Letter
園だより
令和8年度5月(第74号)
社会福祉法人東京児童協会 神田川ほとりに花咲く保育園
〒112-0005文京区水道2-9-6
TEL 5810-1651 FAX 5810-1652
新年度がスタートして1ヶ月。新しい環境への緊張が少しずつほぐれ、子どもたちの表情にも柔らかさが見えるようになってきました。一方で、疲れが出やすく、体調や情緒が揺れ動きやすい時期でもあります。園では一人ひとりのペースを大切に、ゆったりとした時間を過ごせるよう見守っていきたいと思います。さて、今年度、当園では「生き物と花育~四季の感性を育む~」をテーマに掲げています。
園前や散歩道には、色鮮やかな花々が咲き誇り、その足元ではダンゴムシやアリが忙しそうに動き回っています。子どもたちにとって、これらは単なる風景ではありません。「お花が笑ってるみたい!」という発見や「虫さんはここがお家なのかな?」という探究心が芽生えます。花があるから虫が訪れ、土があるから草花が育つ。そんな「いのちのつながり」を、遊びの中で肌で感じてほしいと願っています。
植物を慈しみ、生き物の住み家をそっと覗き込むとき、子どもたちの瞳はキラキラと輝きます。思い通りにいかない自然を相手にすることで、忍耐強さや、優しさ、そして四季の移ろいを感じ取る繊細な感性が育まれます。
四季折々の自然との触れ合いを通して、子どもたちの心が豊かに彩られていくよう、私たち保育者も一緒に驚き、楽しみながら歩んでまいります。
疲れを感じやすいこの季節。園でもお家でも、移ろいゆく季節の美しさを感じながら、心も体も焦らず無理せず過ごしていきたいですね。
活動の紹介
暖かな日差しの中で、春の心地よさを感じられる季節となりました。新年度がスタートして一か月が経ち、子どもたちは新しい環境にも少しずつ慣れ、それぞれのペースで園生活を楽しむ姿が見られるようになってきました。園内では、好きな遊びを見つけてじっくりと取り組んだり、友だちや保育者と関わりながら笑顔で過ごしたりする姿が増えています。最初は緊張や不安から涙が見られることもありましたが、少しずつ安心した表情に変わり、自分からバイバイをして室内へ入る姿も見られるようになりました。また、ゆったりと各クラスや園庭で過ごす中で、新しいお友だちや保育者との関わりも深まり、笑顔で過ごせる時間が増えています。戸外では、春の自然に触れながら元気いっぱいに体を動かしています。園庭や散歩先では、アリやダンゴムシなどの身近な虫に興味を持ち、「見て!」「あったよ!」と嬉しそうに伝える姿が見られ、興味や関心を広げています。また、異年齢での関わりも増え、年上児が優しく関わったり、年下児がその姿に憧れたりと、微笑ましいやり取りも見られています。一人ひとりの体調や気持ちの変化に丁寧に寄り添いながら、安心して過ごせる環境づくりを大切にしていきたいと思います。
今年度も、お子様の誕生月の誕生会への保育参加が可能です。
一緒に誕生会に参加していただき、誕生児のお祝いをしたり、その後の園での生活や遊びにも参加していただいたり、保育体験をしながら園生活の様子を身近に感じていただけたらと思っております。
幼児クラス対象、1 家庭 1 名様ずつとなりますが、
給食も一緒に召し上がっていただくことが可能です。
ご調整のうえ、ぜひご参加ください
<懇談会について>
日時 令和8年5月23日(土)
対象 全クラス保護者
場所 保育室3Fホール・各保育室
上記日程にて、保護者懇談会を開催いたします。4月からの子どもたちの様子や今年度の保育についてお伝えしていきながら、保護者の皆様とお子様の様子や育ちについて共有する時間にできたらと思います。
<~令和8年度「オープンセミナー」について~>
東京児童協会におきましては、保育現場と各ご家庭、ならびに地域社会が連携し、子どもたちの健全な成長を支えることを基本理念としております。
その一環として、子育てに関する疑問や課題に対し理解を深めていただく場として、定期的にオープンセミナーを開催しております。
4月は、玩具をテーマに、日頃東京児童協会の各園でどのような玩具を取り入れ、子どもたちの育ちを支える環境づくりを行っているかをご紹介いたします。実際の保育現場の取り組みをご覧いただける機会となっております。
