社会福祉法人 東京児童協会

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2024.02.09

亀戸こころ保育園 令和5年度2月園だより

今年度も残りあと2ヶ月となりました。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いているので、体調に気を付けて過ごしていきましょう。

12月には、幼児クラス(3.4.5歳児)、1月には、乳児クラス(0.1.2歳児)の大きくなった会があり、4月からの保育園生活で親しんできたことや楽しんできたことを発表しました。毎日の集団生活の中で友だちとの関わり、言語の発達、運動発達など様々な視点で子どもたちの成長を感じる大きくなった会だったと思います。子どもたちの成長は、これからも続きます。そんな一瞬一瞬を大切に今月もおもいっきり楽しんで過ごしたいと思います。

~保育の風景・今年度のテーマ「繋がる」~

[進級への期待]~とつながる~

月組の子どもたちは、毎日食後に園内の掃除を行っています。

昨年度の月組のお兄さんお姉さんに、食後のテーブルや椅子の拭き方、布巾や床雑巾の絞り方、雑巾掛けの仕方などを教えてもらい、4月より友だちと協力して、毎日掃除を頑張っています。「レストラン」「部屋の玩具拭き」「うがいコップ洗い」の箇所にグループ毎に分かれて、昼の当番活動をしています。一人ひとりの役割をグループ内で決め、協力している姿が見られています。掃除の手順を覚えると自信に繋がり、自ら「そうじします!」と声をかけて始める様子も増えています。そんな姿を見ている星組の子どもたちは、「はやく、つきぐみになりたい!」「おそうじがんばる!」と憧れの気持ちと月組になる期待が膨らんでいます。

★お楽しみ

・豆まきごっこを楽しもう!

・ひな祭りの製作を行い、季節の行事に親しもう!

★今月の目標

・冬の自然に触れながら、探索遊びを行う。

・感染症の予防を行い、健康に過ごせるようにする。

★お楽しみ

・節分を楽しもう!

・季節の製作を楽しもう!(ひなまつり)

★今月の目標

・保育者が見守る中で、自分でできる身の回りのことを出来るようにする。

・寒さに負けず、戸外で身体を動かす事を楽しむ。

 

★今月の目標

・寒さに負けず、他児と一緒に身体を動かして遊ぶ。

・ルールのある遊びを理解して楽しむ。

・異年齢児、本園児・分園児との交流を通して 名前を覚え、関係を深める。

★お楽しみ

・節分お楽しみ会を楽しもう!
・折り紙を使った製作を楽しもう!

★今月の目標

・友だちとの関わりを深め、一緒に遊ぶことを楽しむ。

・戸外活動を通して冬の自然に興味や関心を持つ。

・感染症を知り、健康に過ごす生活習慣を知る。

★今月の目標

・寒い中でも元気に身体を動かす。

・自分と違う考えや気持ちに気付き、受け入れようとする。

・最後まで話を聞く姿勢を持つ。

★お楽しみ

・節分お楽しみ会に参加しよう!

・冬の自然に親しもう!

★今月の目標

・様々な運動遊びを楽しむ。

・身の回りの整理整頓を行う。

・話を最後まで集中して聞こうとする。

< 誤嚥や窒息に注意しましょう! >

「おにはそと!ふくはうち!」いよいよ節分の季節がやってきましたね。1年の無病息災を願ってまく豆ですが、思わぬトラブルを招くことがあります。小さい子どもは、かみ砕いたり飲み込んだりする力が不十分なため、肺炎を起こすこともあります。

消費者庁は、「硬くてかみ砕く必要のある豆やナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせないでください」と注意喚起をしています。豆まきをする場合には、子どもから目を離さないようにしましょう。

また、豆やナッツ以外にも様々な食品で誤嚥や窒息は起こります。以下の食材は特に注意しましょう。

・丸くてつるっとしたものあめ・ブドウ・プチトマト・球形のチーズ・うずらの卵・ こんにゃく

・粘着性が高く飲み込みづらいもの餅・ごはんやパン類

・噛み切りにくいものリンゴ・イカ・肉類・生のにんじん・棒状のセロリ

 

誤嚥したときの対応

1歳以上の子どもには、まず「背部叩打法」を行います。異物が除去できなかった場合は、「腹部突き上げ法」を行います。1歳未満の乳児には、「背部叩打法」と「胸部突き上げ法」を数回ずつ交互に行いましょう。意識がない場合は、心肺蘇生を行います。

<背部叩打法>
幼児・・・こどもの後ろから片手を脇の下に入れて、                                      胸と下あご部分を支えて突き出し、あごをそらせます。                                         片手の付け根で両側の肩甲骨の間を強く迅速に叩きます。

乳児・・・片腕にうつぶせに乗せ顔を支えて、頭を低くして、背中の真ん中を平手で何度も連続して叩きます。

<胸部突き上げ法>
片手で体を支え、手の平で後頭部をしっかり支えます。心肺蘇生法の胸部圧迫と同じやり方で圧迫しましょう。

<腹部突き上げ法>

幼児は、後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片方の手を握り拳にして、腹部を上方へ圧迫します。

暦の上では立春を迎えますが、まだまだ厳しい寒さが続きます。2月は風邪やインフルエンザなど感染症が増加する季節であるため、身体を温める事が大切です。園では、ごぼうや蓮根などの根菜類、カブなど保温効果のある冬野菜を取り入れることで、元気に過ごせる工夫をしています。

~感謝して食べよう~

私たちが食事をするまでの過程に、食べものを栽培や収穫をする農家・漁師・畜産家などの生産者や運搬をする業者、販売する小売店、それらを調理する方などたくさんの��程があります。食事の前後に言う「いただきます」「ごちそうさまでした」には食べ物と上記の方々に対する感謝の気持ちが込められています。給食も家庭の食事も、さまざまな人に支えられていることを伝え、苦手なものも挑戦して食べられるように日々の声掛けを大切にしていきましょう。