社会福祉法人 東京児童協会

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便

2023.12.06

かさい発みらい行きほいくえん 令和5年度12月 園だより

【みらいだより12月】
令和5年12月1日
社会福祉法人東京児童協会
かさい発みらい行きほいくえん
園長 馬場与志子

●クラスの様子●
【うさぎ組】
<先月の目標>
・保育士等に援助されながら、身の回りのことをやってみようとする。
・戸外活動を通じて秋の自然に触れ、保育士等や他児と一緒に遊ぶことを楽しむ。

<先月の様子>
寒暖差が厳しい中、衣服の調整をしながら大きく体調を崩すことなく元気に登園していた子どもたち。天気が良い日は園庭やお散歩を楽しむ姿が見られました。
手繋ぎで散歩に行くことが多くなり、『さんぽ』を歌いながら上手に歩く様子が見られています。また、乗り物に興味を持つ姿が多く見られてきている為、これからたくさん散歩に出かけて大好きな乗り物を見つけたり、公園で落ち葉や木の実をお友だちと一緒に集めたりと、冬の訪れを感じながら過ごして行きたいと思います。

<今月の目標>
・寒い時期においても保健的な環境の下、快適で健康的に過ごす。
・「かして」「どうぞ」等の簡単な言葉を用いて、他児と一緒に遊ぶことを楽しむ。

【ひよこ組】
<先月の目標>
・気温の変化や体調に留意し、健康的に過ごせるようにする。
・ルールや約束事などがあることを知る。

<先月の様子>
気温が低くなり寒い日が増えましたが、気温の変化に負けず元気いっぱいに過ごしている子どもたち。室内遊びでは、簡単な集団遊びで爆弾ゲームにみんなで挑戦しています。「〇〇ちゃん」「はい」と名前を呼びかけながらボールを回したり、音楽が止まった時にボールを持っている友だちにみんなで「すきないろはなんですか?」等と相手の好きな物を質問したりする事でさらにクラスの友だちに関心を持つ姿が見られました。また、手足を使う全身運動として梯子や一本橋等の巧技台遊びを行いました。初めは見慣れない巧技台に不安そうな姿も見られましたが、保育者と一緒に手を繋いだり、友だちの楽しそうな様子を見たりすることで今ではとても楽しそうに遊んでいます。今後も子どもたちのできる!に合わせて室内でも楽しく遊べるように色々な集団遊びや全身運動を取り入れていきたいと思います。
<今月の目標>
・気温の変化や体調に留意し、健康的に過ごせるようにする。
・ 製作を通して、クリスマスの行事に親しみを持つ。

【はな組】
<先月の目標>
・戸外で元気に体を動かして遊び、季節の変化を肌で感じる。
・自分の気持ちを言葉で伝えながら、相手の思いにも気付く。

<先月の様子>
空気が冷たくなったことを感じ「かぜがつめたくてきもちいいね」と季節の移り変わりを感じていた子どもたち。散歩では、落ち葉を拾い色の違いに気付いて喜ぶ姿も見られました。また体力がついてきたので初めて少し遠い東葛西さくら公園へ出掛けましたが、道中でも元気に歩く様子が見られています。また公園では、高めの滑り台やターザンロープにも挑戦し、公園の遊具を思う存分楽しんでいました。室内では、初めての事にも楽しんで取り組む姿が見られ、跳び箱遊びに向けて巧技台を両足ジャンプで登ることを頑張っています。「むずかしいかも」と言いながらも挑戦し、出来るようになると上手にジャンプする姿が見られています。そして先月からお当番活動も始まりました。皆の前に立ち、朝の会・帰りの会の挨拶をしたり今日の出来事を話したりしています。前に立つことに緊張しながらもみんなに聞こえるような大きな声で話したり、お友だちの話を聞きながら応援したりとクラス一体となり頑張っている子どもたち。人前に立つ経験を増やしながら、大きくなった会へ向けて自信に繋げていきたいと思います。

<今月の目標>
・季節の行事を通して、息を合わせて演奏したり歌う事の楽しさを味わう。
・思いやりや憧れの気持ちを持ち、異年齢児との関わりを楽しむ。

【ほし組】
<先月の目標>
・季節の変化を肌で感じ、気温に応じて着衣を調節する等、自分自身の体調に意識を向け、健康的に過ごせるようにする。
・遊びを楽しむ中で他児に思いを言葉で伝えたり、受け止めたりする。