また5月は、「性教育」をテーマに、日常の中で子どもたちへどのように性について伝えていくかについて、現場経験に基づいた具体的な関わり方をご紹介いたします。保護者の皆様が抱えやすい疑問や不安に寄り添った内容となっております。
なお、本セミナーはこれから玄関等に掲示又はKINDYにてアナウンスをいたしますので、興味のある方は是非ご参加ください。動画の視聴には各回ごとにお申し込みが必要となりますので、ぜひお早めにお申し込みください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
| 日付 | 行事 | 対象クラス |
|---|---|---|
| 1日 | 端午の節句お楽しみ会 | 全園児 |
| 7日 | 全園児検診 | 5歳児 |
| 18日 | 体育指導 | 幼児 |
| 19日 | 避難訓練 | 全園児 |
| 20日 | 杉アート | 5歳児 |
| 22日 | 誕生会 | 全園児 |
| 23日 | 保護者懇談会 | 全クラス保護者 |
| 25日 | 異文化交流 | 幼児 |
| 26日 | スポーツPJ「ブレイキン」 | 5歳児 |
日付 | 行事 | 対象クラス |
|---|---|---|
| 3日 | 歯科検診 | 全園児 |
| 4日 | 1歳児健診 | 1歳児 |
| 5日 | 文京区発達巡回(1回目) | 全クラス |
| 6日 | スポーツPJ「フライングディスク」 | 5歳児 |
| 11日 | 5歳児交流 | 5歳児 |
| 15日 | 体育指導 | 幼児 |
| 19日 | 誕生会 | 全園児 |
| 23日 | スポーツPJ「ダブルダッチ」 | 5歳児 |
| 24日 | 避難訓練 | 全園児 |
| 29日 | 水遊び始め | 全園児 |
ぽかぽかとした陽気の中、気持ちのよい季節となりました。新しい生活が始まって一か月。涙が見られていた子どもたちも、少しずつ笑顔で過ごせる時間が増えてきました。
お部屋では、お気に入りの玩具を見つけて「これ!」と手に取り、じっくり遊んだり、保育者と一緒に楽しんだりする姿が見られます。「見て」と伝えるように玩具を差し出したり、にこっと笑いかけてくれたりする様子から、日々の成長を感じています。
テラスでは、シャボン玉遊びが大人気です。ふわふわと飛んでいくシャボン玉を「まてまて~」と追いかけたり、手を伸ばして「パチン!」と割れる様子を楽しんだりと、夢中になって遊んでいます。また、プランターのカブの葉っぱにも興味津々で、じっと見つめたり触れたりする姿も見られます。
5月は、環境に慣れてくる一方で、疲れが出やすい時期でもあります。子どもたち一人ひとりの体調や気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせるようにしていきたいと思います。
○信頼のある保育者の元で、新しい環境や一日の流れに慣れ、安心して過ごせるようにする。
○安心して食べたり眠ったりする。
●室内や戸外で十分に四肢を動かして遊び楽しむ。
●保育士等や友だちと一緒に好きな遊びを楽しむ。
ひよこ組になり、早くも一か月が経ちました。子どもたちは新しい環境にも少しずつ慣れ、落ち着いて遊ぶ姿が増えてきています。
園庭では、友だちや保育者と一緒にアリやダンゴムシ探しを楽しんでいます。見つけると「あそこ見て!」と指差しで知らせてくれたり、そっとつまんで見せてくれたりと、興味津々な様子が見られます。なかなか見つからないと「おーい!アリさーん!」「ダンゴムシさん出ておいで」と声を掛ける、微笑ましい姿も見られています。また、お散歩でもアリやダンゴムシ、チョウを探すことを楽しみにしており、「今日はチョウチョさんいるといいね」と声を掛けると、張り切って探す姿が見られます。
今月も、園庭や散歩を通して春の自然に触れながら、体をたくさん動かし、充実した日々を過ごせるようにしていきたいと思います。
○感染症に留意し、健康に過ごせるようにする。
