東京児童協会では、東日本大震災から1カ月後の平成23年4月から、東北の復興支援活動を行っています。
東北の地から、東京児童協会の各保育園に勤務している保育士が数多くいます。
たくさんの保育士を育ててくれた東北に、少しでも恩返しできることはあるだろうか。そのように思って現地の保育園を訪ねてみると、震災以来子どもたちや大人は疲れている。笑顔が欲しい。そして気づきました。今、復興の中で課題となっているのは『心のケア』だ、と。
そこで、「歌を通して楽しい時間を過ごす中で、少しでも笑顔でいられる時間を増やすことが出来たら心の支援につながるのでは…」と、活動を続けてきました。
日本の空、そして保育園は子どもの笑顔で繋がっています。同じ日本の保育園として、これからも東京児童協会は継続して東北を支援し続けます。
社会福祉法人 東京児童協会 理事 評議員 菊地政隆