<先月の様子>
気温が低くなり寒い日も増えましたが、大きな病気や風邪もなく元気に過ごしています。
主活動では、芸術の秋ということで落ち葉を使った集団製作や、秋ならではの製作を楽しみました。製作で使う落ち葉集めをしたり、自分が拾った物で何かを作る特別感を味わった子どもたち!
友だちのアイデアに「それいいね!」と賛同したり、作品を見て「じょうずだね」「かわいい」等と褒め合う姿も見られ、身も心もとても成長したように感じます。これからも友だちとの関わりの中で、気持ちを伝え合うことや思いやりの気持ちを育んでいけたらと思います。
今年も残すところ1ヶ月!楽しいイベントもたくさんあるので、体調管理に十分留意しながら楽しく過ごしていきます。
<今月の目標>
・一年の終わりを知り、新しい年を迎える準備が出来るようにする。
・様々な素材を使って、遊ぶものを作ったり描いたりして楽しむ。

width=173 ●ほけんだより● width=173

今年も残りわずかとなりました。年末年始は生活習慣が乱れがちとなりますが、睡眠・食事の時間を意識し、病気や事故のない楽しい冬休みをお過ごしください。
子どもは皮膚のバリア機能が未熟な上、冬の乾燥シーズンは肌が乾燥し、かゆみやひび割れなどの肌トラブルを起こしやすくなります。お風呂上りに全身に保湿クリーム、唇にはリップクリームを塗ってケアすることをおすすめします。

【感染性胃腸炎が流行る季節です】
ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが原因で、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などの症状が見られ、発熱する場合もあります。
下痢や嘔吐がある場合は早めに病院で診てもらい、脱水症状にならないよう、こまめな水分補給を心がけましょう。また、吐物や便にはウイルスが含まれているので適切な処理をし、片付け後は手洗い・うがいをきちんと行ってください。
園で嘔吐や下痢によって汚れてしまった寝具や衣類は、感染拡大予防のため洗わずに返却させていただきます。ご理解ご協力お願い致します。

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◎汚れた衣服は…
①85℃の熱湯に1分以上浸けるか、塩素系漂白剤を薄めた物で消毒します
②消毒ができたら洗濯機に入れても大丈夫です
③汚れた場所もしっかりと塩素系漂白剤を薄めたもので消毒を行いましょう

【手洗い】
感染症予防で一番大切なのは手洗いです!
手洗いは、ウイルスを物理的に除去してくれる一番の感染予防になります。
お子さんの手洗いはどうですか。
ぜひ、親子で一緒に手洗い方法を確認してみてください。

《きれいな手の洗い方》

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①腕まくりをし、水道水で手を濡らします

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②石けんをしっかり泡立てます

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③手の平を合わせて洗います

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④手の甲を洗います

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⑤指と指の間を洗います

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⑥指先、爪の中を洗います

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⑦手首を洗います

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⑧石けんを流し、清潔なタオルで拭きます

【感染症について】
現在、全国的に様々な感染症が流行しています。感染症と診断された場合には速やかに園にご連絡をお願いします。また、感染症拡大防止のために症状が出た場合には速やかに受診し、登園停止期間や登園目安をお守りいただきますようお願いいたします。

width=99 ●食育だより● width=99

<先月の食育の様子>
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触:・絵本の読み聞かせ白菜に触れる(1歳)

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・レタスちぎり(3歳)

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植:稲刈り・脱穀(4歳)

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・冬野菜を植える(4歳)
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食:カレー作りのお手伝い(4歳)

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・秋野菜のお話(幼児)

寒さも一層深まっている今月は、南瓜や蓮根などの体を温める根菜を積極的に取り入れています。長ねぎ、玉ねぎ、生姜などを使うとより効果的です。体が温まって血液循環がよくなると、免疫機能が高まり風邪の予防になります。おやつにも出来るだけ温かいメニューを取り入れ、適温での提供を心掛けています。
クリスマスやお正月等、家族で過ごす時間が多くなる時期です。家族で食卓を囲むことは子どもの安心に繋がり、より食事が美味しく感じられますので、行事食に親しむ等、ぜひ楽しい時間をお過ごしください。

width=135【おすすめレシピ:南瓜プリン】width=135
材料(大人2人子ども2人分)
・南瓜     175g・・・A
・牛乳     150g・・・A
・生クリーム  100g・・・A
・卵      100g・・・A
・砂糖      20g・・・A
・バニラエッセンス 少々
★カラメル:砂糖6g、水6g

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<作り方>
①南瓜の種と皮を剥き、適度な大きさに切る。レンジで5分位加熱し、つぶしておく
②Aの材料をボウルで混ぜ、①の南瓜を加え、裏ごしをする
③型に流し入れ、150℃のオーブンで湯煎焼きし30分程焼く
④揺らしてみて、液体感がなく焼き固まっていれば出来上がり
★お好みで煮詰めたカラメルをかけてお召し上がりください

width=125【家庭でできる食育】width=125

width=23~南瓜の種取り~width=25
日本で主流の『西洋南瓜』は、ほくほくしていて甘みの強さが特徴です。抗酸化ビタミンACEのそろった、野菜の中でもトップクラスの栄養価がありますので、ぜひ皮ごと食べることをお勧めします。 園では『南瓜』を取り入れた食育として、南瓜の種取りを行っています。手で触るのが嫌なお友だちも、大き目のスプーンを使えば種とわたを一緒にかき出すことができます。  南瓜はくし形に切り渡してあげると良いでしょう。
手先の発達が見られる年齢向けとして、2歳半ば頃からをお勧めします。とても達成感のある食育活動になると思いますので、
ぜひご家庭でも行ってみてはいかがでしょうか。