○生活リズムを整え、安心して過ごせるようにする。
●絵本や言葉遊びを通じて、言葉の表現が豊かになる。
●季節の自然物を使って様々な表現を楽しむ。
憧れの幼児クラスに進級し、ひとつお兄さん・お姉さんになったことを喜びながら、毎日元気に過ごしているはな組さんです。日々、自分で身支度に取り組んだり、年上児に教えてもらったりする中で、物の置き場所や使い方など、新しい環境にも少しずつ慣れてきています。繰り返し経験することで生活の流れも身につき始め、自分から進んで行おうとする姿も増えてきました。今後もこうした経験を大切にしながら、「自分でやってみよう」とする気持ちや生活する力へとつなげていきたいと思います。
初めての体育指導では、「楽しみだな~!」と期待を膨らませる一方で、講師の先生にしっかりと挨拶をする姿が見られ、とても頼もしく感じました。活動では、鉄棒にぶら下がったり、「池に落ちないように!」とイメージしながらストーンの上をバランスよく渡ったりと、サーキット遊びに何度も挑戦し、意欲的に取り組んでいました。
戸外では虫探しに夢中で、「いた!」と声が上がると自然とみんなが集まり、顔を近づけながら興味津々に観察しています。今後も、思いきり体を動かす楽しさや、自然や環境に触れる経験を大切にしながら、さまざまな活動を楽しんでいきたいと思います。
○安心できる環境を整え、子どもが安心した気持ちで過ごしながら、友だちとの関わりを広げていけるようにする。
○生活リズムを整え、安定した気持ちで一日を過ごせるようにする。
●自分の気持ちを相手に伝えようとする。
●身の回りのことを最後まで自分でしようとする
ほし組になり、あっという間に一か月が経ちました。新しい環境や生活の流れに戸惑う姿も見られましたが、保育者と一緒に「どうしたらいいかな」「今は何をする時間かな」と考える中で、自分で気付きながら身の回りのことに取り組む姿が増えてきました。引き続き、「できた」「気付けた」という経験を積み重ねながら、自分で行おうとする意欲へとつなげていきたいと思います。
先日行われた体育指導では、「楽しみ!」「何をするのかな」と期待を膨らませながらホールへ向かう姿が見られました。始まりの挨拶では「よろしくお願いします!」と気持ちを切り替え、丁寧に挨拶する様子に成長を感じました。『忍者の森での修行』を題材にしたサーキット遊びでは、障害物にぶつからないように考えたり、床に足がつかないように工夫したりしながら、一生懸命取り組んでいました。ゴールすると「できた!」とキラキラとした笑顔を見せてくれました。
今後も、遊びを通して体の使い方や考える力を育みながら、さまざまな経験を楽しんでいきたいと思います。
5月のねらい
暖かな日が増え、虫や花に出会える季節となってきました。進級して一か月が経ち、子どもたちは新しい環境にも少しずつ慣れ、年長児としての生活を楽しむ姿が見られています。
進級当初は期待とともに不安な様子も見られましたが、友だちや保育者と関わる中で、安心して過ごせるようになってきました。また、当番活動にも意欲的に取り組み、「今日は〇〇当番だよ!」と嬉しそうに伝える姿から、年長児としての自覚も感じられます。
異年齢での関わりでは、小さい友だちに優しく声を掛けたり、遊び方を教えたりする姿が見られ、思いやりの気持ちが育まれています。相手の気持ちに気付きながら関わろうとする経験を、これからも大切にしていきたいと思います。
戸外活動では、散歩先で見つけたダンゴムシに興味を持ち、「育ててみたい!」という声から飼育を始めました。霧吹きで水をあげたり、栄養士から野菜をもらって餌を用意したりと、日々の関わりを通して命への関心も高まっています。
また、昨年度のつき組が育てていた野菜を使った“リボベジ”にも挑戦し、かぶ・ビーツ・にんじんを育てています。さらに、「野菜総選挙」で選ばれた小玉スイカ・とうもろこし・ハツカダイコンの栽培も始まります。生長の様子を観察しながら、収穫への期待を膨らませている子どもたちです。
今後もさまざまな経験を通して、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して意欲的に過ごせるよう関わっていきたいと思います。
