の提供は咀嚼が不十分な為、控えることが望ましいとされています。

●ほけんだより●

新型コロナウィルスの全国の感染者数が増加しています。
同居家族も含め、発熱などの体調不良がある場合には、必ず園にご連絡をお願いします。
保育園は小さな子どももいる集団の場です。たった一人の感染者から感染が拡大するリスクがあります。

【療養・待機期間】
◇陽性者療養期間　　　　　　7日間
◇家庭内感染者の濃厚接触者　陽性者との最終接触日から５日間

＜肌着について＞
寒さも厳しくなり、ヒートテックを着用している子を見かけます。ヒートテックは暖かくてとても良いのですが、汗を吸って熱を発するため、思いきり遊んで汗をかく子どもにとっては温まりすぎて汗疹の原因となることもあります。また、化学繊維によるや乾燥を招くこともあります。保育園ではヒートテックでないものを着用しましょう。
インフルエンザにかかったら！
今シーズンは医師の【意見書】は不要です。保護者記入の【登園届】ご提出ください。

Letter

かさい発みらい行きほいくえん 令和4年度1月 園だより

かさい発みらい行きほいくえん　令和4年度1月　園だより