社会福祉法人 東京児童協会

Letter

便

2023.09.11

亀戸こころ保育園 令和5年度8月園だより

【園長あいさつ】

猛暑が続く夏も終わりに近づき、いつの間にか蝉の声がなくなり、季節はどんどん秋に近づいてきました。
子どもたちは、プール活動や水遊びの他に、氷遊び、色水遊び、泡遊び、ボディペインティングなど、身体全身を使ってたくさんの活動を行いました。夏だけでなく、秋・冬と季節により五感を味わう活動を工夫していきたいと思います。
東京大空襲の犠牲者の慰霊を目的に平成11年から行われ、今年で25回目となります。今年は、台風接近に伴い、式典のみ開催でした。
毎年8月15日の夜、旧中川のふれあい橋付近で行われ、白い舟灯籠に文字や飾りをつけて鎮魂の思いを込めて流しています。今年の分の思いを合わせて来年へつなげていきたいと思います。

~保育の風景・今年度のテーマ「繋がる」~

[卒園児とのつながり]

コロナ禍で開催出来なかった、卒園児交流。
4年ぶりに再会し、60名の小学生が保育園に帰ってきてくれました。
昼の時間には、夏休みの宿題をしたり、先生たちと「楽しかったこと」「保育園の思い出」「今頑張っていること」「将来の夢」など感想を書きながら話をしたりしました。保育園で遊んでいた頃を思い出しながら、小さな子どもたちへのお世話もしてくれました。今回の交流で優しくしてもらう、教えてもらうなどの経験や思いが、在園児へと繋がって行くことを思うと、人と人の繋がりの大切さを改めて感じています。
保育園は、いつでも帰ってこられる場所であり、地域の中の1つとして、子どもたちの成長を見守り続けていきたいと思います。

~防災週間~

実際に災害が起きた場合、災害ダイヤル171を利用して園児の避難状況をお伝えする予定です。体験として8月30日~9月5日の期間、災害WEB171の体験利用をし、伝言を聞くことが出来るようにします。是非この機会に体験してみてください。

 

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残暑の厳しい日が続いています。夏の疲れが出て体調を崩しやすい時期なので、
早寝早起きやご飯をしっかり食べることを心掛け、生活リズムを整えましょう。
★防災週間(8月30日 ~ 9月5日)
9月1日は防災の日です。もしもの時に備え、非常食や水、ラジオ、懐中電灯などを用意しておきましょう。また、お子さまにも火災や地震が起こったらどのように行動したらよいか、煙を吸わずに逃げる方法や地震の時は机の下に隠れるなど、日頃から繰り返し話し、緊急時に備えるようにしましょう。

★救急の日(9月9日)
・子どもの手が届く場所に置いてはいけないもの
(薬、洗剤、たばこ、ライター、ポット、炊飯器、包丁などの刃物、針、子どもが飲み込める大きさの細かい物など)
・遊び食べに注意する(喉に詰まることがある)
・踏み台になるものはベランダに置かない
(柵を越えて転落することがある)

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まだまだ暑い日が続きますが、暦は秋に突入しました。
秋といえば「食欲の秋」や「運動の秋」、「読書の秋」などさまざまな秋があります。
食欲の秋である、9月はきのこやさつまいも、梨といった秋の実りを使用した心も体もほっこり
できる献立になっています。また29日には十五夜献立があり、栗おこわやお月見つくねなど、食事を通して日本の文化に触れられる工夫をしています。

★家庭でできる食育
秋に旬を迎えるさつまいもは食物繊維がとても豊富な食材です。切り口から出るミルク状の
白い液体は「ヤラピン」と呼ばれ、胃の粘膜を保護し排便をスムーズにする効果があると言
われています。蒸したさつまいもをマッシュする作業は、手軽にできて、指先を使う練習に
もなります。
秋の味覚さつまいもの感触や香りを楽しみながら、マッシュしたさつま芋を使い親子で楽しくクッキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。