5月のねらい
○遊びや活動の中で自ら水分補給や休息を行い、快適に過ごせるようにしていく。
○健康で安全に過ごす方法が分かり、自分で考えて行動ができるようにする。
●お互いの思いを言葉で伝え合って遊びを発展させていく。
●夏野菜の栽培や生き物の世話に興味関心を持ち、親しみを持ちながら世話をする。
新年度が始まって1ヶ月が経ち、子ども達の緊張も少しずつ解けてきたようです。4月に比べ、活発に遊ぶ姿が増えてきています。この時期は、動きが活発になる反面、心身の疲れが出る頃でもあるため、例年怪我が多くなる傾向にあります。生活リズムを整えながら、疲れを残さないようしっかり休息をとりましょう。
手には、目に見える汚れだけでなく、目に見えない病原体もたくさん付いています。手が汚れたときはもちろんのこと、外遊び後やトイレの後、食事の前の手洗いを習慣づけ、感染予防に努めましょう。
| 手洗いの方法 | 残存ウィルス数(残存率) |
|---|---|
| 手洗いなし | 約100万個 |
| 流水で15秒手洗い | 約1万個(約1%) |
| ハンドソープで10秒または30秒にもみ洗い後、流水で15秒すすぐ | 数百個(約0.01%) |
| ハンドソープで60秒もみ洗い後、流水で15秒すすぐ | 数十個(約0.0001%) |
ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎぐ 工程を2回繰り返す | 約数個(約0.0001%) |
手洗いなしと比較した場合
出展)森功次他:感染症学雑誌、80:496-500,2006
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0800050496.pdf
爪が伸びていると、友だちを引っかいて傷つけてしまったり、爪が割れて思わぬ怪我に繋がったりすることがあります。また、爪の間は汚れが溜まりやすく、手洗いでも洗い残しの多い部分です。特に指しゃぶりや爪を噛む癖、ささくれを剝いてしまう癖がある場合は、爪周囲にばい菌が入って膿が溜まる場合があります。事故防止や感染予防の観点からも、週に一度は爪の状態を確認し、深爪にならないよう注意しながらお手入れをしましょう
春野菜の種まきを行いました。今年は「ラディッシュ」「人参」「とうもろこし」3種類を
つき組さんが選び、プランターで栽培します。「人参の種って青いんだね」「とうもろこしの種は赤いよ」と種をよく観察する姿がありました。「毎日お水あげようね」「早く大きくならないかな」と野菜のお世話や、成長をとても楽しみにしていました。
進級し園生活にも徐々に慣れてきたこの時期は、「五月晴れ」という言葉があるように澄み渡った青空が広がる気候の良い季節です。5月の目標「仲良く食べよう」に向けて、園では戸外で食事をする春風ランチを実施します。友だちや保育者と心地のいい空間を楽しみながら食べる時間を設けています。
また、使用する野菜の種類を増やして色彩を豊かにする事で、視覚からも食欲が湧くような工夫をしています。
端午の節句には、鯉のぼりをあげて男の子の成長を祝います。「端午」とは、月の初めの、5日のことをいい、午と五の音が同じことから5月5日が端午の節句として定着しました。
園では、成長に合わせて呼び名が変わる出世魚の”ぶりの竜田揚げ”や邪気を払うとされる”ちまき”など、子どもの成功や成長と健康を願う食事を提供します。
◆今年の節分は2月3日です◆
5月から6月にかけて旬を迎える新じゃがいもは、一般のじゃが芋よりみずみずしく、薄い皮ごと食べることで食物繊維やビタミンCを多く摂ることができます。
「新じゃがいも洗い」はスポンジなどで軽くこするだけで泥が落ちるため子どもでも取り組みやすく、段々と泥が落ちて白くなる様子に達成感を感じることができます。自分が関わった食材が料理に入っているといつもより美味しく感じ、食べる意欲にも繋がります。ぜひご家庭で一緒に洗ってみてはいかがでしょうか
材料(3人分)
じゃがいも 50g
片栗粉 5g
中濃ソース 適量
かつお節 適量
青のり 適量
作り方